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〜イサムタイムリープ編〜4
喫茶店
イサムとデュラ田は喫茶店でコーヒーゼリーを吸いながら精神統一の真っ最中だった。
ふと、デュラ田が語りだす。
「凄い魔法を修得してしまった」
「おいおい、なんだよ?」
イサムは興味津々である。
デュラ田は神妙な面持ちで語る。
「タイムリープだよ。時間を越えて、ある地点まで戻れるのさ」
タイムリープ。
歴史に興味の無い主人公が戦国時代へ行ってしまうような、ああいう類のやつである。
「なにっ!?本当か?」
「ただし、1分間前にしか戻れないんだ」
「充分じゃないか!」
デュラ田がタイムリープを発動させると、1分前に戻った。しかも、1分前に戻ったという記憶が引き継がれている。
「すごいよデュラ田!もう一回やれば、コーヒーゼリーが永遠に吸える!」
「分かった。今から魔法を発動するために精神統一を始める!」
なお、このタイムリープ魔法を発動するまでに59秒かかる。




