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第二話 そして、酒田鮭は集団から排除される
村役場2階にある村議会では見覚えのある顔が見えた。
「ヨォ!村長。」
その人は、酒田鮭。村議会議員だ。
一部の村民からなぜかキモがられている議員だ。
「酒田くん、顔色悪いけど大丈夫?」
「昨日やっと、…3周目だよ。村長さん。」
「おぉぉ!やはりむずいよな。アレ」
「「スーパーマリモ!」」
秘書は目を疑うようにお互いの顔を交互に見た。
「お互い顔合うの初めてだよね?」
「「うん。」」
「じゃあ何でお互い知っているの?」
「「ネトゲで知った」」
「いつから?」
「「10年前から。」」
「え…スーパーマリモてアレネトゲだったんだ…。アクションゲームじゃないのあれ…。」
酒田議員は会話の途中で、時折満面の笑みを浮かべた。その笑顔を見た秘書は、汚物を見るような目で彼を睨んだ。
(流石生ゴミの鮭くん。…笑顔、キモ。)
酒田議員はこの時気付かなかった。村長の秘書に嫌われていることに。
(やはり村長はいい人やな……。ツッコミまで入れてくれる秘書も、もしかしていい人なのでは。さすがやな…。)
つづく




