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(三)-2

「そういうことなら、送っていこうか。私、車で来ているし」

 実奈美はそう言うと、掛け布団をどけた。裸だと思ったが、シャツは着ていないものの、上の下着は肩紐を下ろした状態であった。布団をどけるとすぐに二本の下着の肩紐を肩に戻した。

 翔太は腕を掴まれて、部屋の真ん中で立っている拓弥の顔を見ていた。

「加島君……?」

「今日は泊まっていけ」

 拓弥はそう言った。

 その様子を見ていた実奈美は、床に放り投げてあったシャツを頭から被った。


(続く)

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