白い賢者 お姉さん (第112羽)
[ナツシロ]
アト、食べる前にいただきますって言った。
[アト]
あれ?言ってなかった?
[ナツシロ]
リア様の前では手本にならないとね
[アト]
ご馳走様を前にして、フライングしちゃいました
いただきます!
[ナツシロ]
私も食べたいな!
[マラ]
アトよ、なんだか明日では済まない
様な雰囲気になって来たぞ
[ナビ]
アト様、そのお召し物は、
アト様、それはどこの国の物です
リア様も、実に美しい、よくお似合いです
アト様〜。アト様!
[アト]
静かにしてー、もう〜!
せっかくの美味しいお料理が台無しだから
この着物はマラ様が作ってくれたの
世界で一品物よ、
だからあげられないからね
欲しかったらスケッチして作るといいわ
こんなに料理が美味しいのに
着物なんてどうでもいいでしょう
ふん。バク、バク。
[ナビ]
アトは食べる事でいっぱいだった
[リア]
アトお姉さま、グルメなのだわ
わたしも、食べよっと
[アト]
リアちゃん、皆んなと食べる食事は
美味しくなるのよ
[リア]
ほんとうだ、美味しい!
これもアト様の魔法なんだわ
美味しいですね。アトお姉さま
[アト]
でしょーー。
[ナビ]
メイド長がさっさっさっと
追加を用意してくれた
[メイド長]
どうですか、お味は方は、
[アト]
最高です。美味しいです。
あの〜〜レシピとか
いただけたりできます?
[メイド長]
ええ。
よろしゅうございますよ
後でお部屋にお持ちいたします。
わたくし自慢のグラタンを
沢山食べていただいて、
これは、故郷の郷土料理でして
喜んで食べていただいて
大変、嬉しゅうございます
[アト]
今度、ぼくも作ってみたいです
[メイド長]
よろしければ、一緒にお手伝い
いたしましょうか?
[アト]
是非、お願いします。
リアちゃん、一緒グラタン作らない?
[リア]
えっ、わたしが料理をでしょうか
作った事がありませんわ
[アト]
料理ってね、魔法と同じぐらい
練習がいるんだよ
初めは、上手くいかなくて失敗するかも
でもね、出来た時の嬉しさや
食べてもらって、美味しいって言って
もらえると、もっと楽しくなるんだよ
[リア]
アトお姉様、わたしもお料理、
挑戦したいですわ。
[アト]
ふふ〜ん。
それでこそ妹弟子だ!
[リア]
い、も、う、と!
妹、妹、はい、アトお姉さん
あっ、お姉さま!
[アト]
えっ?どうしたの?
顔、真っ赤だよ?
[リア]
いえ、少し興奮しただけですわ
[ナツシロ]
ちょっと、鈍感なのよね。わたしって
[アト]
どうしたの?
[ナツシロ]
さいあくだわ。
[アト]
えっ、何が。
[ナツシロ]
あとで、上手くいくと良いけど。




