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第六話「Bless the child」③

変身ヒロイン百合アクション第六話、続きです。



 翌日、月曜日の昼休み。アキラが購買で買ったサンドイッチを教室で食べていると、隣に小波が座ってジャムパンの袋を開け、一口食べながら尋ねた。

 「アキラってさ、もぐ…男子ニガテだっけ?」

 「ん? どうかな…」

 なんの事かとアキラは忘れていたが、昨日の事だと思い出した。小波はアキラが男子に苦手意識を持っていると思ったらしい。どうなんだろう、とアキラは思考をめぐらせた。実際、取り立てて男子が苦手ということは無いと自分では思っている。というより…

 「興味無い」

 「んな寂しいことを。前も言ったけどさ、アキラって結構男子人気高いんだよ」

 「寂しいも何も無い物は無いもん。もぐ」

 「もしかして年上好き? 同い年くらいの男子より大人の方がいい?」

 予想外に食いつきが強い。いっそ真相…緋李を好きになったことをぶちまけてしまおうかとアキラは考えたが、同性との恋愛を特殊な性癖呼ばわりした小波に告げて、距離を取られるのも少し辛い。恋のためにブライド相手に戦う覚悟はできても、親友を失う覚悟ができていない…我ながら中途半端だと思いつつ、もう少し小波には黙っておこうと内心で決めた。

 それをごまかす言い訳に何を言おうかと考えていると、小波は身を乗り出してさらに食いついてきた。

 「ていうかさ。最近あんた何してんの? 昨日だけじゃなくこの間から急にいなくなったり、知らない間に友達できたり。変だよ」

 「何って」

 「昨日なんかすごく綺麗な子達と一緒にドーナツ食べてたじゃない」

 食い入るように見つめる小波に対し、答えられずにアキラは黙り込んだ。

 見られたのか。まさかあそこで会った人物が緋李だとはバレていないだろうか。アキラの不安は、ブライドに関わることの露見よりもそちらの方に傾いた―――親友相手とはいえ、自分の秘密が晒されてしまうのは避けたかった。

 黙り込むアキラをどう思ったのか、小波はため息をついて顔を離した。

 「…ウチには言えない?」

 「いや、それは」

 「言えないなら仕方ないけどさ。危ないことはしないでね?」

 アキラを見るその目は、普段の小波からは想像できないような、懇願するような目だった。視線に気圧されたアキラはうなずくしかなかった。本当に分かったのかと疑っているのか小波はしばし目を離さなかったが、アキラがもう一度うなずくと身を引き、再びジャムパンに口を付けた。

 友達付き合いを初めて1年と少し経ったが、小波のここまで真剣な表情を見たのは初めてだった。真剣に自分のことを心配してくていれるのを理解してアキラは内心で喜んではいるが、非現実的な…それこそ子供向けアニメのような変身ヒロインになったこと、しかも場合によっては死ぬかもしれないことなど、今の小波に言ったら…恐らく信じてはくれるかもしれない。―――だが。

 「…うん、わかった」

 それでも、信じてくれるかもしれない小波を巻き込みたくないがため、アキラはそう答えることしかできなかった。それを聞いて本当に小波が安心したのか。アキラがわずかに目を伏せていたため、お互いにはっきりと表情を読み取ることはできなかった。

 その日の放課後、アキラはひまりを連れて祖母の家に向かっていた。ひまり達にはある程度ステラのことを話しているが、アキラと晴以外のブライドが実際に会うのはひまりが初めてだ。一度に多人数に会わせると間違いなくステラが混乱するだろう、という晴と祖母の助言から一人ずつ会わせることにした。

 祖母の家に到着し、和菓子と玄米茶の湯飲みを乗せたお盆を受け取って二人でステラの部屋に入る。ステラは机の前に座り、動物図鑑を読んでいる所だった。

 「ステラ、来たよー」

 「おじゃましますプル」

 「こんにちは」

 「アキラ、プル。と…だれ?」

 机の上にお盆を乗せ、アキラはひまりを紹介した。ステラは見知らぬ相手に少し怯えた様子を見せたが、口調が丁寧でおっとりしたひまりとは少し話すだけでたちまち打ち解けた。最初にひまりを会わせたのは正解だったようだ。これがやたら押しの強い性格の他のメンバーだったら、会話に困って混乱させてしまったかもしれない。ひまりが動物図鑑のレッサーパンダの写真を指しながらキロロの姿を見せてやると、ステラは手を叩いて喜んだ。

 「キロロだキロ。よろしくキロ」

 「きろろ。ひまりも、せいれいさんとお友達なんだ」

 キロロが小さな手でステラの手を握る。やはりキロロも何かを感じたらしく、一瞬首を傾げた。一方のステラは、ぬいぐるみじみた姿の精霊とはいえ、図鑑で見ただけのレッサーパンダがもこもこ歩く姿に驚きを隠せないようだった。しばらく離さないでいると、動物図鑑を見ながらひまりが尋ねた。

 「ステラさんは動物がお好きなんですか?」

 「んー…わかんない。すきっていうのも、よくわからなくて…」

 なるほど、先日のドーナツにしても実際においしいかどうかもわからず、言ってしまえば衝動的に食べてみたくなったからというだけだろう。ふと見ると机の上には様々な本が積み上げられていた。アキラが幼い頃に読んでいた本なので、資料としてはやや古い。だが写真がたくさん載っており、憶えている限りではどれも楽しい本だった。文字もひらがなが多いので祖母に聞けば教えてくれるのだろう。

 「字とか算数の勉強はしてるの?」

 「うん、今日のお昼から。おばあちゃんに教えてもらってる」

 「そっか。お祖母ちゃんの教え方、やさしいでしょ? あたしも子供の頃に色々教えてもらったんだ」

 ステラはうなずき、ノートを見せながら今の時点で憶えた文字について説明した。ひらがな五十音と濁点・半濁点付きの文字の書き取りで、ノートには習い始めたばかりの丸っこい文字が並び、少しずつ上手くなっている。

 「五十音の書き取りはほぼ完璧です。まだお勉強はじめて一日目ですよね」

 「うん」

 「それでここまで憶えたのか。…ステラってホントは頭いいんじゃない?」

 昨日の訪問の後で、晴からステラの知識に対しての疑問をアキラは聞かされた。『家』の概念はあるが、『金銭』の概念は無い。犬やクマを見たことは無いが、その毛並みを現す『ふわふわ』という擬態語は理解している。

 記憶を失っている所はあるのだろうが、同時に知識に奇妙な偏りを感じたと晴は言っていた。だとしたら、犬やクマや金銭を知る機会の無い生活…それこそ彼女自身の出自に何か秘密があるのではないか。失っている記憶に関係があることかもしれない。

 「…やっぱり、前のおうちとかパパやママのことは思い出せない?」

 「うん…ごめん」

 「そっか。思い出すのは後でも構わないし、今はそれでいいんじゃないかな」

 アキラにそう言われ、ステラはうなずくが、納得した表情ではなかった。彼女自身、そのことが言葉に表しようも無いものの、コンプレックスにはなっているのかもしれない。家のことを思い出そうとしただけですさまじい頭痛を覚えるということは、アキラの疑いはどうやら全くの的外れではないのだろう。

 その日は他に読んでいる本の話などもして、次の日から順番に別の友達を連れてくることを伝えて、その日の訪問は終わりにした。

 帰り際に祖母にも同じことを告げると、

 「若いお嬢さんがたくさんいらっしゃるのね。つられてお祖母ちゃん若返っちゃいそう」

 などと可愛らしい冗談で返された。見た目だけは王子様風の芽衣が来たらどうなるものか、アキラは楽しみ半分不安半分であった。

 帰り道、アキラはひまりからステラについての印象を聞いていた。

 「育児放棄された子、でしょうか…」

 「育児放棄?」

 「はい。知的な遅れ自体は無いように見えますけど、知識の偏り方が小学校入学以前のレベルに感じたので。一般家庭の子供なら動物のこともお金のことも、幼稚園か両親から教わると思うんです。恐らくそれが出来てないんじゃないかなと」

 アキラはステラと会ったときの会話を思い出した。言葉としての『両親』の意味も判っていない彼女は、もしかしたら親という概念自体を知らないのかもしれない。ひまりの推測は全て当たっているわけではないにしろ、全くの的外れではなさそうだ。

 「同じことは晴さんも気にしてたけど、なるほどネグレクトの可能性も充分あるんだな…よし。帰ったら皆にもそう言ってみよう」

 ステラの面倒を見る祖母、そして明日から会う菫達にも伝えなければならない。高校生の自分たちにできることは少ないかもしれないが、少しはステラの心へのケアにつながるだろう。

 何より、ドーナツとメープルラテを食していた時の幸福そうな顔が忘れられなかった。恐らくあの時が、ステラが生まれて初めて幸福を実感した時ではないのか。そしてそれは緋李と同じことをして過ごした、短いながらも貴重な時間でもあった。会わせてくれたステラには内心で感謝してもいる。何とかしてステラには幸せになってほしいと、アキラは思っていた。



 それから数日間はブライドの仲間達とステラを会わせた。菫からはマンガの読み方を教わると机の上にはマンガを積んで読み漁り、伊予が見立てた服を着ては祖母も交えてファッションショーごっこを楽しんで、桃にはその写真を撮ってもらい、精霊達とも握手しては似た姿の動物の写真と照らし合わせたりもした。時には読み書きと計算の勉強を晴に手伝ってもらった。とっつきづらい性格と思っていた菫達にもステラはなつき、特に晴が来ると喜んでいた。来客が増えて喜んだのは、ステラだけでなく祖母もだった。

 そして週末、芽衣を連れて祖母の家に行った時の事。先に芽衣をステラの部屋に行かせ、湯飲みと和菓子を乗せたお盆をステラの部屋に持っていこうとしたところ、祖母に呼び止められた。何事かと問うと、不安げな表情で祖母は答えた。

 「あの子最近、本棚の一番下の本が怖いって言うのよ」

 「本が怖い(・・・・)? 怖い本があるっていうこと、怪談ものとか? あたしそんなの持ってた憶えないけどな」

 「いえ、怖い本っていうのか…怖くて本棚から出せない、読んだことが無いのに読むのが怖いって」

 開いたことも無い本への恐怖。何か彼女の記憶に関わることでも書いてあって、本能的に避けているのだろうか。

 「……わかった、聞いてみる」

 「お願いね。何かあったらすぐに呼んでね」

 「うん」

 お盆を持って部屋に入ると、ステラの膝の上には芽衣のパートナー精霊のラムリンが寝そべっていた。三人はどうやら晴の話をしている…というより、芽衣がほとんど一方的に晴の素敵なところを話し、ラムリンがそれをわかりやすいように解説している。ステラはそれを聞いて、意味をよく理解せずうなずいているだけのようだ。洗脳されなければいいのだが、とアキラとプルは冗談半分に気にしつつふすまを開けて部屋に入った。アキラの顔を見てステラが笑顔を浮かべる。

 「アキラ!」

 「二人して晴さんの話?」

 「ええ、晴さんがいかに素敵かを教えて差し上げていました」

 「好き嫌いを偏らせるのは良くないんだよ。自重しなよ芽衣さん」

 お盆を机に置いてステラの隣に座る。机の上にはまた本が増えていた。本棚から出しっぱなしにしているのか、片づけた形跡が無い。積み上げられた本の中には児童向けの文庫もあった。確かに読み仮名が振ってある上に文章も読みやすいが、もう小説の読み方まで憶えているようだ。やはり、ステラの知性は遅れているどころか一般の高校生と比べても決して劣っているわけではないのだ。

 片づけられた形跡が無い一方で、本棚の最下段の隅には本を出した形跡が無かった。祖母が言っていた『読むのが怖い』という本はそこにあるようだ。主に絵本や図鑑が入れてある一角だ。子供の頃に買ってもらったものなので、決して読むのが難しい本は入れていない。

 アキラは立ち上がり、本棚の前でかがみこんでその一角を指しながらステラに尋ねた。

 「この辺の本はまだ読んだこと無いの?」

 「あ、うん…その……ごめん…」

 「…お祖母ちゃんが言ってたけど、怖い本があるんだって?」

 年上の人間に対して謝る癖はともかく、気になるのはどの本が並んでいるかだった。少し古びたカバーのざらつきを感じながら、並ぶ背表紙を指先でゆっくりなぞっていくと、ある一冊の絵本のところで指が止まった。この家でもよく祖母と一緒に読んでもらい、ハッピーエンドのようでいて決してそうではないと祖母が教えてくれた絵本―――『花嫁と神様』だった。ステラと芽衣とラムリンが見守る中、わずかにためらってそれを本棚から取り出した。ステラの顔が恐怖にゆがみ、芽衣にしがみつく。

 間違いなかった。ステラが恐れているのはこの本だ…だが、一体何を恐れているのか。表紙の絵を見たステラが、頭痛を訴えるように頭を押さえる。それを見て棚に戻そうかとも思ったが、アキラは敢えてステラに尋ねた。

 「ステラ。多分、ステラが怖がってるのはこの本だと思う。これだけは本棚から出せなかったんだよね?」

 「うっ…うん。何だかわからないけど、それ、こわい。でも…」

 「でも、何ですかステラさん?」

 芽衣が震えるステラを守るように抱き寄せる。ステラの目は恐怖に閉ざされていたが、再び開いた瞳には強い決意が浮かんでいた。

 「読まなくちゃいけない気がする。ステラのこと、何かわかると思う」

 その言葉を受けてアキラが床に絵本を置き、プルとラムリンもいざという時のためにステラを挟む位置に座る。芽衣に支えられながら、ステラは意を決して本を開いた。小さな手が静かにページをめくっていく。すぐに何かが起こるわけではないようだが、その額にはじっとりと汗が浮かんでいた。芽衣がハンカチでそれをふき取る。ラムリンとプルは不安げにステラを見守っている。

 ページをめくる手が止まった。主人公のお姫様が、集めた宝石を持って天国へと導かれた場面。―――天国(・・)

 ステラの震えが痙攣のように強くなった。額から汗のしずくがページにしたたり、食いしばる歯の間から苦し気な息とうめき声が漏れる。

 「ステラ」

 アキラは震え続けるステラの手を握った。芽衣はそれを見て階下に降り、祖母を呼びに行く。本から手を放し、ステラは両手で頭を押さえた。

 「うぐぅぅ…ふぅぅっ……うぅぅぅぅぅ…」

 「ステラ、もうよそう。後でいいよ」

 「痛い…痛い、痛い! 痛い! 痛い!!」

 激烈な痛みにステラは絶叫を上げていた。頭蓋骨が割れてしまったのでは、と思うほどの叫びだ。アキラはステラを抱き寄せると、本を閉じて部屋の隅に押しやった。遠ざけたところで何の効果も無いのは判っているが、とにかく遠ざけたかった。もちろん何の効果も無く、ステラはぼろぼろと涙をこぼしながら叫び続ける。

 「アキラ、頭いたい! いたい、われる! あたまがこわれる!! こわれる!!」

 「すぐお祖母ちゃんが来るから、頭痛の薬持ってきてくれるから。すぐにお薬飲んで寝て―――」

 その時だった。窓の外から強烈に輝く光線が飛来し、ステラの胸を直撃した。直後に小さな体からどす黒い炎が噴き出して渦を巻き、アキラを吹き飛ばした。

 「うわっ!!」

 「アキラさん!」

 駆けつけた芽衣がアキラを支えつつ、後ろにいる祖母をかばった。精霊二人はそれぞれのパートナーの元まで戻っていた。

 「アキラ、大丈夫プル!?」

 「メイ様! あの炎は…」

 「ジュエルの呪いの炎ですね、僕にも取り憑いていたっていう…でも彼女、ジュエルは持ってないんでしょう?」

 この場には祖母もいるが、どうやら事態に半分パニックになっているらしく聞こえていないようだ。かまわずに二人はジュエルの事を口にした。

 「さっき外からレーザーみたいなのが飛んできて、ステラに当たった。きっとあれがステラのジュエルだ」

 「どういうことですか…!?」

 「…多分、ステラのジュエルは神様が持っていたんだ。それをステラに投げつけた(・・・・・)

 その会話の間もステラの周りに黒い炎が渦巻く。炎は壁やカーテンにをかすめるが、一点の焦げも作らなかった。アキラを吹き飛ばしはしたが温度は無いらしい。あくまでも炎の形で現れた、強力な呪いなのだろう。その炎の中でステラの服が変化した―――透き通るようなプラチナホワイトに変色した髪。胸から背中を覆う短いジャケット。手足のプロテクター、キュロットスカートとリボン、胸に輝く無色透明の宝石には、黒い炎が閉じ込められている…アキラ達がよく知る『デュエルブライド』の装束だった。

 黒い炎の中で、ステラは自らの姿を見て恐怖に震えた。そして光を反射する水晶のような銀色の目でアキラ達の方を見ると、己の姿を見せまいとして窓を割って外に飛び出す。一瞬にして流星のように長距離を跳んでいく姿を、アキラは捕まえようと手を伸ばしたがその手は空虚を掴む。

 「ステラっ…! 追いかけなきゃ…芽衣さん、晴さん達に」

 「LINUしました。飛んでいった方向もおおよそで伝えましたから、追っていけばどこかで会えると思います! 皆さんはこちらにお呼びしました!」

 「さすが! …お祖母ちゃん、あたしステラを探してくる。ここでみんなと待ってて!」

 「え、え、ええ…!?」

 アキラは部屋を飛び出し、玄関の横に停めてあった自転車に乗ってステラを追いかけた。

 芽衣はパニックになった祖母の肩を掴み、正面から目を見つめながらなだめる。

 「お祖母様、大丈夫です。アキラさん達がかならずステラさんを助けてくれます」

 「そ、そう…なの? そうなのね?」

 「はい。絶対に」

 芽衣は力強くうなずいた。自分を助けてくれた二人なら、ステラのことも絶対に助けてくれる…その目には強い信頼が宿っていた。



―――〔続く〕―――

怪談でも無いのに怖い本、読むのをためらっていた本というのは無いでしょうか。年を取ってから読むと意外と何でもなかったり、逆にためになることが書いてあったりして何故怖かったのかが分からなくなるものだったりします。

面白いと思っていただけたらポイント、感想、ブクマ等よろしくお願いいたします。

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