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第44話
ジャリッと床に散らばっている何かの破片を踏みながら、俺らは部屋の中に入っていく。こちらもさきほどの図書室と同じように、たくさんの本が置かれている。ただし、いくつか見慣れない形式の書類の束もあったりして、こちらのほうが情報は多く得られそうだった。
「読めるものがあれば教えてくれないか」
スクティーラへ俺が言うが、スクティーラははいはーい、と気軽に手をひらひらと降るぐらいの返事を示すだけだ。この書類の山の前に目を輝かしているのが、表情が読めない位置からでもはっきりと認識できた。




