白い賢者 エメラルドクリスタル (第117羽)
[ナツシロ]
逃げるが勝ちだよ
[アト]
他の魔結晶でも売りつけるのかな
[ナツシロ]
貴重な魔結晶あるかも?
[アト]
見てたら欲しくなる
[ナツシロ]
ちょっとだけ見て帰る?
[アト]
おばさん。まだ、足りないの?
マラ先生、帰ろうか
なんか、ふっかけて来そうだから、
[魔結晶店主]
まっまっまってさねと
言っておろうが、
お主、お主、あの子か?
[アト]
どの子?
[魔結晶店主]
ドラゴンに乗って来た音痴か?
[アト]
誰が、音痴やねん!
そだよー、じゃーね
[魔結晶店主]
だから、まつさね、ま、つ、さ、ね!
これは、金貨じゃない
白金貨さね!
金貨の100倍あるさね
[アト]
そうなの?
別にいいよ、これは、
ぼくには価値がつけれないほど大事だから
[魔結晶店主]
わしが、困るさね
この店は、王家御用達店さね
ちょっとからかった、違った教育さね
金は、要らないさね。
こんなのもらったと知れたら
店は、つぶれるさね。
[アト]
おばあさんなら、情報料ってのはどう?
その金貨に見合う、情報もぼくは、
同じ価値があると思っているよ
これは、どこで見つけたの
場所を知りたい?
それを教えてくれたら金貨は、
おばあさんの物って事でいいよね
その情報は、このお店の魔結晶よりは、
価値があるとぼくは、思うよ
[魔結晶店主]
それさね。う〜〜ん情報料さね
悪くない話しさね。
わかったさね、情報と交換さね
それは、南の帝国の商人が持って来た
魔結晶の中にあったはずさね
うちの店はざっくり仕入るやり方さね
安く買って高く売るのかもっとうさね
そん時も確か、魔結晶クズ石もまとめたさね
クズ石の処分代として
適当なねだん付けて買ったさね。
いひひ、ババアの、知恵さね
[アト]
おばあさん、普通に怖いよ!
そうか、帝国から来たのか?
キーホルダーが飛んでいった?
それとも異世界に飛ばされた場所が
帝国領土だったのかな
マラ先生、王都の南が帝国なんだよね
[マラ]
あの国は行った事は、ないな
ヒラマは軍事国家に、興味がなかったから
多分、つまらん街じゃないか?
[アト]
手がかりは帝国、商人、これだけで
帝国に乗り込むのは、安易すぎますか?
ぼくを読んだのには、絶対に理由が
あるとぼくは、思うんだ。
[マラ]
そうじゃな
それは、わらわにもわからないのじゃ
帰ってキーホルダーとやらを
分析でもするのじゃ
[アト]
わかった、帰ったらキーホルダーの事を
いろいろ説明するよ。
[魔結晶店主]
さっきから誰と喋っておるさね
[アト]
あーあ、指輪にいるからわからないか?
マラ先生出て来て。
[マラ]
紹介せんでも良かろう?
[ナビ]
マラが指輪から出て来た。
緑色の玉が魔結晶店主の前に現れた。
[魔結晶店主]
これは!バシ!
[マラ]
こら!何をするのじゃ
[魔結晶店主]
ドラゴンの小娘さね
[アト]
それは、やめて、アト!だよ
どうしたの初対面で、マラ先生、鷲掴み
する人、(くっくくく)
初めて見たんですけど、あはははははは!
[マラ]
アト!アト!助けて〜〜じゃ
[魔結晶店主]
見た事ない結晶石、いや!これは、
エメラルドクリスタル
アダマンタイトと同等!この輝きは!
それ以上さね
[アト]
おばあさん、それくらいにしてあげて!
何があっても、マラ先生は売らないよ。
[魔結晶店主]
ポイ!
気が向いたら、いつでも来るさね。
[マラ]
はーー、助かった。死ぬかと思ったのじゃ
[ナツシロ]
まさか!マラ様が高額商品だったとは!
[アト]
玉だけね。
[ナツシロ]
アトはいずれマラ様の分身体作るんでしょ
[アト]
錬金術のレベル次第だけどね
分身体は、かなり高度だってヒラマ様も
魔法名鑑に書いてあった
[ナツシロ]
アトなら大丈夫、出来るよ。




