≪登場人物 紹介≫ | 第一章【First Story of the Babies:《〝世界を浄化する地獄の花〟》】
【蓮元 夏神】
本作の主人公。15歳。
2050年の《厄災》によって、最愛の両親を喪った少年。
深い喪失と絶望を抱えながらも、 恩師・斎賀天寿郎から《HERO》を託された彼は、変わり果てた世界に抗うため、力を求め続けた。
そして、2055年、3月13日。
人智を超越した怪物・《ヒューマネスト》を撃破した夏神は、新たな目的地・〈狭間交信局〉へと、歩みを進める。
その先に待つものが、希望の光だと信じて――。
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【斎賀 天寿郎】
有智高才な科学者で、夏神に《拳銃型電磁光砲照射装置》という特殊な拳銃を託した人物。
今は亡き彼の両親とは、大学時代の恩師と教え子の関係であり、親睦を深めていた。
厳格な性格と寡黙な態度の持ち主で、必要最低限の言葉しか口にしない。
だが、その言葉の裏には、夏神の未来を誰よりも案ずる、深い覚悟と責任が秘められている。
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【蓮元 莉桜】
夏神にとって、最愛の母親。
少し子供っぽいところもあるが、穏やかで心優しく、誰よりも夏神のことを愛していた。
2050年の災厄によって、愛する夫を目の前で喪ったことで、その心身は徐々に蝕まれていく。
そして――安住の地を追われた末に、力尽きる。
彼女の死は、夏神の心に、深い傷となって、今も消えずに残っている。
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【蓮元 和泉】
蓮元家を支えていた、大黒柱。
豪快で男らしい性格の持ち主で、その屈託のない笑顔は、家族を幸せにする太陽だった。
2050年に発生した〝破滅の閃光〟に巻き込まれ、消滅。
家族を守る、その屈強な背中が消えた瞬間から、蓮元家の未来は、静かに崩れ始めた。
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【謎の鎧の人物】
避難施設、及び新国家・〈御門大江戸〉から、夏神と莉桜を追放した人物。
宝飾品とステンドグラスで構成された、特殊な鎧に身をまとっているため、その素顔や素性は一切不明。
「社会的価値のない劣悪分子に、居場所などない」。
その弱者を切り捨てる非常な言動は、夏神の心に、消えない憎悪を刻み付けるには――十分なものだった。




