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白い賢者 (アルティメット ホワイト マジシャン)  作者: 四方 十百香


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112/169

白い賢者 お姉さん (第112羽)

[ナツシロ]

アト、食べる前にいただきますって言った。

[アト]

あれ?言ってなかった?

[ナツシロ]

リア様の前では手本にならないとね

[アト]

ご馳走様を前にして、フライングしちゃいました

いただきます!

[ナツシロ]

私も食べたいな!

[マラ]

アトよ、なんだか明日では済まない

様な雰囲気になって来たぞ

[ナビ]

アト様、そのお召し物は、

アト様、それはどこの国の物です

リア様も、実に美しい、よくお似合いです

アト様〜。アト様!

[アト]

静かにしてー、もう〜!

せっかくの美味しいお料理が台無しだから


この着物はマラ様が作ってくれたの

世界で一品物よ、

だからあげられないからね

欲しかったらスケッチして作るといいわ

こんなに料理が美味しいのに

着物なんてどうでもいいでしょう

ふん。バク、バク。

[ナビ]

アトは食べる事でいっぱいだった

[リア]

アトお姉さま、グルメなのだわ

わたしも、食べよっと

[アト]

リアちゃん、皆んなと食べる食事は

美味しくなるのよ

[リア]

ほんとうだ、美味しい!

これもアト様の魔法なんだわ

美味しいですね。アトお姉さま

[アト]

でしょーー。

[ナビ]

メイド長がさっさっさっと

追加を用意してくれた

[メイド長]

どうですか、お味は方は、

[アト]

最高です。美味しいです。

あの〜〜レシピとか

いただけたりできます?

[メイド長]

ええ。

よろしゅうございますよ

後でお部屋にお持ちいたします。

わたくし自慢のグラタンを

沢山食べていただいて、

これは、故郷の郷土料理でして

喜んで食べていただいて

大変、嬉しゅうございます

[アト]

今度、ぼくも作ってみたいです

[メイド長]

よろしければ、一緒にお手伝い

いたしましょうか?

[アト]

是非、お願いします。

リアちゃん、一緒グラタン作らない?

[リア]

えっ、わたしが料理をでしょうか

作った事がありませんわ

[アト]

料理ってね、魔法と同じぐらい

練習がいるんだよ

初めは、上手くいかなくて失敗するかも

でもね、出来た時の嬉しさや

食べてもらって、美味しいって言って

もらえると、もっと楽しくなるんだよ

[リア]

アトお姉様、わたしもお料理、

挑戦したいですわ。

[アト]

ふふ〜ん。

それでこそ妹弟子(いもうとでし)だ!

[リア]

い、も、う、と!

妹、妹、はい、アトお姉さん

あっ、お姉さま!

[アト]

えっ?どうしたの?

顔、真っ赤だよ?

[リア]

いえ、少し興奮しただけですわ

[ナツシロ]

ちょっと、鈍感なのよね。わたしって

[アト]

どうしたの?

[ナツシロ]

さいあくだわ。

[アト]

えっ、何が。

[ナツシロ]

あとで、上手くいくと良いけど。

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