子供の権利
休み明け。ライトはウルフに明楽とナイトを託し、大学へ行った。
悲しんでる暇ないな…。
そう思っていると、携帯がなった。
「金田さんからだ…でも、伝えないとな」
ライトは電話に出た。
「おはよう。金田さん」
“ライトさん…次の休み会えるか?”
どこか様子が変だった。
「私もだ。君に…伝えなければならない事がある」
“わかった。私の家でいいか?あずささんもいるんだ”
「あぁ…わかった」
電話が切れた。
「…」
すると、ノックが聞こえた。ライトは瞬時に刀を出した。
「失礼しますよ。ライト先生」
谷川が入って来た。扉が閉まった瞬間、ライトは刀を抜き谷川の首筋に当てた。
「お前…自分が何したのかわかってるのか!」
サファイアに輝く瞳で谷川を睨んだ。
「三日月龍を観測してたのは…あなただったんですね。そして、レイが襲った三日月龍の…」
「そうだよ!私の大切な…」
ライトは涙を流した。谷川は続けた。
「レイの子は?」
「貴様に教える権利はないだろ!」
谷川はため息を吐いた。
「君以外が観測してると思って、油断してました」
「そうか?レイはとっくに気づいてたと思うぞ?」
谷川はライトを睨んだ。
「これからどうする?でも、当分レイは使えないだろう。今もいないしな」
谷川の肩にレイの姿はなかった。
「レイの胸に二発。回復に時間がかかるから当分は何もできません」
谷川はライトの刀を素手で握った。血が流れた。
「だから、我々は当分何もできない。君に邪魔されたからな。でも。レイの子は必ず奪う。その力を私のものにする」
「あの子たちに罪はないだろ」
「レイ以上の力を持ってるんだ。あのレイが焦ってたんだからな」
「でも、あの子を人間にしたのはお前じゃないか。焦ってたんじゃないのか?私なら力尽くで抑える。自分の龍がしたことだったらそうするな」
谷川は嫌な顔をした。
「あれしか手がなかった。瞬時にレイの子の力を強制的に止めるにはな」
「で、その後の事は考えてたのか?」
谷川は顔を背けた。
「そんな奴が、何も考えずに行動するな!」
ライトは刀を手から離し谷川を蹴り、床に倒し馬乗りになって銃を額に押し当てた。
「ぐぅ…!」
「お前な。自分の親殺されてるんだろ?でも、あの子たちの親はお前らが殺したんだ。やってる事一緒じゃねぇか!」
その目は恐ろしかった。
「ライト先生…参りました」
谷川は渋々手を挙げた。
「うちの子たちに手を出すな。あの子たちが暴れても、私なら止めれる。その覚悟がないならこんな事するな。レイにも言い聞かせろ。悲しむ奴が増えるだけだ」
ライトの瞳が元の黒色に戻った。
「ライト先生。一つ確認がある」
「…」
「レイの子は何人いるんだ?あの子達とあなたは複数言っている」
ライトは銃と刀を閉まった。
「レイに聞けばいいんじゃないんですか?どうせ、レイは気配を感じ取ってると思いますし。あなたに話す権利は私にはありません」
ライトは引き出しから包帯を取り出し、谷川に投げ渡した。
「それに、あの子達はまだ幼い。大人になるまで見守るのが我々の役目ではないですか?」
谷川は血だらけの手を包帯で巻いた。
「たしかにな…」
谷川は立ち上がった。
「今日はもう失礼する」
そう言うと、谷川は出て行った。ライトは椅子に座った。
「はぁ…」
すると、またノックが聞こえた。
「ライト先生。おはようございます」
桶谷が入って来た。床の血を見た。
「え!?誰の!?」
「あぁ…さっき谷川来てな…」
桶谷は何かを察し、床の血を拭いた。
「あぁ…いいよ…」
「いや。ライト先生。何かあったんでしょ?」
桶谷は綺麗に拭いた。
「実はな…アイツら。私の観測してた三日月龍を全滅させた。私の恋人も…」
桶谷は驚いた。
「嘘だろ…嘘だと言って!」
桶谷はライトに詰め寄った。
「本当だよ…」
また涙が流れた。
「ライト先生…」
桶谷も涙を流した。
「私は…守れなかった…」
桶谷はライトを抱きしめた。
「先生は悪くないです!悪いのはアイツらなんですよ!でも、先生は我慢した。俺は絶対にできませんよ!」
男泣きをした。
廊下を歩いていた小峠が、扉越しからその声を聞いていた。
「私とした事が」
また廊下を歩いた。
作者「今日は暖かったなー」
ライト「春だな。そう言えば作者」
作者「はい」
ライト「この物語を作ろう!て思った原点ってあるの?」
作者「えっと、投稿したのも含めての原点ですが。一部シーンが夢で見た物を書いてますね」
ライト「最初の原点は?」
作者「小学かな?シルビアがいた滝のある洞窟。あれが夢に出てきたんです。で、成長するにつれて、頭の中で想像して物語を作ってましたね。元々想像?創造?が絶え間なく頭の中で思い描いてるんです。それをどう表現すればいいかわからず、文字として書いてます。絵が描けたらいいなって何度も思います。でも、昔はノートに書いてたんですが、勉強しないので親に捨てられましたw」
ライト「あらあら。でも、人物の憧れとか、そんな感じかと思ったら違うんだ」
作者「ガチ原点は滝のある洞窟ですね。鮮明に覚えてます。通学や通勤。今の仕事が性に合ってるのもあるんですが、仕事中も想像してますね。前の職場はシフトだったので、ストレスで想像が欠け、この作品書けてなかったんです。だから、最初は10万字行けばいいや精神だったんですが…。多分50万オーバはしてます。いやしてる」
ライト「作者も大変だな〜」
作者「国語能力もないお馬鹿だけど、一人でも多くの人が私の作品を見てくれてるんだって事に感謝してます」




