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素直な心と意識の否定 ~神代紅葉編~  作者: 朱葉野
日常×出逢い
13/25

拾参

無い体力を全部使って走り、学校に着いたのは1限目の授業が始まって20分くらい経った頃だった。


全力で走ったとはいえ、このタイミングで教室に入るとか物凄く微妙だ。

先生にも良い顔はされないだろう。

全力疾走したのに無駄になったな、そう心の中で思いながら、俺は自分の教室に向かうのを止めて屋上に向かうことにした。



屋上へのドアを開けると、汗に濡れた肌に丁度いい風があたる。

屋上から見る景色は白と緑と青の三色だけ。

校舎は何故か緑に囲まれた所に建てられている。だから屋上に出ても見えるのは生い茂る木ばかり。

でも俺はこの空間が何よりも好きだ。煩い車の音とか人々の雑踏、他にもまぁ色々・・・・・・とにかく煩いものがここにいれば街中にいるよりは静かだし何より快適だ。

あ、でも夏になるとセミとか虫嫌いの連中がギャーギャー言ってるな。別に騒いだり逃げたりしなければ虫たちも何もしないのにな。




どのくらい時間が経ったのか。

フェンスにもたれ掛かってずっと森の方を眺めていたが、それも疲れて仰向けに寝転んだ。

視界の先に見える青い空にゆっくりと流れる白い雲。

それを見ながらゆっくりと過ぎていく時間を微かに感じていた。


「この瞬間が続けば良い」

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