白い賢者 バレた (第109羽)
[ナツシロ]
ちょっと、疲れてない。
[アト]
少し眠たいかな
[ナツシロ]
いろいろ、あったからね
[アト]
パーティ終わるまでだから
[ナツシロ]
油断してると!
[アト]
じゃあ、戻りますか、マラ先生。
開け〜〜扉〜〜!
[ナビ]
アトは、扉を開けて戻った。
[リア]
何をされているのですか?
そこは、物置の部屋じゃあ?
[アト]
あっ、見られた。
やば、リア様に見られた。
[マラ]
あ〜あ、バレたのじゃ!アトよ、
[アト]
アレ〜、こんなところで何しているのかな
リア様。
[リア]
リアで、良いぞリアで
[リア]
私は、アトお姉さまと呼ぶ事にしました。
[アト]
えっ?お姉さま?
(ドラゴンの聖女よりは、マシか〜)
はい、お好きにリ、ア、さ
[リア]
ムゥ?
[アト]
じゃなかったリア。
ふぅ〜
ところでリアは、何しにここへ?
[アト]
その〜、さっきのあれです。
うさうさを
なでなで、しに来ました。
[アト]
くーー、めっちゃかわいい〜〜
あっ〜〜、うさうさね。
家に置いて来た。どうーしよう?
マラ先生どうしよう?
[マラ]
リアよ、もうバレてるぞ、
リアを見てみろ
さっきから扉を開けたり
閉めたりしておるのじゃ
[アト]
リア、何しているのかな〜
ここにうさうさは、いるのか
さっきの部屋はなんじゃ
さっさともうしてみろ。
[アト]
はい、バレましたね。しょうがない
教えるか、マラ先生の
秘密の部屋じゃないし
ぼくの家だから見せても構わなかな?
あー、リアちゃん、さっきの部屋だけど
誰にも言わないって約束できる?
あれは、ぼくの秘密の部屋なんだ
[リア]
秘密の部屋!なんて素敵な言葉ですの
見たいです。アトお姉様の秘密の部屋
[アト]
ちょっとだけだからね。
[ナビ]
アトは仕方なくゲートを開いた
[アト]
ゲート、オープン
[ナビ]
アトは、照れながら小声で叫んだ。
[ナビ]
アトは、3階の森の部屋にリアを案内した
[アト]
リア、こっちよ、こっち。
[リア]
何ですのここ?森の中でしょか?
[アト]
上を見て!
[リア]
上?
えっ?
天井がありますわ、でもお空があります。
この森は?なんですのここは?
アトお姉さま?
[アト]
あーえー、ここはね、その〜
ぼくの家?
[リア]
何をおっしゃってるのかわかりませんわ
[アト]
そうよね
いきなり森の部屋に連れて来て
わからないよね
また、今度、家に招待するから
その時に説明するよ
ドレスが汚れるから私について来て
[ナビ]
そう言うとリアの手を引いて行った
リアは、お姉様の手を見て、
にこにこ しながら両手で手を握った。
[アト]
あっ、ごめん歩くの早かった
[ナビ]
リアは、アトお姉さまが
優しい人だと気づいた。
兄に手を引かれても、強いし、痛いし、
歩くの早いし、「もうだっこ」と言っても
子供じゃないからと
言ってだっこたもしてくれないし。
アトお姉さまをますます、
好きになっていった。
[アト]
確か、このベッドに置いていたはず
いた、いた、寝てるのかな?
[リア]
なぜベッドがあるのかしら
[アト]
おいで、おいで、
雪ちゃん、みかんちゃん、あずきちゃん、
ブルーちゃん、チョコちゃん
[リア]
もう、名前がついているのですね
[アト]
名前、変じゃない?
皆んなかわいいぼくの子だよ
[リア]
とっても良いお名前ですわ
[アト]
ほんとうに!
[リア]
ちっちゃくてかわいいです。お姉さま。
[アト]
リアちゃんは、特別だからね
そのかわり、秘密の部屋は、
ナイショだからね。
[リア]
はい、アトお姉さま
約束いたしますわ。
[ナツシロ]
やっぱり、ドジったわね
[アト]
やってしまった
[ナツシロ]
リアちゃんは、
約束守る子だと思うよ
[アト]
妹にしたい
[ナツシロ]
かわいい、もんね




