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地下遺構  作者: 尚文産商堂


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43/54

第43話

 大体本を読み終わったようで、それからスクティーラが次に行ってもいいわよ、と俺に言ってくれた。

「次は……隣の部屋か」

 確か、下の案内板だったら本部事務所って書かれていたような気がする。図書館から壊れたドアを通って廊下へ。そのまままっすぐ目の前を進んでいくとまた壊れたドアがあって、そこのなかが本部事務所というところらしい。当然のことながら、ここも今までと同じように、誰一人としていない。何だったら、生活やここに数年近く誰かが来ていたという様子も全く見受けられない状態だった。

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