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〜イサム夏休み突入編〜
2年B組
「はいはいはーい、皆さん、そういうわけで、明日から夏休みはに入りま〜す」
全校集会が終わり、イサムたちは教室に戻った。
担任のコテメンが嬉しそうに語る。
「はーい、それじゃあみんな、来年からは受験だから夏休みは無いと思えよ〜。くれぐれも事故に気をつけてな。あと、不純異性交遊は禁止で〜す」
クラスがざわざわとし、噂のカップルが囃し立てられる。
「おい、デュラ田。ふじゅんいせいこうゆうとは、なんだ?」イサムは隣の席のデュラ田に話しかける。
「そんなのも知らんのか、イサム。不純異性交遊とはな、不純な異性の交遊と言うことだ」
「そのままじゃないか」
「つまり、異性間で、不純な遊びはよろしくないということだな」
「不純な遊び?」
「おおお、おまえ、そそそんなのも知らないの?」
デュラ田はなぜか動揺していた。
「なんだよ、言ってみろよ」
イサムは気になる。
「■■■だよ!」
デュラ田は顔を赤らめながら言う。
(シカク、シカク、シカク、ってなんだ・・・?)
イサムは表現の自由とは何かと、考えた。
不純な言葉遊びはいけないな、と思った。




