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競技会への誘い  高校受験

「クロさま。怪我は大丈夫ですか?」


喧嘩からしばらく経った。


「はい。大丈夫です」


クロはブーツを履き、レッスンに備えた。


「よし。では、レッスンしましょうか」


「はい」


厳しいレッスンを受けた。


「クロさま。最近良くなってきてる。ベテルギウスと相性も良くなりましたね」


初老の兵士はクロを褒めた。


「ありがとうございます」


「それに、身長も大きくなりましたね。乗ってる姿がかっこいいですよ」


「う…うん…」


初老の兵士は一つの提案を出した。


「受験が終わったら、みんなに披露しませんか?」


「え!?」


「クロさまはいずれ大会に出られる。その準備運動だと思ってやってみませんか?」


「えぇ…恥ずかしいな…」


クロの顔が赤くなった。


「いえいえ。クロさまはかっこいいですよ。とりあえず、まずは受験を終わらせてからにしましょう」


「は…はい!」


クロはベテルギウスを馬房に戻した。


「先生。学校行ってきます」


「はい。いってらっしゃい」


初老の兵士はクロを見送った。そのままライトの部屋に向かった。


「おはようございます」


部屋に入ると、ライトは行く準備をしていた。


「おはようございます。珍しいですね」


「ちょっとご相談がありましてね」


初老の兵士は空いている椅子に座った。


「クロさまの受験が終わったら、馬の競技会しませんか?」


「ほう…」


「これまでクロさまは頑張ってきました。その頑張りをみんなに見てもらいたい」


ライトは頷いた。


「いいと思います。クロのいい経験になります」


「ついでにライトさまも出ますか?」


「え!?」


ライトは驚いた。


「ライトさまは障害馬術で出てはどうでしょうか?ライトさまもそこそこ上手ですよ?」


「いや…クロの方が…」


「クロさまは馬場馬術です。出ますよね?」


断ったら…またアレ来るんだろうな…。


ライトはお腹を撫でた。


「あ…はい。出ます。ですが、私もクロもそういうのは初めてです。一から教えて欲しいです」


初老の兵士は頷いた。


「準備は私のほうでします。なので、練習はちゃんとしてくださいね?」


「はい…」


「では、失礼します」


初老の兵士は部屋を出た。


私は…まだまだだな。


そう思いながら、指を鳴らし消えた。


「はぁ…」


教授室につき、椅子に座った。すると、ノックが聞こえた。


「おはようございます」


谷川が現れた。


「おはようございます。どうしたんですか?」


「実は、昇格したんです」


「ほう。それは、おめでとうございます」


ライトは拍手した。


「副校長になりました。なかなか来れなくなると思いますが」


「本業優先ですよ」


「所で…あなたに子供いるんですか?」


ライトは睨んだ。


「教えませんよ。仮に、居たとしても手を出されたら許さない。それだけだ」


「ふん…」


「それに私は独身です。わかってるでしょ?人間に興味ない」


「ですよね。私も独身ですが」


「なぜそのような事を?」


谷川はライトを見た。


「たまたま耳に挟んだので」


「へぇ〜」


「でも、仮に居たらあなたと一緒で強いんでしょう…」


「いや…私は弱い。上には上がいる。最近思います。私はまだまだだなと」


「…」


するとチャイムが鳴った。


「では、そろそろ行きます」


谷川は教授室を出た。


「まいったな。でも、何とかなるか」


ライトは論文をまとめた。



高校受験



クロはいつも通りの生活をしながら、落ち着く城の図書室で勉強時間を伸ばした。


「…」


ノートがすぐ埋まった。


「クロ。無理はするなよ?」


ライトはただ見守るしかできなかった。


「うん」


そして迎えた受験。


「クロ。頑張って行ってこい」


部屋でクロは準備をしていた。


「うん。行って来る」


「まぁ、お前なら簡単だと思うが」


「いや。油断したら落ちるよ。それに、目指すは授業料免除だし」


「お金は気にするな」


鞄を持った。


「行ってくる」


「うん。気をつけてね」


クロは指を鳴らすと消えた。


「まぁ…受かるだろ」


ライトはクロが書き終えたノートを見た。


「あいつ…大学入試の勉強してるじゃん。高校入試だっつうの!」


ノートはびっしりと埋め尽くされていた。


「はぁ…私と一緒か」


ライトも行く準備をした。




「はじめ!」


チャイムと共にテストが始まった。


「…」


クロはテストに集中した。谷川をはじめ先生方が生徒たちの監督にあたった。


今年もこの時期がきましたな…。


そう思いながら谷川は受験生を監視した。


そして、最後のテストが終わった。


「お疲れ様です。以上でテストは終わりです」


クロは安堵の息をはいた。


「終わった…」


片付けをした。すると、何かの視線を感じた。


なんだ…?でも、気づかないふりしてた方がいいな。


カバンを持ちそそくさと帰った。


「はぁ…とりあえず帰ろう…」


指を鳴らし消えた。


「…ふーん」


その光景を一匹の龍が窓から眺めていた。




「ただいま…」


「おかえり!受験お疲れ様!」


ウルフが出迎えてくれた。


「ちょっと休む…」


ライトのベットに倒れ込んだ。


「ゆっくり休んで」


布団をかけると、眠ってしまった。


「ただいま」


しばらくすると、ライトも帰ってきた。


「おかえりなさい。クロ…寝てるわ」


すると、クロは起き上がった。


「あ…あれ?叔父さん?おかえり」


メガネをかけた。


「休んでていいよ」


ライトは上着を脱いだ。


「いや…叔父さんに相談が…」


「ん?」


すると、クロのお腹がなった。


「とりあえずご飯食べよ。シェフが今日張り切って作る言ってたし」


「うん」


三人は兵士たちの食堂へ向かった。


「お疲れ様です。クロさま。受験お疲れ様」


「あ…うん」


席に着くと、シェフは料理を持ってきた。オムライスだった。


「おぉ!」


クロのところにはお疲れ様とケチャップで書かれていた。


「クロさまだけ特盛です」


「ありがとうございます!いただきます!」


クロはオムライスを食べた。


「うまぁ…」


「よく食べるな〜」


「ねぇ〜」


ライトとウルフは眺めていた。


「叔父さん…」


「ん?」


クロは話した。


「最後のテスト終わった後に…妙な気配感じてさ。振り向いたらまずいと思ってそのまま走り帰ったんだ」


「ふーん。そうか」


「それだけ?」


「うん。気にしたらダメだ。そもそも不合格かもだし〜」


「こらライトさん!せっかく受験終わったクロに言ったら駄目でしょ!」


ウルフに怒られた。


「で、発表いつだっけ?」


「えっと…卒業式当日。なんか、やばいですよね。学校に合否の通知が届いてその場でみんなに知られるんだし」


「まぁな。まぁ、私は先に受験終わらせて合格もわかってたし」


あぁ…コノ…。


「何か言った?」


「いえ」


クロはオムライスを食べ終えた。


「ご馳走様」


「てかさ…今気づいたんだけど」


ウルフがライトとクロを見た。


「ん?」


「クロ…ライトさん抜かしたよね?」


ライトとクロは顔を見合わせた。


「え…」


「え!?」


二人はそのまま医務室へ走り、勝手に測定器を使って測った。


「マジかよ!俺の方が大きい!」


「えぇ〜!負けた…」


すると、ドクターが現れた。


「二人とも…何やってるんですか…!」


「ひぃ!」


「いや…あの…」


そのまま摘み出された。


「マジかよ。クロに負けたとか…」


「へへ。俺はもっと大きくなるぜ〜」


そのまま部屋へ向かった。




作者「高校受験。ずっと作文しか練習してませんでしたw」

ライト「あれ?テスト受けてないの?」

作者「模試の結果を担任の先生に見られてしまって。お前は一般試験は受からないから、推薦で行けって言われ、作文と面接練習してました」

ライト「そうなんだ」

作者「それでかな?作文苦手だったんですけど、少しだけ好きになりましたね。まぁ、本格的に作文好きになったのは、高校でとある国語の先生に出会ったのがきっかけなんですけどね」

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