〜イサム宇宙は大ヘンだ編〜
平凡科学館
イサムは夏休みになったら科学館に行こうと決めていた。
そして夏休み初日、イサムは科学館に来たのだ。
「で、なんでお前らがついてくるんだ?」
気がつけばデュラ田とシャニカマとキノコがいた。
「お前が一緒に行こうって行ったんだろ!」
そんな掛け合いが、日常になっている。
イサムたちは早速プラネタリウムに入った。カップルや子供連れの家族がたくさんいた。
ビックバンについてのプラネタリウム上映が行われた。すごい爆発が起きると、核融合により新しい物質が出来るらしい。イサムはハナターレ王国の錬金術の仕組みを知った。
「ふぁ〜、楽しかったなぁ」
イサムは言う。他の3人も迫力のプラネタリウムに大満足のようである。
「・・・しかし、あれだな」
シャニカマは言う。
「おにゃのこが、足りないな」
確かにこの物語に出てくる女は大抵がブスである。
「キノコ、ナンパしてこい」
「えっ!?」
果たして科学館にナンパ待ちの女性なんているのだろうか。もちろん宇宙に興味のある女性は大歓迎だが、大抵そういう理系の女は男だらけの工学部に入っても、バイト先の違う大学の男と付き合うようなタイプなのだ。
偏見が過ぎるが、キノコの夏休みの目標は、彼女を作ることだったので、ナンパする事にした。
「あ、あの」
話しかけやすそうな女性に話しかけてみる。
「き、今日はいい天気ですね」
「しかし、とても綺麗ですね!」
キノコを見ながら、3人は言う。
「あいつ、空に向かって、何話しかけてるんだ?」
キノコは緊張のあまり乙女座をナンパしていた。




