≪特殊用語 紹介≫ | 第一章【First Story of the Babies:《〝世界を浄化する地獄の花〟》】
《2050DD》
2050年3月13日。
それは、この世界が、崩壊した日。
《2050DD》とは、その日に起きた一連の大災厄の、総称である。
その日を境に、世界は、地獄へと変わり果てた。
▶ 地球を覆い尽くした〝破滅の閃光〟によって、人類の半数が消滅。
▶ 人智を超越した怪物・《ヒューマネスト》が出現する。
▶ 各国の主要都市が、電磁結界で防護して隔離された、〝結界避難都市〟へと変貌した。
数多くの人間の運命を、壊滅的に狂わせた、未曾有の大災厄。
その発生原因は――現在に至るまで、一切解明されていない。
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《ヒューマネスト》 (Humanest)
《2050DD》を契機に、突如として全世界に出現した、怪物の総称。
「Human (人類)」と最上位を示す「-est」を組み合わせた呼称であり、“人類の頂点に立つ存在”を意味する。
その種類は多岐に渡り、十数メートル級の巨体を誇るドラゴンや、異常進化した昆虫型の個体などが、確認されている。
既存の科学兵器では太刀打ちできず、各国の軍事勢力は、成すすべもなく蹂躙された。
そして――今もなお、《ヒューマネスト》は、人類に代わる新たな食物連鎖の頂点として、世界に君臨している。
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〈御門大江戸〉
東京都を中心に展開・構築された、〝結界避難都市〟。
同時に、《2050DD》の惨劇後、《ヒューマネスト》の侵攻を防ぐために造られた、人類の防衛圏。
あらゆる物理衝撃を遮断する電磁結界によって、外界から完全に隔離されている。
しかしその後、〈御門大江戸〉は新国家として、再編。
社会的価値の低い住民は、容赦なく追放されることになる。
〈アフターエリア〉――〈御門大江戸〉の外側に広がる、〝それ以外の場所〟へと。
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《拳銃型電磁光砲照射装置》
斎賀天寿郎が開発し、夏神に託した、特殊な拳銃。
窒素を変換し、凄まじい威力のレーザービームとして撃ち出すことができる。
また、バッテリーを装填する場所によって、3つの運用モードを切り替えることができる。
▶ 《休息》 (セーフティ状態)
▶ 《迎撃》 (通常戦闘用)
▶ 《超新星》 (必殺技モード)
夏神はこれに、《HERO》という名を与えた。
「世界を変える英雄の、最強の武器にして、最高の相棒」――そんな意味を込めて。




