白い賢者 再会 (第116羽)
[ナツシロ]
あれを見つけたら
この異世界の秘密がわかるかも
[アト]
なっちゃんは、帰りたいの?
[ナツシロ]
いろいろは、考えたよ
でもね、前世と異世界を繋げると
世界が滅びるってラノベに書いてあった
[アト]
ぼくも、そう思う
この異世界も平和だって言えないし
[ナツシロ]
手の届く範囲なら
[ナツシロ][アト]
守りたいよね。
[アト]
そうでしょ、うさぴょん
ここにいるよね、
あっ、見つけた!
[ナビ]
アトは、店の端っこに置いてあった
魔くず入れに入っていた
白いウサギが描かれた
キーホルダーを手にした
[ナビ]
あの時と同じ、目は白かった。
[アト]
ぼくを、呼んでくれたの
うさぴょん、でしょ
会いたかったよ、うさぴょん。
一緒に、この世界に来たはずなのに
いなくなって、心配だったんだよ
家中や家の外も、
探したんだよ。
うさぴょん。また会えて良かった。
[ナビ]
アトは両手でキーホルダーを優しく包み
頬で、うさぴょんの再会を喜んだ
[マラ]
アトそれは、前世にあった物?
どういう事なんじゃ?
[アト]
なぜここにあるのか
ぼくにも、よくわからない?
この異世界の鍵だと、ぼくは思うんだ
このキーホルダーには、不思議なちからが
ある様な気がするんだ。
[ナビ]
アトは、キーホルダー手に、
おばさんの元へ、これをください。
[魔結晶店主]
(おばさんは、それを見て
こんなのあったかさね?)
こんなガラクタを買いに来たのか?
うちの店を馬鹿にしてるのかさね
うちは、老舗の魔結晶店さね
王家御用達さね
ちょっと教育が、必要なガキさね
[魔結晶店主]
あーそれさねー
売りもんじゃないさね
[アト]
あそこの魔くず入れに
捨ててあったやつだよ
ゴミじゃん。
[魔結晶店主]
そんなのわしの勝手さね
この店の中にある物は、
わしの物さね。
[アト]
じゃあ、いくらなら売ってくれるの?
[魔結晶店主]
そうきたさね、いひひ
そうさね〜〜
いくらにつり上げてやろうさね
銀貨1枚いやいや5枚、いやいや
泣かしてやろうさね
これは貴重な物さね
金貨1枚は
[ナビ]
パン!
アトは秒で金貨をだした。
[魔結晶店主]
金貨一枚は、く、だ、ら、な、い
はわ〜〜〜。
[アト]
じゃーもらっとくね!
[魔結晶店主]
おばさんは、金貨を手にして
ぢょーーと!おまじーーー、ひゃ〜ひゃ〜
あんたこれは金貨じゃないさね
[アト]
アレ?王様にもらった金貨だったよ
[魔結晶店主]
王様、王様さねーーーひえぇーーー!
[ナツシロ]
アト、カッコよかった!
[アト]
でしょ、でしょ。
[ナツシロ]
やっぱり、ふっかけて来たからね
[アト]
狙ってました。
[ナツシロ]
スカッとしたよ。




