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地下遺構  作者: 尚文産商堂


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45/54

第45話

 本として形成されていない、何かの厚紙に挟まれて紐でくくられている書類の束を、スクティーラは漫然と読み始める。どうやら読めるもの、読めないものがあるようだが、その書類の束のひもは頑丈で、はモノでも使わない限り切れる様子はなかった。

「これも特別な紐を使っているわね。絹とはまた違う、頑丈で、それでいて細いものだわ」

「初めて見るものだな。これも古代の超文明が作り出したものってことなのか」

 俺もこれは初めて聞いた。後々聞いたところでは、これは古代の超文明が作り出したナイロン紐というものらしい。ただすでに作り方も何もかもわからなくなっていて、再現は不可能だと言われた。

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