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これまでと違って移動が長い旅も一旦終わって一段落着いてゆっくりしていた。
この後の行き先は魔王のお城に入るために重要なアイテムが手に入る洋館『迷子の館』に行く予定である。
休み中ある日
みのりさんが今日の予定をききにきたがその時の様子がやたらソワソワモジモジしていたのである
「どうしました?」
「ふぇ! あ、あの…」
中々話し出さないみのりさん、話しにくいことなのか?
「何かありました?」
「ち、違いまして!!ですね…
あ、あの・・ふ、ふ(く…)を(でしゅねぇ…)」
小さな声で何か訴えているけど…
「ごめんなさい、聞こえませんでした」
「ひぅ…、も、申し訳ありませぇん…
と、とー…めぇ…な服を…、調べてみたいと言っていたでうぁありま…しぇんか…?」
プシュゥと湯気が見えてきそうな程真っ赤な顔をしているみのりさん
服のことはすっかり忘れてた! 千ちゃんも何も言わなかったし、手に入れた後が長過ぎてね・・・。 もしかしてみのりさんは今かいまかとずっと待ち続けてたとか。
「千ちゃんもいないし丁度いいかもね」
「じゃああっちにいるね!」
只今、千ちゃんは王子様のお城へ行ってる、マルシカクちゃん?もちろん一緒にいないことが無いからいる、でもすぐに私に合わせて動いてくれる賢いお嫁さん
「マルシカクちゃんも一緒でいいよ、ね?みのりさん」
子供にはとか私のお嫁さんにはとかはもういいや
「ふぇ!? は、はい!だ、だ、大丈夫でしゅ」
「では、カナカナの町に行きましょうか♪」
「え?」
今居るのははじまりの村で移動すると思ってなかっただろうからとても驚かれた。
・・・。
移動したら早速〝透明服セット〟を準備。みのりさんの後ろに私、前にマルシカクちゃんがいる状態でありキョロキョロとすごく期待と不安の目で見ていた。
「いきますよ」
「は、はうぃ!」
せーの・せでポチッと『装備』させた。
その瞬間みのりさんが裸になって手を脚をとあわあわ動かしていた、絶対に隠さないのはみのりさんの良いところである。
あえて何も言わない私たちに不安に押し潰されそうになる
「ど、どうで…しょうか…?」
「うん、何もきてないよ!」
視線で合図するとマルシカクちゃんが見たままを答えてみのりさんの顔が真っ赤に染まっていた
「触っていい?」
「ふぇ!? ど、どど、どうじょ!!」
肩の後ろ辺りにゆっくり慎重に手を近付けるとやはり手触りの良い布が存在していて服を着ていることが分かる。
「マルシカクちゃんも触ってみて」
「うん!」
ビクッとなると触りやすいように軽く背筋を軽く後ろに反っていた。 当然腰が前にいくからちょっといかがわしいね…。
マルシカクちゃんからも柔らかい服を確認出来たので次の確認へ!
「ケーレさんにお披露目しましょう♪」
初めはもし見えてしまっても大丈夫なキョーさんに見せようとしたがみのりさんが可哀想かなと恋人(仮)のケーレさんにしたのだ、ケーレさんなら服なんて気にしないだろうし。
「け、ケーレ様に!? は、恥ずかしいです…」
「他の人からの視線に最適かと思ったけど、やめときましょうか?」
大分慣れたけどちょっと上から言うのは心が痛む、みのりさんにはこの方がダメージが少ないからしているだけだから趣味じゃないよ!
「い、いえ!、 はい!や、やります!」
ほらね、だからマルシカクちゃん軽蔑しないで・・ニコニコと見てるから大丈夫そうだ♪ ならいいよ♪
・・・。
精神を落ち着かせるために一度着替えてから沈没船に行く。 沈没船が家として認められた以来、私かみのりさんが移動するとケーレさんに来た事が伝わるようになっているので暫く待つ。
「みのり! ユーナ、マルシカク よこそ♪」
遠くからまずみのりさんを見つけて呼ぶあたり一番仲が良いとわかるね。 ギューッとするためにみのりさんに手を広げてアピールするとそこへ収まる、もう抵抗も無いのか嬉し幸せそう・・・ん?ケーレさんがみのりさんを押しつけたり和らげたりしてる。ぽよぽよとされるみのりさんは見られてみるみる紅くなっていく。
「いい? みのり うれし♪」
「は、は、は、はうぃ!や、やわら…気持ちいいでしゅ…
こ、これはです…ね…、前にちょっとたにょんで…ですね…」
大丈夫だよ、ちょっとした好奇心からだっただろうけどすごくよかったんだね、ケーレさんもみのりさんが喜んでくれると想って自主的にやってくれる。最高の関係だよ♪
私は(あれでも)普段から自制しているから羨ましいな。
「今日は缶イワシちゃんいないの?」
「なか ここ ねてる ねる あれ うれし だった♪」
「ユウナ様が差し上げたおやすみシェット、おやすみセットがとても嬉しかったようで、よくお休みなさっているのです」
そんなに気に入ってくれたんだ、あげた時から飛び込んでいたけどね。予備もあげよっか
「とまる? ありがと♪ うれし♪ たべる」
「ユウナ様が毎度用意して下さる食事は美味しいです、いつもありがとう御座います。 本日いらっしゃって泊まっていくのですか? と」
「そう ありがと♪ みのり」
「は、はい! ありがとう御座います!」
「すごいね」
「うん!」
この短い間でみのりさんとケーレさんの絆がとても深いことになっていたのであった。
・・・。
みのりさんは何泊かしていくだろうけどとりあえず目的を果たしてしまいましょうか
「今日はね、みのりさんのある服を着た姿を見た感想をききたいんだ」
「ふく? みる♪ わかた」
一気にみのりさんが緊張していく。船の中に入ってもいいけれど缶イワシちゃんが寝てるっていうし誰もいない海の中なのだからあまり変わらないだろう・・・多分ね。
緊張したみのりさんとワクワクしているケーレさんは正面で向かい合う
「いくよ、3、2、1・・・」
ポチッと着替えさせた。みのりさんも真っ赤になりながらも自然体で立とうと頑張っているけどケーレさんの顔を見ると意識してしまうのか脚をクネクネとしていた。
「ど、どうでしょ…か?」
何にも言わないケーレさんに不安に思ったみのりさんは意を決して尋ねる
「え? いっしょ? ない? これ?」
服を下から捲りあげるような動作だ
「ふぁ!? 上は着てましぇんか!!」
バッと胸を抱き締めるように隠す
「うん かわいよ♪ きれい しろ」
今度は腰の周りで動かしながら親指と人差し指を何度も擦るような動作
「あ、ありがとう御座いましゅ♪」
・・・よく分からないけど、みのりさんは上は裸らしい。予想すると、やっぱり服は周りの人には見えるようになっていて、その服は着せた時の状況に合わせた服が適用される。 ケーレさんと同じ上無しだし多分合ってる・・・予測しにくいなぁ、他の情報も欲しい
とゲームの時の癖で色々考えてから行動すると紅い顔でこちらを見ていた。あ、忘れてた
「・・・ケーレさん、みのりさんにいつもの挨拶のやってあげて?」
「うん♪ わかた」「へぅ!?ゆ、ユウナしゃま!?」
「みのりさん、手を離してね」
「は、はい!!」
腕を解くとケーレさんに合わせて手を広げる、そしてさっき見たあれを行う・・うん、これはやばい
本人たちは嬉しそう、みのりさんなんかかなりきてる気がする
「マルシカクちゃん」
「うん、いいよ♪」
何も言わなくても理解してくれるの好き!
「(やってみたいな?)」
え?となったけど抱いたマルシカクちゃんから耳元で言われた、いいの!? 私を見て汲み取ってくれたんだね、ありがとうございます・・。
後日、情報を共有したら他の人への実験を提案された、みのりさん尊敬するよ!




