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人間ならどれほど良かったか
便秘には食物繊維と水分を多く摂ること。
薬は美味しくないけど効くからちゃんと飲むこと。
運動することも大切だから毎日適度に動くこと。
言葉が通じさえすれば、すぐにでも良くなっただろう。
食物繊維の多いフードに変えたら全く食べなくなってしまった。
以前のフードに繊維質のふりかけやペーストを混ぜてもダメだった。
フードを水でふやかしたら見向きもしない。
薬を混ぜようものなら近づきすらしない。
そういうところは野性味を出さなくてもいいのに。
当然便秘は悪化の一歩を辿っていった。
二度目の病院でレントゲンを見せてもらった。
大きな便が出口で詰まっていて、これをふやかしてとらないといけない。
これをとってもまた奥に大きいのがあるので、また詰まったら来てくださいとのことだった。
また悲痛な鳴き声を聞きながらの待合室。
いや。辛いのは、まよなんだ。
頑張れ。できることはなんでもしてあげるから。
処置を終え、胃腸の動きを良くする薬の注射を打ってもらい、下剤を処方されて帰った。
再びビチョビチョのまよとシャワーを浴びた。




