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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(夏)終わらない夏 ビーチボーイズ篇
54/141

〜イサム試験編〜

2年B組


「ほーい、んじゃあ、最後のテストでーす」

テスト最終日。

シャニカマは勉強してない感を出しながらも、良い感じだ。

イサムとデュラ田はなんやかんやで勉強を頑張り、赤点を免れそうである。


一方、漢字の読み書きの出来ないキノコは・・・


鉛筆の芯が消費されるかのごとく、テスト終盤には既に魂は消えかかり、霞んでいた。


「ねぇ、イサムくん、君の世界ではファンタジー科目のテストは無いの?」キノコが半泣きで問いかける。

「魔物生態学ならあるな。ドラゴンの倒し方や、スライムの完全な除去方法、など」

「そっかぁ。それだったら、満点取れたかもなぁ。イサムくん、なんか出題してみてよ」

キノコはもはや目の前のテストに立ち向かう勇気はない。イサムはキノコの為に難易度の低い問題を考えた。


「では、キラービーバードの倒し方から出題しよう。キラービーバードの牙から発せられる猛毒を治癒するのに、何ヶ月かかるでしょうか、という問題だ」


キノコは考える。

そもそもキラービーバードってどんな、魔物なのか。

キラービーだから、蜂なのか。いや、その後にバードだから鳥なのかもしれない。

しかし、キバ?蜂にも鳥にもキバはない。いや、鳥ならあるかもしれないが、キバから猛毒が出るのは、ヘビだ。

もしや、ヘビなのか?


キノコはひらめいた。


ビーバーである!

キラーのビーバーのド、である。マスクドライダー的な、ドがついたビーバーに違いない。


「正解はビーバーだ!!!!」



テスト中の静かな教室にキノコの声が響く。

途中退室のキノコのテストは0点だった。

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