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村長の毎日  作者: 東山田雲


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3/7

第二話 そして、酒田鮭は集団から排除される

 村役場2階にある村議会では見覚えのある顔が見えた。

「ヨォ!村長。」

 その人は、酒田鮭。村議会議員だ。

一部の村民からなぜかキモがられている議員だ。

「酒田くん、顔色悪いけど大丈夫?」

「昨日やっと、…3周目だよ。村長さん。」

「おぉぉ!やはりむずいよな。アレ」

「「スーパーマリモ!」」


 秘書は目を疑うようにお互いの顔を交互に見た。

「お互い顔合うの初めてだよね?」

「「うん。」」

「じゃあ何でお互い知っているの?」

「「ネトゲで知った」」

「いつから?」

「「10年前から。」」


「え…スーパーマリモてアレネトゲだったんだ…。アクションゲームじゃないのあれ…。」

 酒田議員は会話の途中で、時折満面の笑みを浮かべた。その笑顔を見た秘書は、汚物を見るような目で彼を睨んだ。

(流石生ゴミの鮭くん。…笑顔、キモ。)


酒田議員はこの時気付かなかった。村長の秘書に嫌われていることに。

(やはり村長はいい人やな……。ツッコミまで入れてくれる秘書も、もしかしていい人なのでは。さすがやな…。)

         つづく


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