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海外からの訪問者
桜花とクロノスの戦いから1ヶ月後。妹の神前六花は、特別政令指定都市都市サイタマに到着していた。
ここに来るまで飛行機で10時間程の長旅であったため、身体に疲労感が漂っていた。
「全くお母様もとんだ面倒をおしつけてくれましたわね」
六花はつい誰にといわけではなく愚痴をこぼしていた。
今回、六花は自身の母親である神前千花たっての願いで、サイタマへと行く事になった。
具体的には、姉である神前桜花の面倒をみること。また人員不足である、英雄機関サイタマ支部を手伝って欲しい。この2つが千花の願いであった。
正直、既に米国を拠点にヒーローの活動を開始していた六花にとって、迷惑以外の何物でもなかった。しかし千花の願いを無下に断る等出来るはずもなく、こうして東洋の島国に降り立っている。
(まったくご自分の面倒くらいご自分で見ていただけないと困りますわよね)
聞くところによると、桜花は悪の組織ティターンズの総帥クロノスを倒した時に怪我をしたらしい。成果はあったとはいえ、ほぼ1人での特攻であったらしく、クロノス以外の幹部の捕縛はできていない、と報告を受けていた。
(まったくスタンドプレーもほどほどにして欲しいですわね。)
六花は大きなため息をつき、空港を後にした。




