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〜イサムタイムリープ編〜5
喫茶店
イサムとデュラ田は喫茶店でオレンジジュースを吸いながらスマホゲーに夢中だった。
ふと、デュラ田が語りだす。
「凄い魔法を修得してしまった」
「おいおい、なんだよ?」
イサムは興味津々である。
デュラ田は神妙な面持ちで語る。
「タイムリープだよ。時間を越えて、ある地点まで戻れるのさ」
タイムリープ。
最早説明不要だが、不老不死、透明人間などに並び、全人類が欲しいモノのひとつだ。
「なにっ!?本当か?」
「ああ。例えばイサム、お前があの席にいる女の子に告白して失敗しても、やり直す事が出来る。」
デュラ田は向こうの席の長髪の女性を指差した。顔は髪で隠れているが、痩せていて、なにより。。。
きょ、巨乳だ!
「つまり何回か試せば、告白成功なんだな?」
「3万回ぐらい試せばいけるだろう」
イサムはすぐさま立ち上がり、告白を決意した。
しばらくして、戻ってくる。
「おい、早く告白しろよ。まさかもうしたのか?タイムリープ使うか?」
女の子があまりにもブスだったので、イサムは告白をやめた。
実は4万回ほど既に試していたが、ブスすら落とせないイサムだった。




