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第39話
他にも興味深い話はあるようだ。
「それであそこからは絶対に出れない、というように封印しているおかげで、中には入れないようね」
「どこまで降りれるかってところだからな、行けるところまで入っておくか」
ほかの本はどんなのがあるんだ、とスクティーラに俺は尋ねた。
「字がかすれて読めないけれど、当時の魔術文明があったときの本とか、何かの説明書、それに日誌ね。日誌も字がかすれて読めないところが多くあるけれど、まだ読める範囲はあったわ」
これよ、と見せられても俺は字が読めないから、ミミズがのたうち回ったようにしか見えなかった。




