【Vol.8】優奈が驚愕の行動!決断を迫られた僕と優奈が行き着いたのは・・・
主人公と優奈は、富山で幸せな時間を過ごしていますが、何かが起こりそうな感じがします。気になりますね。さぁ、幕開けです。
電気バスが順調にゆっくりとしたスピードで走る。ひたすらトンネルの中を突き進み、新鮮な感じがする。二人で楽しくおしゃべり。暫くの間、電気バスが走り、ロープウェイ乗り場の前に到着。二人でバスから降り、ロープウェイ乗り場に入ると、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「ロープウェイに乗るの、めっちゃ久し振りやわ~!山の景色、めっちゃ綺麗やろうね~!実は、前に乗ったのは、あんたと一緒に乗った六甲山のロープウェイやねん。一緒に綺麗な景色を見れるのが、めっちゃ楽しみやわ~!」
「そうなんや~!僕も前にロープウェイに乗ったのは、優奈と一緒に乗った六甲山のロープウェイやねん。ロープウェイに乗るの、めっちゃ久し振りやわ~!こっちの景色とどっちの方が綺麗なんやろうな~。めっちゃ楽しみやわ~!」
「そうなんや~。私等、めっちゃ長い間ロープウェイに乗ってへんかったんやな~。あの時のロープウェイから見た景色、めっちゃ綺麗やったな~。思い出したわ~。こっちのロープウェイから見る景色と、どっちの方が綺麗なんやろうな~。めっちゃ楽しみやわ~!」
「確かに、あの時のロープウェイから見た景色、めっちゃ綺麗やったな~。よく覚えてるわ~。あの時、めっちゃ綺麗な優奈と一緒に見れて、最高に幸せやったんやで~」
「エヘヘ、ありがと~!私も一緒に見れて、めっちゃ幸せやったで~」
ロープウェイのチケットを係員に見せ、二人で手を繋ぎながらロープウェイに乗ると、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「いよいよもうすぐ動き出すね~。ドキドキするわ~。楽しみ~!」
「うん。僕もワクワクしてきたわ~。下りて行く感じやな~。楽しみやわ~!」
二人で楽しくおしゃべりしていると、発車を告げるアナウンスが響き、ロープウェイが動き出した。少し揺れながら山を下って行く。眼下に雄大な自然の風景が広がり、優奈と僕のテンションが一気に上がる。
「お~!めっちゃ綺麗な景色や~!一面、自然の風景やね~!凄~い!」
「うん。めっちゃ綺麗やわ~!自然に吸い込まれそうな感じやな~!こんなに綺麗な景色を優奈と一緒に見れて、めっちゃ幸せやわ~!でも優奈の方が綺麗やで~」
「も~、またそんな事言って~。ほんまに口が上手いね~。でも、嬉しいわ。ありがと~!私も一緒に見れて、めっちゃ幸せよ~!」
二人で手を繋ぎながら、ロープウェイから見える景色を堪能。二人で楽しく会話しながら過ごしていると、あっという間に向こう側のターミナルに到着した。
「あ~、着いちゃった~。もっと見たかったな~。それにしても、綺麗やったね~。六甲山のロープウェイから見た景色とどっちの方が綺麗やと思った?」
「ほんまに綺麗な景色やったな~。僕ももっと見たかったわ~。そうやな~。このロープウェイから見た景色もめっちゃ綺麗やったけど、六甲山のロープウェイから見た景色もめっちゃ綺麗やったし、どっちも同じ位綺麗やったな~。やっぱ、どっちも優奈と一緒に見たし、一緒に見た人がめっちゃ綺麗やから、どっちも同じ位、綺麗と思うんやろうな~」
「ウフフ、ありがと~!私もどっちも同じ位、綺麗やと思ったわ。どっちの景色もあんたと一緒に見れて、最高に綺麗やったし、ほんまに幸せな気分で見れたわ。愛してるで~!」
「うん。ありがと~!優奈~、愛してるで~!」
二人で手を繋ぎながら人目に付かない場所に移動し、唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、優奈が笑顔で僕を見つめてきた。
「じゃあ、そろそろケーブルカーの乗り場に行こっか。ケーブルカーから見る景色も綺麗そうやね~。めっちゃ楽しみやわ~!」
「うん。行こう!優奈と一緒に綺麗な景色を見るの、めっちゃ楽しみやわ~!」
二人で手を繋いで歩き、ケーブルカー乗り場に到着。チケットをスタッフに見せ、ケーブルカーに乗り、手を繋ぎながら席に座ると、優奈がはしゃぎながら、満面の笑顔で僕に言ってきた。
「ケーブルカーから見る景色も楽しみやね~!行きの時に乗ったケーブルカーから見た景色も綺麗やったし、めっちゃ楽しみやわ~!」
「うん。そうやな~。ケーブルカーでどんどん下って行って、黒部ダムに行くんやな~。今からワクワクするわ~。楽しみやわ~!」
二人で談笑していると、出発のアナウンスが聞こえ、ケーブルカーが出発。ゆっくりとしたスピードでケーブルカーが下って行き、自然溢れる風景が広がっている。更に下って行き、徐々に黒部ダムが近付いてきて、優奈がハイテンションで僕に言ってきた。
「自然豊かでいい景色やね~。どんどん下って行って、黒部ダムが近付いてきてるね~」
「うん。ケーブルカーは雰囲気があっていいね~。黒部ダム、めっちゃ楽しみやわ~!」
更にケーブルカーが進む。景色が綺麗で、僕と優奈の会話が盛り上がる。二人で楽しくおしゃべりしていると、間もなく到着するアナウンスが響き、程なく黒部ダム近くのターミナルに到着。二人でケーブルカーから降り、手を繋いで暫く歩くと、黒部ダムが見えた。僕と優奈のテンションが一気にアップ。優奈がはしゃぎながら僕に言ってきた。
「お~、あれが有名な黒部ダムか~。凄い迫力やな~。落ちたら間違いなく死ぬやろうな」
「初めて見たけど、ほんまに凄い迫力やな~。放水したら、物凄いんやろうな~」
二人で手を繋いで小走りで向かい、黒部ダムに到着。
「お~、黒部ダムや~!初めて来た~!凄~い!迫力満点やわ~!嬉しい~!めっちゃ高いね~!落ちたら絶対死ぬわ~。放水して欲しいな~」
「うん。僕も初めて来たけど、物凄い迫力やな~。確かに、落ちたら死にそうやな~。放水したら、凄まじい迫力やろうな~」
「うん。ねぇねぇ、写真撮ろうよ!天気いいし、いい写真が撮れると思うで~」
「そうやな~。撮ろう!名カメラマンの優奈の腕の見せ所やな~」
二人で顔と身体をピッタリとくっつける。優奈の物凄く大きいおっぱいが僕にムニュッと当たり、気持ち良さに幸せを感じる。優奈がスマホを手に取り、腕を伸ばし、一生懸命、角度を調整する。
「う~ん、なかなか上手く入らへんな~。ちょっと下に傾けるか~。あかんな~。こんなもんかな~。いや、もっと上手く撮れるはずや」
優奈が悪戦苦闘していると、近くを歩いている観光客の男性が声を掛けてきた。横に彼女らしき女性がいる。
「あの~、良かったら、写真撮りましょうか?」
男性の声を聞き、優奈が満面の笑顔で答える。
「ありがとうございます!お願いします。このボタンをタップしてくださ~い」
優奈がスマホを男性に渡して説明し、僕と優奈が再びピッタリ寄り添う。
「それじゃ、撮りますよ~。はい、チーズ」
男性がシャッターボタンをタップ。シャッター音が鳴る。男性がスマホを優奈に渡し、少し笑顔を見せながら優奈に言う。
「ちゃんと撮れてるかどうか分からないですけど、見てみて下さい」
「はい。ありがとうございます!」
二人で写真を見る。僕も優奈も黒部ダムも綺麗に写っていて、素晴らしい出来栄え。
「いい写真が撮れました!ありがとうございました~!良かったら、撮りましょうか?」
「ありがとうございます。お願いします」
男性と男性の彼女が話し合い、男性の彼女がスマホを優奈に渡して説明し、男性と男性の彼女が寄り添う。
「いい笑顔ですよ~。じゃあ、撮りますね~。はい、チーズ!」
優奈がシャッターボタンをタップし、シャッター音が鳴る。
「たぶん上手く撮れてると思うんですけど、チェックお願いしま~す」
男性と男性の彼女が写真をチェックし、満面の笑顔になり、男性の彼女が優奈に御礼を言ってくれた。
「上手く撮れてます!ありがとうございました~」
「はい。良かった~。こちらこそありがとうございました~」
「はい。じゃあ、お互い良い旅を~」
男性と男性の彼女が向こうに歩いて行った。
「いい写真が撮れて良かったね~。今回は私、占い師の優奈って気付かれへんかったわ~」
「うん。ほんまにいい写真やわ~。優奈の自撮りでも、いい写真が撮れてたと思うで~。まぁ、気付かれへん時もあるやろ~。しょっちゅう気付かれてたら、疲れるやん」
「ウフ、ありがと~!確かに、しょっちゅう気付かれたら大変やな~」
二人で手を繋いで歩き出し、黒部ダムのてっぺんの歩く事ができる所を歩く。立ち止まって下を見下ろすと、ダムが貯水しているとてつもない量の水が見え、規模の大きさに驚きながら、優奈が下の景色に見入りながら僕に言ってきた。
「あんなに大量の水を貯水してるなんて、黒部ダムは凄いわ~!あんなに水があると、当面、水不足は無さそうやな~。あ~、放水して欲しい~!暫く待ってたら放水するかな~」
「ほんまに物凄い量の水を貯水してるよな~。黒部ダムが無いと、一気に水不足になりそうやな~。僕も放水見たいわ~。暫く待ってみよっか」
「うん!待ってたら放水しそうな気がするわ~。盗まれたサインの手掛かりも、待ってる間に見つかるかもしれへんで~」
「そうやな~。まだ暫く放水しなさそうやし、待ってる間に、ビューティーのサインの手掛かりを探してみるわ~」
二人で手を繋ぎながら黒部ダムの風景を眺める。下を見る度に、迫力のある光景に驚き、少し恐怖感を感じる。優奈が真剣な表情で下を見ている時、僕は周囲を見回して、ビューティーのサインの手掛かりを探す。歩いている人、止まっている人、いろいろな人が黒部ダムにいる。更に注意深く観光客を見る。ふと、黒部ダムの下の大量の水に見入っている、大きな口をしている男性が気になった。
―あれ、あそこにいる口が大きい男性が気になるなぁ。なんでかな~。もしかしたら、ビューティーのサインを盗んだ犯人が、大きい口をしてたんかな~―
僕がその男性を見ているのに気付いた優奈が、僕に言葉を掛けてきた。
「お、もしかして、盗まれたサインの手掛かりを発見したの?さっきから、向こうの方をじ~っと見つめてるね~」
「うん。あそこにいる、口が大きい男性が気になるんや~。たぶん、ビューティーのサインを盗んだ犯人が、口が大きい男性なんやと思うんや。また手掛かりを発見できたわ!さすが優奈!名占い師やわ~!ありがと~!」
「エヘヘ、そんなに褒めてもらえると、照れるし嬉しいわ。役に立てて良かった!私も占いに更に自信が付いて、これからもいっぱいいい占いができそうやわ~」
引き続き二人で手を繋ぎながら、黒部ダムの放水を待つ。そこそこ長い時間待つが、なかなか放水が始まらない。僕が優奈に訊ねてみる。
「優奈、なかなか放水が始まらへんけど、まだ待つん?そろそろ行く?」
「う~、やっぱり放水を見たいわ~。もうちょっと待とうよ。もうちょっと待って放水せんかったら、諦めて動くわ」
優奈の意見を尊重し、二人で手を繋ぎながら更に放水を待つ。徐々に優奈の表情に諦めムードの雰囲気が漂ってきた。優奈が残念そうな表情で僕に言う。
「放水しなさそうやし、残念やけど、そろそろ行こっか。あんまり待っていても仕方ないし」
「そうやな~。残念やけど、そろそろ行くか~。まぁ、いつか見れるやろ~」
二人で歩き出そうとした、その時、下の方で大きな音がするのが聞こえた。二人で下を見ると、黒部ダムの放水が始まっている。物凄い勢いで放水。僕と優奈のテンションが一気に上がり、二人で驚き、優奈が嬉しそうな表情で僕に言ってきた。
「やった~!放水が始まった~!待っていて良かった~!放水、めっちゃ迫力あるね~!見れて良かったわ~!やっぱ、日頃の行いがいいから、いい事あるね~」
「うん。凄い勢いの放水やな~。待った甲斐があったな~。見れて良かったわ~。確かに、優奈の日頃の行いがいいから見れたんやと思うわ。優奈、ありがと~!」
「エヘヘ、冗談で言ったんやけど、そう言ってもらえると嬉しいわ~」
黒部ダムの放水が続く。二人でダムの放水に見入る。物凄い勢いの放水。更に無言でダムの放水をじ~っと見る。ふと、水が太陽の光に照らされ、虹ができた。優奈が満面の笑顔になり、僕の方を向いて言う。
「あ~、虹が見えるで~!黒部ダムの放水に虹ができて、最高に綺麗やね~」
「うん。ほんまに綺麗やわ~。まさか虹が見れるなんて、夢にも思わんかったわ~」
二人で暫くの間、ダムの放水と虹をじ~っと見る。放水の勢いに圧倒されながら見る。どれ位時間が経っただろうか。ふと、優奈が真剣な表情で口を開いた。
「ねぇ、物凄い迫力の放水やし、下にいっぱい水が貯水されてるし、ここから下に落ちたら、絶対に死にそうやな」
「え!改まって急に怖い事を言い出すんやな。確かに、下に落ちたら死ぬやろうな」
「そうやろうな~。ちょっとスリルのある事をしてみよっかな~」
優奈がそう言うと、突然、柵に手を掛け、身体を柵の上に乗せ、頭を下に向けた。僕があまりの驚きに身体が固まり、大声で優奈に言う。
「優奈!急に何すんねん!危ないで!止めろや!足を地面に下ろしてや!」
僕の言葉を聞いた優奈が、僕の方を向き、怪しい笑顔を浮かべながら僕に言ってきた。
「ねぇ、あんた、浮気したよね?いい加減、浮気したのを認めへんと、私、ここから下に落ちるで。あんたの嘘を何が何でも暴きたいねん!正直に言ってや!認めへんと、ほんまにここから下に落ちるで!」
―うわっ!優奈、突然とんでもない事をするなぁ!僕が浮気したって認めへんと、ほんまに下に落ちるつもりなんかな~。まさか、そんな事ないよな~―
僕が黙っていると、優奈が更に身体を下の方に動かし、僕にまくし立ててきた。
「ほら!浮気したって認めへんと、ほんまに下に落ちるからな!私、死ぬ覚悟できてるで!私を死なせたくなかったら、浮気したって認めろや!」
優奈の表情が真剣そのもの。周囲の人が僕と優奈に注目し、僕が焦りまくる。
―優奈、本気なんかな。僕が浮気したって認めへんかったら、優奈、ほんまに下に落ちて、死ぬつもりなんかな。周りの人から見られてるし、どうしよう。う~ん、そうや!ここは一旦浮気したって認めて、優奈が足を地面に下ろしてから、浮気してへんって嘘をつけばいいか。ここは何としても、切り抜けないとあかん!―
「優奈!分かったわ!実は、浮気したわ。ほんまにごめん!頼むから、足を地面に下ろしてや!お願いや!」
「フン!とうとう白状したね。分かったわ。やっぱり浮気してたんやな。ほんまにめっちゃムカつくわ~!まぁ、約束やし、足を地面に下ろしてあげるわ」
優奈がそう言うと、ゆっくりと身体を起こし、足を地面に下ろした。視線は鋭く、僕の方に向けられている。僕が優奈をじ~っと見つめ、真剣な表情で言う。
「優奈!無事で良かった。でも、ほんまは僕、浮気なんかしてへんで!優奈を助ける為に、嘘で浮気したって言ったけど、絶対に浮気してへんで!信じてや!」
「はっは。そう言うと思ったわ。あんた、何処までも嘘つきやもんな。あんたがどう言っても、私はあんたが浮気したと思ってるからね。まぁ、私もあんたの事をとやかく言える立場じゃないのは分かってるし、もうええわ」
「そうや!いい加減教えてや!小樽で会った男と何も無いよな?マスターと愛し合ってへんよな?気になって仕方が無いわ!お願いや!」
「へっへ~。教えへんわ!あんたが浮気したのに浮気してへんって嘘をついてるんやし、余計に教える気が無くなるわ!せいぜいいろんな事を考えながら、いっぱい苦しめや!あんたの浮気防止や!」
「くっそ~!やっぱり教えてくれへんねんな~。ほんまに浮気してへんのに~!めっちゃ気になるわ~!」
「はっは。まぁ、ここからは気を取り直して、旅行をエンジョイするわ。あんたに浮気されても、こんなに嘘をつかれても、悔しいけど、あんたの事、愛してるし。この気持ち、ほんまにどうにもならへんわ」
「う~、愛してるって言ってくれたのは嬉しいけど、浮気してへんし、気になるわ~!どうしても教えてくれへんし、僕も気を取り直して旅行を楽しむわ。愛してるで!」
―まぁ、ほんまは浮気したんやし、これ以上は訊けへんな。めっちゃ気になるけど、ここは諦めて、旅行を楽しむ事に集中するか~!―
僕の言葉を聞き、優奈が満面の笑顔を浮かべながら僕に言ってきた。
「うん。折角、旅行に来てるんやし、いっぱい楽しむで~!じゃあ、黒部ダムの放水を見れたし、虹まで見れたし、そろそろ行こっか。お腹空いてきたし、ランチ食べたいね~。向こう側にお店あるで~」
「うん。ほんまに綺麗で迫力があったわ~。虹まで見れたし、最高やった~。ランチいいね~。僕もお腹が空いてきたわ。お腹が空くタイミング合うね~」
二人でテンションを上げながら、手を繋いで歩き、黒部ダムの向こう側に到着。定食屋があり、早速、二人で入ると、店員が笑顔で迎えてくれた。店員に案内され、席に座ってメニューを見ると、優奈がニコニコ笑顔を見せながら僕に言ってきた。
「山菜そば美味しそう!天麩羅も付いてるで!私、これにするわ」
「うん。確かに美味しそうやわ。優奈と同じのにしたら間違い無いし、僕もそれにするわ」
山菜そばと天麩羅の定食を二つ注文。二人で楽しくおしゃべりしていると、店員が料理を運んで来た。早速、優奈が山菜そばをすすり、続いて僕もすすり、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「美味しい~!山菜、味に深みがあるわ~。そばも適度にコシがあって美味しい~!」
「うん。ほんまに美味しいわ~。やっぱ、優奈と同じのにして良かったわ~」
「エヘヘ、ありがと~!私、いつもいいチョイスしてるなぁ。自画自賛や~」
続いて二人で天麩羅を食べる。サクッと音がして、優奈が嬉しそうにはしゃぐ。
「天麩羅もサクサクしていて美味しい~!山菜そばも天麩羅も美味しくて最高やわ~」
「うん。サックサクやな~。美味しいわ~!この店にして良かったわ~」
二人で談笑しながらどんどん食べ進め、一気に完食し、優奈がニッコリ笑顔を僕に見せてきた。
「あ~、美味しかった~。お腹いっぱいやわ~。そろそろ行こっか」
「うん。ほんまに美味しかったわ~。ここも僕が払うで~」
「お~、ありがと~!嬉しい~!御馳走様でした~!」
僕が会計を済ませ、二人で店を出た。手を繋いで少し歩き、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「こっからは電気バスで暫く行くよ~。どんどん地上に近付いて行くような感じやね」
「うん。電気バスでトンネルの中を進むんやな~。それはそれでいい感じやな~」
更に二人で手を繋いで歩き、電気バス乗り場に到着。暫くの間、二人で楽しくおしゃべりしながら待っていると、電気バスが僕と優奈の前に停車。二人で電気バスに乗り、手を繋ぎながら席に座る。少しの間、待っていると、電気バスが発車した。電気バスがゆっくりとしたスピードでトンネルの中を進み、優奈が笑顔で僕に言ってきた。
「トンネルの中やし、ちょっと眠くなってきたわ。寝ちゃうかも~」
「うん。寝ていていいで。着いたら起こしてあげるで~」
優奈が頭を僕の肩に乗せ、コクリコクリとなる。相変わらず可愛い寝顔。思わず見とれてしまう。僕の頭を優奈の頭にもたれさせながら、トンネルの壁を見る。壁に歴史を感じ、ボーッと見ていると、間もなく到着のアナウンスが聞こえた。すぐに優奈の肩を揺すって言葉を掛ける。
「優奈、もうすぐ着くで。そろそろ起きてや」
僕の声に反応し、優奈がまだ眠そうに目を覚ました。
「やっぱ寝ちゃったわ~。気持ち良かった~。あんたの肩、もたれるのに丁度いいわ~」
「うん。優奈が寝るのに役に立てて嬉しいわ。寝顔、可愛かったで」
「ウフ、ありがと~!私の寝顔で良ければ、寝てる時にいくらでも見てね~」
更に進み、電気バスが目的地に到着。二人で電気バスから降り、優奈が笑顔で口を開く。
「さぁ、次もバスに乗るで~。今度は普通のバスやから、綺麗な景色を見れるで~!」
「うん。バスから見える景色、綺麗やろうな~。優奈と一緒に見るの、楽しみやわ~!」
二人で手を繋いで歩き、バス停に到着。暫く待っていると、バスが来た。二人でバスに乗り、手を繋ぎながら席に座って少し待っていると、程なくバスが走り始めた。
バスが徐々にスピードを上げて走り、窓の外に自然の風景が広がり、優奈がはしゃぎながら、満面の笑顔で僕に言ってきた。
「バスから見える景色も綺麗やね~。立山黒部アルペンルートは、景色がほんまに綺麗やわ~。一緒に来れて良かったわ~!」
「うん。ほんまに綺麗な景色が多いな~。優奈と一緒に来れて良かったわ~!」
更にバスが進み、雄大な自然の風景が広がる。二人で楽しくおしゃべりしていたが、いつの間にか優奈が頭を僕の肩に乗せてコクリコクリとなる。優奈の可愛い寝顔を見ながら、僕も頭を優奈の頭にもたれさせて眠り出す。二人で気持ち良く眠っていると、間もなく目的地に到着するアナウンスが流れた。まず僕が目を覚まし、優奈を起こす。目的地に到着し、二人でバスから降り、すぐに優奈が笑顔で僕に言ってきた。
「あ~、よく眠れたわ~。あんたの肩に頭を乗せて寝るの、ほんまに気持ちいいわ~!」
「あはは、それは良かったわ。優奈の睡眠に貢献できて嬉しいわ」
「ウフフ、ありがと~!じゃあ、次もバスに乗るよ~。バスに乗って電車の駅に行くで~」
二人で手を繋ぎながらバスが来るのを待っていると、それ程時間がかからずに、バスが僕と優奈の前で止まった。二人でバスに乗り、手を繋ぎながら席に座る。楽しくおしゃべりしながら待っていると、バスが動き出した。
バスが徐々にスピードを上げて走る。見える景色は自然の風景が多いが、遠目に街が見えてきて、優奈がニコニコ笑顔を見せながら僕に言ってきた。
「段々街が見えてきたね~。何だか、地上に戻って来た~って感じやね~」
「ほんまやな~。自然に囲まれて過ごした時間は、かけがえのない時間やったけど、いよいよ街に戻るんやな~って感じやな~」
更にバスが進む。暫く談笑していたが、僕も優奈もまた眠り出した。バスがどんどん進み、もうすぐ駅前のバス停に到着するアナウンスが流れる。今回はまず優奈が目を覚ました。優奈が僕の肩を揺すり、僕に声を掛ける。
「ねぇ、起きて。もうすぐ着くで。降りる準備しないとあかんで」
優奈の声に気付き、僕が目を覚ます。まだ眠いが、優奈に起こされて、ほんのり良い気分になっている。
「あ~、よく寝た~。優奈に起こされるなんて、新鮮で気分がいいわ~」
「あはは、そう言ってもらえると嬉しいわ。起こした甲斐があったわ~」
バスが駅前のバス停に到着。二人でバスから降り、駅に向かう。切符を使って改札口を通り、ホームに移動して電車を待つ。二人で手を繋いで楽しくおしゃべりしながら待っていると、電車が来た。二人で電車に乗り、手を繋ぎながら席に座る。程なく電車が発車。
電車が安定したスピードで走り、電車の揺れが心地良く、僕も優奈もすぐに寝てしまった。目的地の駅に近付いたところで、僕がはっと目を覚まし、慌てて優奈を起こす。目的地の駅に着き、二人で電車から降り、特急電車のホームに移動して特急電車を待つ。
暫くの間、二人で楽しくおしゃべりしながら待っていると、特急電車が僕と優奈の前に来た。特急電車に乗って指定席を探し、席を見つけて手を繋いで座る。楽しい雰囲気で会話をしながら待っていると、特急電車が走り出した。
特急電車が順調にスピードを上げて走る。自然と街の風景がどんどん過ぎ去る。二人で楽しくおしゃべりしながら過ごしていると、優奈が笑顔で僕に言ってきた。
「立山黒部アルペンルート、めっちゃ楽しかったね~!富山城も良かったし、料理も美味しかったね~!一緒に行けて、ほんまに良かったし、めっちゃ幸せやったわ~!盗まれたサインの手掛かりも見つけられたし、最高やね~!ありがとうね~!愛してるで~!」
「うん。僕もめっちゃ楽しかったし、幸せやったわ~!こっちこそありがとう!いろいろ手配してくれて、ほんまに嬉しかったわ~!ビューティーのサインの手掛かりも見つけられたし、最高やわ~。愛してるで~!」
「うん!ところで、晩御飯どうする?何処かで駅弁買う?それとも大阪で食べる?」
「そうやな~、まだお腹空いてへんし、大阪に着いてから食べよっか」
「うん。それでいいで~。何食べたい?何なら、マスターの店で食べる?」
「いや、それは気分的に止めとくわ。マスターと口論になったらあかんしな~」
「へっへ~。もしかして、マスターに嫉妬してるん?」
「う~、優奈、意地悪やな~。優奈がマスターと愛し合ったかどうか教えてくれへんねんで~!いい加減、教えてや~!マスターと愛し合ってへんやんな?」
「フフフ、教えへんわ~。あんたの事、愛してるけど、そこは譲れへんで~。あれこれ考えて苦しんでや~。あんたの浮気防止や~」
「くっそ~!やっぱり教えてくれへんねんな~。でも、愛してるって言ってくれたのは嬉しいわ。ありがとう。優奈、愛してるで!」
「うん。今日、私の部屋で、あんたが買ってくれたプラネタリウムを一緒に見ようよ!」
「うん。そうしよう。早く優奈の部屋で一緒に見たいわ~!」
二人でいろいろ話していると、どんどん特急電車がスピードに乗って進み、見える風景がビュンビュン過ぎ去る。ふと、優奈が微笑みながら僕に言ってきた。
「ウフ、また眠くなってきちゃった。名古屋駅で新幹線に乗り換えるけど、まだ名古屋駅に着くまで時間があるし、あんたの肩に頭を乗せながら寝るわ。おやすみ~。ちゃんと名古屋駅に着くまでに起こしてね~」
「うん。分かった。おやすみ~。僕も寝るかもしれへんけど、ちゃんと名古屋駅に着くまでに起こすで。ゆっくり寝ていていいで~」
優奈が頭を僕の肩に乗せて眠り出した。極上の可愛い寝顔。スース―と寝息を立てている。暫く優奈の寝顔に見とれていると、僕も眠くなり、頭を優奈の頭にもたれさせて眠り出した。僕と優奈が寝ている間も特急電車は快調にスピードを出して走り、どんどん名古屋駅に近くなってくる。もうすぐ名古屋駅に着く辺りで、アナウンスが車内に響いた。アナウンスを聞き、僕がはっと目を覚まし、優奈の肩を揺すって言葉を掛ける。
「優奈、早く起きてや。もう着くで。早く降りる用意せんとあかんで」
僕の声に反応し、優奈がまだ眠そうにしながら目を覚ました。
「あ~、よく寝た~。ちゃんと起こしてくれてありがと~!さすがやね!頼りになるわ!」
「うん。絶対に起きなあかんと思いながら寝たから、起きれたわ~。新幹線でも任せてや」
間もなく特急電車が名古屋駅に到着。二人で特急電車から降り、手を繋いで歩いて新幹線のホームに移動。暫くの間、二人で談笑しながら待っていると、新幹線が僕と優奈の前に来た。既にたくさんの人が乗っている。二人で新幹線に乗り、手を繋ぎながら指定席に座る。のんびりしながら待っていると、程なく新幹線が発車した。
新幹線がどんどんスピードを上げて走る。すっかり夜になり、窓の外に広がる景色は夜景で、名古屋駅を過ぎて暫くの間は都会の夜景が広がっているが、徐々に田舎風景になり、明かりがほとんどなく、真っ暗な景色が広がる。ふと、優奈がちょっと笑いながら僕に言ってきた。
「エヘヘ、景色が真っ暗やし、また眠くなってきたわ~。あんたがちゃんと起こしてくれるし、また寝ちゃおっかな~。こんなに寝てると、今日の夜、私の部屋であんまり寝れへんかもしれへんな~。新大阪駅に着くまでにちゃんと起こしてや~。頼りにしてるで~」
「うん。任せてや!僕も寝てしまうかもしれへんけど、絶対起こしてあげるで!」
それから暫く二人で談笑していたが、宣言通り優奈が僕の肩に頭を乗せて、コクリコクリと眠り出した。相変わらずの可愛い寝顔。優奈の寝顔に癒される。優奈の寝顔を見ながら、晩御飯を何処で食べるか考える。
―晩御飯どの店で食べよっかな~。マスターの店はあかんし、大阪駅の辺りの商業施設で食べてもいいけど、久し振りに、前によく行ってた店に優奈を連れて行こっかな~―
晩御飯を食べる店を自分の中で決め、外の夜景を見ると、やはり真っ暗。トンネルも多い。暫くボーッと眺めていたが、急に眠くなり、優奈の頭に僕の頭を乗せ、すぐにコクリコクリと眠り始めた。優奈の髪の匂いがかぐわしく、心地良く眠る。暫くの間、眠っていると、アナウンスが聞こえた。慌てて目が覚める。外を見ると、もうすぐ京都駅だと分かった。まだ新大阪駅まで距離があり、少し考える。
―お~、もうすぐ京都駅か~。意外と早く目が覚めたな~。今から寝たら、新大阪駅を寝過ごしそうやし、もう寝んとくか~―
目をしっかりと開けていると、京都駅に到着。優奈はまだ気持ち良さそうに眠っている。博多行の新幹線という事もあり、たくさんの客が乗ってきた。新幹線が京都駅を出発。都会の景色がどんどん過ぎ去る。明かりが多く、夜景に見栄えがあるが、割と見慣れた景色なので、あまり目を向けずに優奈を起こすタイミングを見図る。アナウンスが流れる前に、僕が余裕のあるところで優奈の肩を揺すり、優奈に言葉を掛ける。
「優奈、そろそろ起きてや。もうすぐ着くで。降りる準備しよう」
僕の声を聞き、優奈が目を覚まし、ニッコリと微笑んでくれた。
「あ~、気持ち良く寝れたわ~。起こしてくれてありがと~!やっぱ、頼りになるね~」
「うん。今回は京都駅の辺りで目が覚めたから、余裕を持って起こせたわ」
二人で新幹線から降りる準備をしながら談笑。新幹線が徐々にスピードを落とし、新大阪駅に着いた。二人で新幹線から降り、手を繋いで在来線のホームに移動。電車に乗り、大阪駅に到着した。電車から降り、改札口を通って、手を繋いで暫く歩きながら、僕が笑顔で優奈の方を見る。
「優奈、晩御飯やけど、僕が前によく行ってた居酒屋でいいかな?ここから歩いてそんなにかからんし、優奈の部屋にも近いし。久しく行ってへんけどな~」
「お~、いいねぇ!行こう行こう!久し振りに行くんやな。場所ちゃんと覚えてるん?」
「うん。さすがに場所は覚えてるわ。潰れてへんといいけどな~」
二人で手を繋いで暫く歩き、高層ビルが建ち並んでいる場所を通り過ぎて更に歩く。久し振りなので、少し自信なさげに歩いていると、優奈が僕に言葉を掛けてきた。
「ねぇ、もしかして、場所覚えてへんのとちゃうん?他のお店でもいいで~」
「大丈夫や。ちゃんと覚えてるで~。あ、見えてきたわ。あの店やで~」
目的地の居酒屋が見えてきた。二人で繋いでいる手を少し大きく振りながら歩き、居酒屋の前に到着。店に入ると、若い女性が僕と優奈を迎えてくれた。
「お~、いらっしゃ~い!久し振りに来てくれたね~。お隣の女性は、彼女さん?」
「うん。そうやねん。めっちゃ綺麗でセクシーやろ?」
「そうやね~。びっくりする位、綺麗やし、スタイルいいわ~。羨ましい!」
その女性がそう言ってから、優奈に声を掛けた。
「初めまして!この店の店長をしてる麻希っていいます。麻希ちゃんって呼んで下さいね」
急に話し掛けられた優奈が、戸惑いながら言う。
「あ、初めまして。この近くの占いの部屋で占い師をしてる優奈です。よろしくお願いします。麻希ちゃんって呼んでいいんですか?」
「はい。麻希ちゃんか、麻希って呼んでくださ~い!占い師してるんですか~。今度行きます。さぁ、こちらにどうぞ」
麻希が僕と優奈を席に案内し、僕と優奈が席に座る。座るや否や、居ても立っても居られず、優奈が僕に麻希の事を訊ねてきた。
「ねぇ、あの麻希って店長と、どういう関係なの?私を連れて来て大丈夫なん?」
「あはは、勿論大丈夫やで。僕と麻希、怪しい関係とちゃうで。この店、料理美味しいし、雰囲気いいし、麻希も優奈ほどじゃないけど綺麗やし、前に常連客やったんや。久しく来てへんかったから、もしかして潰れてるかもしれへんって思ってたけど、まだあったわ」
「そうなんや。分かったわ。まぁ、私を連れて来るんやから、あんたと麻希って人、怪しい関係じゃなさそうやね。じゃあ、気を取り直して、何飲む?」
「そうやな~。やっぱ生ビールやな~。優奈は何飲む?」
「ビールいいね~。私もビール飲みたくなってきたわ~。私も生ビールにするわ~」
麻希を呼び、生ビール中ジョッキを二つ注文。メニューを見ながら、優奈が笑顔で言う。
「このお店のお勧め料理は何?あんたのお勧め料理を食べたいわ~」
「そうやな~、僕が好きなのは、鶏の唐揚げと、プルコギピザと、じゃことしその和風パスタやな~。それでいい?」
「うん。いいで~。あと、シーフードサラダを頼もうよ!」
「うん。シーフードサラダも美味しいで。さすが優奈!目の付け所がいいわ~!」
二人で楽しくおしゃべりしていると、麻希が生ビール中ジョッキを二つ運んで来た。麻希に料理を注文し、乾杯する為に優奈が元気な声を出す。
「それじゃあ、かんぱ~い!富山旅行、楽しかったね~!ちょっと長野にも行ったね~」
「うん!かんぱ~い!富山旅行、最高やったわ~!そういや、長野も少し行ったな~」
優奈がグイッと生ビールを飲む。いい飲みっぷり。僕も生ビールを勢い良く飲み、優奈がニッコリとした満面の笑顔で僕に言ってきた。
「美味しい~!やっぱ、喉が渇いてる時に飲むビールは最高や~」
「うん!美味しい~!優奈と一緒に飲むビールは、格別に美味しいわ~!」
二人で楽しく話しながらビールを飲み進めていると、麻希がどんどん料理を運んで来た。まずは優奈がシーフードサラダを一口食べ、僕も食べると、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「このシーフードサラダ美味しい~!これ、麻希さんが一人で作ったの?」
「そう思うで~。ほとんど麻希が一人で料理を作ると思うわ~」
「へ~、凄いな~。企業秘密かもしれへんけど、後でレシピ教えてもらおっかな~」
続いて僕が鶏の唐揚げを食べる。口の中でジューシーな汁が満ち、満面の笑顔で言う。
「うん。美味しい!久し振りに食べたけど、この店の鶏の唐揚げはめっちゃ旨いわ!」
「へ~、そんなに美味しいんや~。私も食べてみよ~っと」
優奈も鶏の唐揚げを口に入れ、驚きの表情になって僕に言ってきた。
「ほんまに美味しいわ~。この鶏の唐揚げの味付け、どうやってるんやろ~」
「どういう味付けなんやろうな~。一回訊いてみたけど、教えてくれへんかったわ」
二人で他の料理もどんどん食べ進め、優奈が大満足の笑顔を見せて言う。
「美味しい~!このお店の料理、全部めっちゃ美味しいね~!麻希さん、凄いわ~」
「そうやろ~。めっちゃ美味しいねん。前にしょっちゅう通ってたもんな~」
「こんなに美味しいもんな~。久し振りに来たって言ってたけど、なんでこの店に来なくなったの?何かあったん?」
「あはは。別に何も無いけど、何となく来んようになってもうたな~」
そんな会話を二人でしていると、麻希が笑顔でこっちに来て、僕に言ってきた。
「久し振りの私の料理、どう?前より美味しくなったかな?」
「うん。めっちゃ美味しいわ~。前に食べた時も美味しかったけど、今日は優奈と一緒に食べてるし、麻希も料理の腕を上げたし、今日の方が美味しいわ~」
「ありがと~!嬉しいわ~。優奈さんはどうだった?お口に合ったかな?」
「めっちゃ美味しいです!鶏の唐揚げ、今まで食べた中で一番美味しい!どうやって作ったの?良かったら教えて~」
「ウフフ、それは教えられへんわ~。ごめんなさいね~。そんなに気に入ってくれて、めっちゃ嬉しいわ~!ありがと~!じゃあ、ごゆっくり~」
麻希が厨房に行った。その直後、優奈が僕に妖しい笑顔を見せながら言ってきた。
「いつかレシピ教えて欲しいわ~!ところで、麻希さん、綺麗な人やね~。私ほどじゃないけど、おっぱい大きいし、お尻でかいし、スレンダーやし、スタイルめっちゃいいやん。ほんまにあんたと怪しい関係とちゃうの?このお店に来んようになった理由、あるんとちゃうん?隠したっていつかばれるんやから、隠したらあかんで~」
「ははは。ほんまに何も無いって!何かあるんやったら、今日優奈をこの店になんて連れて来る訳ないやんか~!」
「それもそうやな。ま、気にせんようにしとくわ。さ、食べて飲もう!」
僕はまた優奈に嘘をついた。僕と麻希には、とても人には言えない、とんでもない秘密がある。絶対に知られてはいけない秘密。
―優奈、僕と麻希の事、勘ぐってる感じやけど、絶対に僕と麻希の秘密、ばれんようにしないとあかんわ。でも、今日この店に来て良かった。麻希、元気そうやな―
僕と優奈が更にどんどん食べ進める。生ビールを飲み干し、赤ワインをボトルで注文。二人で赤ワインをグイグイと飲み進め、赤ワインのボトルを空けた。料理を全て平らげ、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「あ~、めっちゃ美味しかった~!あんたが常連客やったのがよく分かるわ~。そろそろ行こっか。最高のお店に連れて来てくれたんやし、ここは私が払うで~」
「ほんまに美味しかったわ~!優奈と一緒に食べて飲んで、最高やったわ~!ここも僕が払うで!優奈が一緒に来てくれて、嬉しかったし。来てくれてありがと~!愛してるで!」
「こっちこそ、最高のお店に連れて来てくれて、ありがと~!払ってもらってばっかりやけど、お言葉に甘えさせてもらおっかな~。御馳走様でした!ありがと~!愛してるで!」
二人で手を繋いで歩いてレジに行くと、麻希が笑顔で僕と優奈に言ってきた。
「今日は来てくれてありがと~!また来てね!待ってるで~!」
「うん。めっちゃ美味しかったわ。ありがとう。また優奈と一緒に来るわ」
「はい。めっちゃ美味しかった!麻希、ありがと~!また一緒に来るで~」
「わぁ、麻希って呼んでくれたね~!嬉しい!また来てくれるのを楽しみにしてるで~!」
僕が会計を済ませ、二人で店を出た。麻希が店の外まで笑顔で見送ってくれた。二人で麻希に手を振ってから優奈の部屋に向かって歩く。麻希は店に入って行った。優奈が僕の方を向き、満面の笑顔で言う。
「あ~、めっちゃ美味しかった~!ほんまにいいお店やったわ~。また行きたいな~」
「うん。久し振りに食べたけど、ほんまに美味しかったわ。また行こう!」
二人で手を繋いで楽しくおしゃべりしながら歩き、優奈のマンションに到着。優奈がオートロックを開錠し、エレベーターで上がって優奈の部屋の前に着き、優奈が鍵を使って開錠し、二人で優奈の部屋に入る。優奈が鍵を閉め、二人でうがい手洗いをして、優奈がニコニコと満面の笑顔を浮かべながら僕に言ってきた。
「ねぇねぇ、早速、プラネタリウム見ようよ!部屋を暗くするわ。めっちゃ楽しみやわ~!」
「うん。いいねぇ!プラネタリウム、めっちゃ綺麗やろうな~。楽しみやわ~!」
優奈がプラネタリウム投影機をセッティングし、部屋の明かりを消し、投影機のスイッチを入れると、部屋の天井や壁にプラネタリウムの綺麗な星空が一面に広がり、優奈がはしゃぎながら、満面の笑顔で僕に言ってきた。
「お~、立山で一緒に見た星空ほどじゃないけど、やっぱりめっちゃ綺麗やな~!」
「うん。ほんまに綺麗や~!立山の星空を思い出すなぁ。流れ星、綺麗やったな~」
「うん!流れ星いっぱい見れたし、願い事言えたし、ほんまに良かったわ~!」
二人でじ~っと見つめ合い、唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。更にディープキスを続ける。唇をそ~っと離し、プラネタリウムを堪能していると、ふと、優奈が笑顔で僕に言ってきた。
「じゃあ、今度の土日に、何処に盗まれたサインの手掛かりを探しに行けばいいか、占ってあげるわ。どんどん占いの腕が上達していってるし、いい占いができそうやわ」
「うん。ありがとう。優奈の占い、よく当たるし、頼りにしてるで~」
優奈が小さい水晶玉を取り出し、真剣な表情で水晶玉に向かって呪文を唱え始めた。いつ見ても、優奈の占い姿はめっちゃ綺麗で、かっこよくて、見とれてしまう。優奈の占い姿をじ~っと見つめていると、ふと、優奈が満面の笑顔で僕の方を向いて言ってきた。
「三重に行って探すと出たで!三重か~。いいな~。今度の土日は、東京でテレビ番組の撮影があって、私は行けへんねん。残念やな~。行きたかったな~。またメッセージで探すポイントを送っておくわ。頑張って探してや!応援してるで!」
優奈がテレビ局の名前と番組名を僕に教えてくれた。
「うん。ありがとう。僕も優奈と一緒に三重に行きたかったな~。それにしても、東京でテレビ番組の撮影なんて、凄いやん!あのテレビ局のあの番組、有名やもんな~!優奈、すっかり有名人やな~!後でその番組を観るの、めっちゃ楽しみやわ~!」
「エヘヘ、ありがと~!全国で有名になって、もっとお客さんが増えて、いっぱいお金を稼げるように頑張るわ!より多くの人を占って、私が占った人が幸せになってくれるのが、私の占い師としてのやりがいやねん」
「そうなんや~。優奈、立派やな~。尊敬するわ~」
「エヘヘ、そんな風に言われると、照れるし恥ずかしいわ~。ありがと~!」
優奈が僕のスマホにメッセージで探すポイントを送信。僕が確認する。その直後、僕と優奈の感情が一気に高まった。
唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「ウフ、シャワー浴びて来るね。一緒に浴びる?」
「うん!もっちろん!めっちゃ楽しみやわ~!早く浴びよう!」
一気に優奈を裸にして、僕も裸になる。二人で浴室に入り、シャワーを浴びる。ボディーソープを手にたっぷりと付け、二人でお互いの身体を洗い合う。あまりにも気持ち良くて、僕も優奈も気分が高まり、熱く激しく無我夢中でひたすら濃密に愛し合いまくった。
僕が優奈のめっちゃ大きいおっぱいを後ろからぎゅ~っと抱き締めながら、余韻に浸る。
「ウフ、めっちゃ良かったわ。ありがと~!シャワーを浴びながら、いっぱい愛し合えて、最高やったわ~!幸せ~愛してるで~!」
「うん。僕もめっちゃ気持ち良かったわ。ありがと~!最高や~!幸せ~!愛してるで!」
熱~いキス!舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。仕上げ洗いをしてシャワーで流し、バスタオルで身体を拭いて、僕は裸、優奈はバスタオルを羽織っている状態。二人でベッドに座り、ゆっくり寛ぎながら、楽しくおしゃべりする。ふと、優奈が真剣な表情になり、僕に言ってきた。
「ねぇ、あんたと麻希の関係、何かあるよね?でも、詮索せんとくわ。占い師である私の直感やけど、深く聞かん方がいいと思うねん。どうしても言えへん事ってあると思うし、気になるのは気になるけど、頑張って気にせぇへんようにするわ」
心臓が破裂しそうな位ドキッとした。平然を装うが、表情に出るのが心配になる。
―優奈、さすがの鋭い勘やな。確かに、僕と麻希には、絶対に言えへん秘密の関係がある。でも、優奈は詮索せぇへんと言ってくれた。これ以上掘り下げたらあかんと思ったんやな。優奈の思いに応えて、これから麻希と深みにはまったらあかん!今日、優奈を麻希の店に連れて行ったのは、超絶に綺麗でセクシーな僕の彼女の優奈を、敢えて麻希に見せつける為やったんや!とりあえず、嘘をついてこの場を流そう―
「麻希とは何にも無いで~!気にせんでいいで!優奈、愛してるで!」
「ウフ、愛してるって言ってくれてありがと~!私も愛してるで!」
唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人で立ち上がり、僕が優奈のおっぱいのところにあるバスタオルの結び目をほどき、バスタオルを剥ぎ取り、ベッドの端に畳んで置く。優奈の超絶に大きいおっぱいとふくよかなお尻がブルルンと揺れ、僕の目の前に現れる。
唇と唇を熱~く重ね合わせ、舌と舌を濃厚に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合い、二人で濃厚に愛し合いながら、勢い良くベッドに雪崩れ込んだ。
濃厚にディープキス。舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。プラネタリウムをつけたままにしていて、人工的とはいえ、天井や壁に映し出されている満天の星の下で、僕も優奈も燃え上がり、興奮度が最高潮に高まり、天国にいるかのように極上の気分を味わいながら、熱く激しく時間が経つのを忘れて無我夢中でひたすら燃えまくって愛し合いまくった。
二人でぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、最高の気分に包まれて余韻に浸る。
「あ~、めっちゃ興奮したわ~!めっちゃ良かった!最高!めっちゃ幸せ!大好き!愛してるで!」
「うん!僕もめっちゃ良かったわ!めっちゃ興奮したわ~!最高に幸せやわ!愛してるで!」
熱~いキス!舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人でベッドに横になり、更に濃厚に熱~く激しく愛し合いまくる。ふと、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「めっちゃ良かった~!段々眠くなってきたわ~。もう寝ちゃいそうやし言っとくわ。おやすみ~。明日の朝も、あんたのキスで目覚めたいわ~」
「うん。おやすみ~。僕も眠くなってきたし、もうすぐ寝ると思うわ。明日の朝、僕の方が早く起きられたら、キスで目覚めさせるで~」
唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合いながら、心地良い気分に包まれて、僕も優奈もいつの間にか眠りについた。
翌朝、目が覚めると、優奈はまだ眠っている。言われた通りキスで目覚めさせる為に、僕の唇を優奈の唇にそっと合わせ、舌を優奈の口に入れて舌に絡める。暫くの間、キスを続ける。優奈がそっと目を開け、ニッコリと微笑んで僕に言ってきた。
「ウフフ、おはよ~。ほんまにキスで目覚めさせてくれたね。幸せな目覚めやわ~」
「うん。優奈、おはよ~。優奈の寝顔、めっちゃ可愛かったで~。僕も幸せやわ~」
唇と唇を熱く重ね合わせ、舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。暫くの間、二人で濃密に愛し合いまくり、ベッドから出てシャワーを浴び、バスタオルで身体を拭く。僕も優奈も裸のままで、優奈が作ってくれた朝御飯を食べ、僕が朝の用意をして下着と服を着用。優奈は裸のままで、めっちゃ大きいおっぱいとお尻をブルンブルンさせている。僕が優奈を見つめながら言う。
「優奈、そろそろ行くわ。ほんまにありがとうね。愛してるで!土日に三重に行くけど、それまでの間、得られた手掛かりについてしっかり考えるわ。愛してるで!」
「うん。頑張ってね。あ~、私も行きたかったな~。テレビ撮影頑張るわ。愛してるで!」
濃厚にディープキス。舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。僕が優奈の部屋を出発し、テクテク歩いて家に到着。少しゆっくりしてから、家を出発。優奈も朝の用意をして、占いの部屋に出発。お互いの活動が始まった。
≪Vol.9に続く≫
主人公と優奈は、富山で幸せな時間を過ごし、盗まれたサインの手掛かりを掴む事ができましたが、主人公と麻希の、絶対に言えない秘密とは、一体、何なのでしょうか。次回をお楽しみに!




