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雷子  作者: 三幸
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呉編 海賊討伐

呉編 海賊討伐





陸遜「お姉様、お姉様!」

  

 陸遜は呂蒙の体を揺らす。


呂蒙「んぁ……やぁ伯言……」


陸遜「そろそろ起きないと遅刻ですよ」


呂蒙「大丈夫……私は支度が早いから……伯言の準備が終わったら起こして……」


陸遜「もう終わっています! 先に行きますからちゃんと起きて下さいね!」


呂蒙「うーん……眠い……」


 陸遜は港に向かい呂蒙はそのまま眠りについた。


 陸遜は港で整理整頓された道具と整備の行き届いた船を眺める。


 『走舸』最も一般的な船で約十人程、乗るのが一般的な大きさだが呉軍の『走舸』は倍近くの大きさであった。その『走舸』の並ぶ奥に『楼船』が見える数百人を乗せる水の上の拠点となる軍船である。曹操軍との戦いに備えてか新しい船も何隻か見受けられた。

  

 




 港では呂蒙を除く将兵が既に準備を終えていた

。

呂蒙「いやいや、遅くなってごめんねー。寝過ごしちゃった」


 寝過ごした呂蒙は可愛く言ってみる。


朱桓「呂蒙さん。待ってましたよ」


呂蒙「悪いね朱桓。朝が弱いのは治りそうにない」


朱桓「私も朝弱くなっていいですか?」


呂蒙「もちろんだとも! そしたら怒られるのも半分ずつに出来るね……周瑜様に」


朱桓「あっ。私朝弱くなるのやめときます……」


 朱桓は周瑜の名に委縮する。


陸遜「お姉様。既に甘寧さんと凌統さんは出発してしまいました」


呂蒙「もう……せっかちなんだから。遅れた私が言っちゃいけないか……」


陸遜「海賊討伐は曹操軍との戦いの前に呉の内部の問題を片付けたいと言うことですね」


呂蒙「伯言は理解が早くて助かる」


蒋欽「呂蒙。出発の準備は出来ている」


呂蒙「周泰と徐盛ももう出たのか?」


蒋欽「ああ、とっとと行こうぜ」


陸遜「呉は強力な水軍は他の追随を許さないと聞いたことがあります」


呂蒙「その通り。陸地では曹操軍に勝つことは不可能だ。どうしても水上戦にて撃退しなければならない。もちろん伯言の智もね」


陸遜「そんな……私の智など呉の水軍に比べれば比較するに値するものではありません」


蒋欽「ははっ。そう言った謙虚なところはいいな。なっ朱桓」


朱桓「私も謙虚ですよ? って言うか呉軍では謙虚じゃなきゃ暮らしていけないですよ!」


呂蒙「それは甘寧がいるからだろ」


朱桓「いやっ別に甘寧さんのことを言っているわけでは……」


蒋欽「朱桓。お前もいつか甘寧のことが分かる日が来るよ」

 蒋欽は諭すように伝える。


呂蒙「じゃぁ。海賊連合討伐戦に参りますか」


陸遜「そっそんな! 作戦も何も無いんですか!?」


呂蒙「今回はいらない。伯言、呉軍の将兵の力を良く見てくれ。曹操軍相手にまずは己の力を知らねばな」


陸遜「孫子ですか……分かりました。呉軍将兵の強さと個性を拝見させて頂きます」


蒋欽「ほう。度胸も据わっている様だ」


朱桓「本当ですね。私、陸遜さんとは仲良くなれそうです」


 呂蒙達は海賊の縄張りに向かった。




 兵達は船に乗ると人が変わったように櫂を漕ぐ。


陸遜「早い……」

 陸遜は驚く。


呂蒙「ここまで早く船を進めることが出来るのは訓練の賜物だよ。新兵の多くが洗礼を受ける。初日は腕と腰を必ず痛めて動けなくなるんだけど筋肉痛を乗り越こえて漕ぐ為の体を作る」




 港を出港して日が傾きかける頃に海賊を発見した水域に到着した。本来であれば夜になってもおかしくない距離を呉の水軍は半分の時間で進んだ。


蒋欽「そろそろ海賊が出る場所に到着する」


陸遜「甘寧さん達が見えませんね……」


呂蒙「水上は陸とは違う。呉の水上戦術……よくみておいてくれ」


  呂蒙は遠く見ながら陸遜に言う。


蒋欽「呂蒙。そろそろ準備をしよう」


 蒋欽は着替え始め兵達は軽鎧の上に麻で作られた布を纏う。


朱桓「じゃあ。女性は隠れましょうか」


陸遜「海賊を誘きだすのですね」


呂蒙「流石に軍を相手に襲ってはこないからね。さぁ身を隠そうか」



 呂蒙達はは大きな布に身を包む。海賊が発見された水域から川を更に上る。


河の流れが穏やかな場所に到着すると前方と左右から十を超える船が近づいてくる。


蒋欽「来たな……」


 海賊に軍であることをぎりぎりまで隠し通したことで海賊達は姿を現した。


蒋欽「反転始め!」


 蒋欽は船を反転させる。陸遜は蒋欽のとった行動が海賊から逃げる商船だと思わせる為だと気付く。海賊達は逃がすまいと呉軍の船を必死に追いかける。

 



 距離は少しずつ縮まる。


蒋欽「そろそろか……」


 蒋欽が弓を構える。


陸遜「え! 揺れる船上からこの距離を!?」


呂蒙「伯言。呉随一の弓使い蒋欽の腕前をみておいてくれ」


 蒋欽は矢を放つ。海賊船団の一番後ろの船にいる先頭の海賊に当たる。蒋欽は次々と近づく船から遠い場所の海賊を狙うそれも先頭に立つ者だけを狙った。


陸遜「凄い……あれ程遠くの敵に……! でも、どうして後方の敵から?それも先頭に立つ者だけに的を絞って……」


呂蒙「船の先頭に立つ者は水の流れを読むことに長けている道先案内人なのさ」


蒋欽「呂蒙。みんなを呼ぶぞ」


 蒋欽は一本の矢を取り出す笛矢である。蒋欽は笛矢を真上に放つ。

 

ピイィイイイイ!


 笛矢は高い音を鳴らす。海賊達は自分達が追いかけているのが商船でないことを知り反転し逃げようとするが後方の船の反転が遅れ進めない。水の流れに逆らい反転するのは非常に困難で流れを理解せず向きを変えようとしても船は無駄に大回りになるだけである

 


 その時、一体どこに隠れていたと言わんばかりの間に甘寧達が現れる。


呂蒙「さぁ! 身を隠すのはここまでだ! 一気に叩くぞ!」


 呂蒙の号令で兵達は麻布を脱ぎ一斉に海賊に向けて漕ぎ出す。


 水上戦の基本は弓である。蒋欽の腕が発揮され海賊達は矢で射ぬかれ水の中に落ちる。


朱桓「私も行って来ますね呂蒙さん!」


陸遜「朱桓さん! 一人では危険です!」


呂蒙「伯言。朱桓なら大丈夫。朱桓、行っておいで」


 朱桓は首を縦に振り海賊達の船に飛び移る。小さな身体ながらも素早い。海賊達は斬りかかるも全て躱され武器は空を切り、次の攻撃の前には朱桓に喉を斬られていた。


陸遜「朱桓さん……中々残酷な殺し方をしますね」


 喉を斬られた海賊は喉から出る血を抑えもがき苦しみながら死んでいく。


呂蒙「朱桓は俊敏さはあれど力は強くはない。だから相手の急所を狙うんだ」


 バガ!


 何かが割れる音がした。陸遜は音の方に目を向ける。


甘寧「おらおら! 早く逃げねーと沈んじまうぞ!」

 甘寧が巨剣にて海賊の船底に穴を空けた。


甘寧「この甘寧様を敵にまわしたんだ! 生きて帰れると思うなよ!」


 海賊達の動きが止まり海賊達は一斉に逃げ出す。水の中に飛び込む者も多くいた。


呂蒙「流石は甘寧だ。名前一つで海賊も逃げ出させるなんてやるな」


陸遜「甘寧さんはそれほどまでに有名なんですか?」


呂蒙「この辺りで甘寧のことを知らない奴なんていない。呉軍最強の男は伊達じゃない」



 凌統、周泰、徐盛の船が海賊を囲むように進み海賊達を討ち取っていく。


蒋欽の矢、甘寧の名、朱桓の遊撃により海賊達は一網打尽になった。


 



 海賊討伐を終えた呉軍は港に向かう。


甘寧「はっはー! どんなもんだ! この甘寧様に勝てる奴なんていねーんだよ!」


蒋欽「海賊相手にここまで威張れる甘寧が可愛く見えてくるよ」


呂蒙「まぁ。子どもみたいなところ多いしね」


凌統「陸遜。俺達の戦いを見てどうだった?」


呂蒙「遠慮なしに言ってくれ伯言」


陸遜「甘寧さんの武が突出している様に思います」


甘寧「陸遜! お前中々良いこと言うじゃねーか!」


周泰「うるさいなー。それで後は?」


陸遜「呉の武将は非常に均衡のとれた良将揃いです。各個撃破する様な戦いよりも、甘寧さんを軸にした連携攻撃をすれば負けなしの軍になるかと」


朱桓「あー! 陸遜さん! 甘寧さんに媚び売ってる!」


甘寧「馬鹿野郎! 陸遜は俺の実力を理解したからこそだろ!」


朱桓「私だって甘寧さんのこと強いって言ってるのに!」


甘寧「お前に言われても嬉しくない」


朱桓「がーーーん!」


陸遜「…………」


周泰「いつものことだ。放って置け陸遜」


呂蒙「伯言の言うことは最もだ。曹操軍の精鋭に個々で当たるのは危険だ。私達は私達にしか出来ない戦い方をしよう」


甘寧「陸遜。これからも俺の強さが必要な時はいつでも呼んでくれよ」


朱桓「あーそしたらー」


甘寧「お前は喋んな!」


朱桓「酷い!」


陸遜「ふふふ……甘寧さんなりの朱桓さんに対する愛情表現ですね」


朱桓「そんな愛情表現は嫌です!」


呂蒙「上々だな。伯言、呉の水上戦。どうだった?」


陸遜「素晴らしいの一言です。まさか呉軍がこれ程の水戦術を身に付けているとは思いませんでした」


呂蒙「そう思ってくれて嬉しく思う。だが、それでも曹操軍と戦う為にはあまりにも足りない」


陸遜「その足りない部分はお姉様と私で埋めることが出来れば呉に安寧秩序をもたらすことが出来ます」


呂蒙「じゃあ戻ろう。海賊達の尋問と甘寧の自慢話を聞いたりやることが沢山ある」


陸遜「甘寧さんの自慢話?」


蒋欽「戦いの後片付けの一つで一番キツイ仕事だ」


陸遜「ならその仕事。私にお任せ下さい」


蒋欽「ははは! 知らないからそう言えるんだ。まぁ始めだし、やってみるといいさ」


陸遜「はい!」


 陸遜は一番キツイ仕事引き受けた。


呂蒙「ははーん……何か企んでるな伯言」

 呂蒙の口が緩む。


 



 呉軍は港に到着すした。


甘寧「呂蒙。一仕事終えたんだ。飲みに行ってもいいだろ?」


呂蒙「ああ。構わんよ。片付けはこっちでやっておくから伯言と行くといい」


甘寧「陸遜と? 凌統と一緒じゃ駄目か?」


呂蒙「今回は伯言と一緒に行ってやってくれ。甘寧の強さに感動していたんだ。きっと色々と話したいと思うんだ」


甘寧「マジか……ったくしゃあねーな陸遜もよ……」


 言葉と裏腹に甘寧は嬉しそうだ。


甘寧「陸遜。飲みに行くぞ」


陸遜「甘寧さんから誘ってくれるなんて……是非、ご一緒させて下さい」


甘寧「いつもは凌統と行くんだが今回は特別だからな」


陸遜「はい!」


 陸遜は元気よく返事をする。


甘寧「よし。じゃあ行くか!」


 甘寧と陸遜は繁華街に向かう。


呂蒙「行ったな……」


周泰「戦いが終わる度に付き合わされるんだもんな」


徐盛「あの寂しがりやは何とかならんもんか」


周泰「自分の強さを誇示しなくちゃ、ふてくされる寂しがり甘寧だもん」


呂蒙「さて。伯言は甘寧とどんな話をするのかな?」


凌統「おいおい。くっちゃべってないで海賊達の尋問を始めよう」


呂蒙「悪い。直ぐに行くよ」


 呂蒙達は捕らえた海賊の尋問を始める。




 甘寧と陸遜は繁華街の酒場に入った。そして席に座ると同時に自慢話が始まる。


甘寧「こんなどでかい剣を持って水上で戦うなんざ俺くらいのもんよ!」


陸遜「本当に大きな剣ですね。とても私では扱えそうにありません」


甘寧「はははははは! そりゃそうよ!」


 甘寧は自分の凄さを陸遜に話す。陸遜は笑顔で甘寧の自慢話を聞き甘寧は上機嫌だ。


陸遜「ところで甘寧さんはどうしてそんな重装備なんですか? 船から落ちて危険ではないですか?」


甘寧「それは鎧の重さで溺れるんじゃないかってことか? 俺は泳ぐのは大得意でよ! 鎧を着たままでも泳げるのよ!」


陸遜「本当ですか! そんなこと出来るのは中華でも甘寧さんくらいではないですか!?」


甘寧「中華で俺くらい……陸遜! よく分かってるじゃねーか!! 今日は俺が奢ってやる! 好きなだけ飲めよ!」


 甘寧は陸遜の一言で最高に気分がいい。


陸遜「甘寧さんに泳ぎ方を教えていただきたいですね」


甘寧「簡単だぜ。暇な時に教えてやる」


陸遜「是非、お願いします!」


甘寧「おうよ!」


陸遜「甘寧さんと話していると英雄の一人を思い出してしまいます」


甘寧「あ? 英雄の一人? 誰のことだ?」


陸遜「英雄の名は介推」


甘寧「介推……誰だそれ?」


陸遜「中華の盟主である重耳に仕えた方です。棒術に長け重耳を幾度も暗殺者から守った方です」


甘寧「へー。そんな奴がいたんかよ。でもよ、どうして俺と繋がるんだ?」


陸遜「介推は重耳が盟主となった時に何の褒びもいただけませんでした」


甘寧「は? めちゃくちゃ理不尽じゃねーかよ!」


陸遜「介推は自分のしてきたことを決して奢らず誰かに見返りを求めたりしない……」


甘寧「なんで!?」


陸遜「それが介推の生き方であったからです。甘寧さんと似ていませんか?」


甘寧「おっおう……そうかもしれねーな……」


陸遜「介推の強さは当然、仲間にも知れ渡っていました。ですが重耳にだけは届かなかった。誰もが介推こそが一番の功労者であることは分かっていました。介推は臣下の役割を果たしただけであって君主がそれを知る必要はないと考えていたのです」


甘寧「じゃあ。重耳は介推のことをずっと知らないままなのか?」


陸遜「いいえ。介推が去ってから重耳は介推の功績を知ることになります」


甘寧「何かかっこいいな!」


陸遜「重耳は介推を探しますが介推は母と共に山に籠ります。重耳は介推を山から出させる為に山に火を放ち介推と母は焼け死んだとされています」


甘寧「まじか……重耳って糞以下だな」


陸遜「糞以下は言い過ぎかもしれませんが重耳よりも介推の方が神格化されたのはその為です」


甘寧「はー……面白い話をありがとうよ陸遜」


陸遜「甘寧さんは中華を代表する強さを持ちながらみなさんと分け隔てなく接しています。私はその謙虚さは正に介推そのものだと思いました」


甘寧「やめろよ! 照れるじゃねーか!」


陸遜「それと介推は寡黙な方だと聞いています。どれほど辛い戦いでも愚痴をこぼすことはなかったようです」


甘寧「おいおい……どこまで俺と似てるんだよ……」


陸遜「ふふふ……本当ですね」


 陸遜は笑う。が目は笑っていない。


甘寧「俺は介推とは違うが介推と比べられちゃあ仕方がねー! 介推の名に恥じない生き方をしてやろうじゃねーか!」


陸遜「是非。お願いしますね……出来るだけ寡黙な人になって下さい」


 陸遜は超遠回しに喋り過ぎるなと釘を刺した。


呂蒙「伯言! 甘寧! ここにいたか!」


 呂蒙が血相を変えて現れる。


甘寧「どうした? お前も腹減ったんか?」


陸遜「そうなんですか? お姉様も何か頼みます?」


呂蒙「うん! 適当に何か注文をって……そうじゃない!! 野盗の件に繋がる情報を海賊から聞き出したんだ!」


陸遜「本当ですか!」


甘寧「何だか面白そうじゃねーか」


呂蒙「海賊は野盗達から遊女を買っていたそうだ。そして内陸に送り売買していた」


陸遜「野盗達は何故、海賊達に……自分達で売ることも出来た筈なのに……」


甘寧「手離れがいいからだろ」


  「!!」

 甘寧の一言に呂蒙と陸遜は驚く。


 その一言で野盗の正体が何者かであるかが的が絞られてたからだ。


呂蒙「まさか……野盗達は自分達の正体がばれてはいけない立場の者たち」


陸遜「ええ……おそらくは建業で暮らす民の可能性が……」


甘寧「ふーん。それなら死ぬ必要なんてないんじゃないか? そっか失敗すれば暮らしていけないのかもな」


  「!!」

 甘寧の一言に呂蒙と陸遜はまたも驚く。


呂蒙「建業の民でありながらそれだけの影響力を持つ者達……貿易商共か……」


陸遜「商人は自分達の財を強奪した……そうすることで帳簿上は大幅な利益減となる……節税が目的です」


甘寧「自分で自分を襲うのか。頭いいな商人って」

 甘寧が何気ない言葉を口に出す。


呂蒙「海賊達の話では遊女達は競売にかけられるそうだ」


陸遜「ではそこに突入しますか」


呂蒙「いや。大きな黒幕がいてもおかしくない。それに商人を捕らえることは呉の税を考えれば得策ではない。呉で悪さが出来ないようにしたい」


甘寧「呂蒙……商人よりお前の方が悪人だな」


呂蒙「ほっとけ! 色々と考えなきゃならん立場なんだよ!」


陸遜「競売の時間と場所は分かりますか?」


呂蒙「ああ。明日の夕方、建業の更に南にある越との国境近くだ。出来れば現行犯で捕らえたい。伯言何か知恵はあるかい?」


陸遜「一番いいのは潜入捜査ですね……二手に分かれましょう。一つは現場を抑える突入部隊と遊女に扮して内部に潜り込む部隊です」


呂蒙「分かった。それでいこう。甘寧、みんなを宿舎に集めてくれ」


甘寧「飯食ってからでいいか?」


呂蒙「もちろんだ。私も食べていく。すみませーん!注文お願いします!」


 呂蒙は店員を呼び食事を頼む。


 呉の武将達は食事を済ませ宿舎に向かった。

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