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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(夏)終わらない夏 ビーチボーイズ篇
81/141

〜イサム夏の宿題編〜

ハナターレ王国 終着駅


夏の終わり、イサムは故郷のハナターレ王国に戻っていた。

「おい、イサム。ちゃんと仕事はしているのか?」

イサムに今の仕事を紹介した、雇い主の車掌が問いかける。

「やってるさ」


尚、この夏に至っては、イサムが異世界に転生し、異世界転生を阻止するという仕事はまるでしていない。

単純に夏休みをエンジョイしていた。


「この国に転生してくる人間が後を絶たないぞ。もっと仕事を頑張ってくれよ」

車掌は追い込みをかけた。

「ああ、分かっている」

「あと半期、成果が出なければお前はクビだ」


クビ。


イサムは勇者を辞めて現職に就いたのだ。

これがクビになったら、どうすればいいのだ。ヤバい、ヤバいぞ!


「よし、任せろ!」

イサムはやる気を出し、職場あっちのセカイに戻った。

自宅に戻り、いつもの4人でゲームをして遊ぶ。




自分自身の異世界転生を阻止しているのかもしれない。


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