。。。。。
「ん…」
深夜、マルシカクは自身にかかる一瞬の重みで目が覚める。 それは、よくある事で一緒に寝ている愛するおよめさんの寝相によって、動いたり移動したりでぶつかってきたり乗りかかってきたりするのが日常である。
この世界の計らいでユウナに関する回りの危険な事は無いことになっているので、現在彼女に負担は掛かっていない。普段も目覚めることはないくらいなのだけど、この日はとある事情で感じて目覚めてしまったのだ。
・・・。
その日はいっぱい購入していた衣服類を整理していた。
「これ大っきいね、男性物の?」
「そうだね、体が大きい人向けだね」
「着ていい?」
許可は要らないけどユウナが承認すると、1000がすぐに着ている服を脱いでブカブカの服を着ていた。 そのまま着ると思ってたユウナは驚いていてみのりは突然のことに照れていた。
「うわぁ!千でも大きいです」
「千様、にゃ、か、カワイイですよ」
シンプルデザインゆえに服に着られている感じが良い。
・・・ジィー
それを見ていたマルシカクは服をあらためて見回して同じサイズ感の服を探し始めコッソリと仕舞っていたのだった。
夜、お風呂に入って寝る前
「おねえちゃん、おねえちゃん、見て!」
わざわざ寝間着を脱いで、地面に着くような服に着替えて最愛の人に披露した。肩から落ちないように押さえているのが中々に可愛らしい。
「どうしたの? かわいいね」
「えへー♪ 見て?」
服の下を摘まんで手を前に出すと肌着と下着が露わになり、ユウナはドキッとして反射的に顔を背けた。
それも一瞬で顔を戻すと天使のような微笑みのまま待っている顔を見て(ズボンも穿いてないし)何が目的かを考えた
「おねえちゃんも入れるね♪」
「あー・・・(かわいい!)
んと、それなら私が着てマルシカクちゃんが入った方がやりやすいよ」
「そっかぁ!」
ならお願いと服を脱いでおねえちゃんに渡すとワクワクと待機。 この期待を裏切るなんて出来ないとチラリ隣の布団を見る、そこで同じくワクワクとした視線が気遣いからか布団に潜った隙間から覗かしている存在を見て覚悟を決めた。
するりと上の寝間着を脱いで大きな服を被り着ると、ちょっと考えて上の下着も解除。マルシカクはそれをジィっと笑顔で眺めながら待っていたがおねえちゃんの「入っていいよ…?」の言葉で急に恥ずかしくなったのか「うん」っと返事をしつつゆっくり近付くと、お腹にぎゅっと抱き付いた。
慌てたユウナだけどやはり嬉しそうにしていたのでマルシカクも安心して潜って首の部分から頭を出して照れ合う
【ユウナ】・・・心臓が煩いくらいなってて、マルシカクちゃんがかわい過ぎる。引っ掛かるかなって(下着)取ったけど…直に触れてちょっと気持ちいい…。好き! よく分からない行動だったけどマルシカクちゃん大好き♡
【マルシカク】・・・とってもきれぇでやわらかかった! おねえちゃんの音きいてるとほわぁってなって大すきって! いっしょになれてくっつけるかなぁって・・合ってた!! でも、ちょっとはずかしいね!えへへ♪
【みのり】・・・はうぅぅ…、(容認されてるといっても)これ以上見るのは失礼でしょうか・・(布団を下ろす)。
愛を感じる微笑み合いに何かが胸から溢れそうですぅ・・・。
なんでしょうか…? 少し身体がしび…。 ・・・・・はふぅ… 落ち着きました…
・・・。
そのまま、すごく安心して寝ちゃった2人だけれど、ユウナがお腹丸出しの半裸状態でマルシカクに覆い被さるような状態になっていた。 マルシカクが寝ている間に首部が抜けて服の中に入る風になっていていた。これが目覚めた理由である
「(どうしよ?)」
這いずれば出れるがちょっと押し上げれば再び戻ることも出来る。
より(およめさんを)感じたかったから戻ることに決める。
すぐにわき腹辺りに手を伸ばしかけたその時だった
「マルシカクちゃん♡」
小さな小さな声だったが愛するおよめさんが自分の名前を呼ぶのに手を止めるとぎゅっと抱えられて胸に顔が埋まった。
「あ…」
甘い声を漏らした声がしたと思うとマルシカクの頭を抱いてゴロンと布団を除けながら半回転!
マルシカクも合わせるように体を動かしてなんとかユウナの上に乗っかる
「おもくない?」
いつも抱っこしてもらったり背負ってくれるから負担の大きさは知っている。
しかし、そんな心配も大丈夫だと関係なく寝ているので力が働いているのだろう。
「んー♡♡ マ…ちゃん♡」
「ふわぁ!」
急に頭をそこへと擦らせるように左右に揺らされツイ声を出してしまったが、すべすべやわやわに気持ち良かったので身を任せてた。 数秒後には止んだのでいそいそと持ち上がった服を下げて、再び入り込んで首から顔を出して眠りについたのだった。
・・・。
「(マルシカクちゃんが珍しく深く寝てる)」
翌朝、ぴっとりと顔からモモまで貼り付いていたのを見て愛おしさを感じるとともに昨夜見た夢を鮮明に思い出して、「我慢しているからかな?」と恥ずかしくなるユウナだった。




