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終わらせる決意

この小説を完結させてしまうと、まよとの思い出も終わってしまうのかと思い、少し書くのをやめていた。

ただ、終わらせないと、まよも浮かばれないような気がして、また書き始めることにした。

語り尽くせないほどエピソードはたくさんあるが、これは最後の半年間の話。

まよの体に異常が出てきて、徐々に弱っていった日々の話。

今まさに猫を飼っている方にとっては辛いかもしれませんので、読む際は自己責任でお願いします。

では本編です。



始まりはちょっとしたことだった。

元々便秘気味で朝に一日分の便を大量に押し出すようにしていた、まよであったが、その日は一日便が出ることはなかった。

そんなことは一度もなかったので、おかしいなと思い、次の日も出なかったら動物病院に連れて行こうと決意した。

やはり次の日も出なかった。

仕事から帰ってきて、まよをキャリーに詰め込み自転車の前カゴに乗せて動物病院へと向かった。

診断結果はひどい便秘。

便をお尻から掻き出す治療が行われた。

「ニャアニャア」と悲痛な鳴き声が聞こえてくる。

30分ほどだったと思うが、その時間は永遠にも感じられた。

処置を終えたまよは、とてもやつれて見えた。

便か尿か薬か、まよの下半身はビチョビチョに濡れていた。

下剤を処方され、便通がなければまた来てくださいと言われ帰宅した。

「まよちゃんごめんね。ご飯とか色々ともっと考えてあげれば、こんなしんどい思いしなくて済んだのにね」

まよに許しを請いながら体を洗ってあげた。

いつもなら走り回ってシャワーから逃げるまよが、小さく「にゃあ」とだけ言って大人しくシャワーを浴びていたのが印象的だった。

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