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第51話
本部事務所を後にした俺らは、1階のところへとたどり着く。
ここは受付や待合室として使われていたところらしい。
「このあたりにはめぼしいものはなさそうだな……」
当時置かれていたであろうものもほとんどが朽ちている。
薄い本のような柔らかいものが置かれていたものの、それも触れる前から風であおられ、端からちぎれていくようなありさまだった。
「そうね」
受付のところにある棚には、ここに来た時の必要のものも置かれているようだったが、それすら風化して全くわからなくなっていた。
スクティーラが一通り見て回ったものの、彼女にも見れるものはなかったらしく、俺らはいったん受付前にある玄関部から外へと出ることとした。




