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美しい幼馴染と共に、僕は大切なモノを探して日本各地を巡る  作者: NAOKI


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【Vol.7】優奈VS美和!そして、僕は優奈と共に星空の綺麗な場所に行く

 美和が改札口を通って行き、主人公が家に帰って行きました。その後、どうなったのでしょうか。主人公と優奈は、富山で盗まれたサインの手掛かりを見つけられるのでしょうか。さぁ、いよいよ始まります。

 一方、美和は、僕の姿が見えなくなったのを確認してから、踵を返し、改札口に戻り、駅員にお願いするように言った。

「ちょっと用事ができてしまって、一度改札口を通ってしまったんですけど、取り消して、戻りたいんですが」

 美和の言葉に対し、駅員が答える。

「分かりました。切符は払い戻しさせていただきます。どうぞ」

 美和が払い戻しのお金を受け取り、改札口を出て、急ぎ足で歩く。真剣な表情でどんどん歩く。更にスピードを上げて歩く。暫く歩き、目的地が見えてきた。少しスピードを緩めて歩き、占いの部屋の前に着いた。美和がグッと引き締まった表情で占いの部屋に入る。

占いの部屋の中では、優奈がニッコリと笑顔で応対する。

「いらっしゃいませ~!どうぞこちらにお座り下さい!」

 優奈の声を聞いて、美和が優奈に近付き、テーブルの前の椅子に座る。強張った表情をしている美和を前にして、優奈が言う。

「今日は、どんな事を占いましょうか?何でも言って下さいね~」

 優奈の問いかけに対し、美和が妖しい笑顔を浮かべながら言ってきた。

「やっぱり、優奈さん、すっごく綺麗だし、スタイルすごくいいですね~。羨ましいです。そうですね~、じゃあ、どうやったら、彼氏との事で優奈さんに勝てるかを占って下さい。私、優奈さんの彼氏と付き合ってるんですよ」

 美和の言葉を聞き、優奈の表情が急変し、その場の雰囲気が一気に凍りついた。

「あなた、何者ですか?なんでそんな事言うんですか?」

「フフ、私、元々は東京出身ですけど、警察官の仕事の関係で今は長崎に住んでるんですよ。名前は山岡美和っていいます。優奈さんの彼氏を、ひったくり犯と間違って逮捕しかけたんですけど、間違いに気付いてから、協力してひったくり犯を逮捕して、それから意気投合して、裸で愛し合って、付き合うようになったんです。有名なテーマパークにも一緒に行きましたよ。昨日と今日も会っていて、昨日、大阪駅の辺りをブラブラして、占いの部屋の前をわざと通った時、彼氏がすっごく焦った表情をしたので、元々疑ってたけど、その時に優奈さんと私の彼氏が付き合ってるって確信したんですよ。その後、白浜温泉に行ってホテルに一緒に泊まったんです。温泉に一緒に入って、温泉でも部屋でも、愛し合いましたよ。今日はサファリワールドに行って来ました。とっても楽しかったです。長崎と白浜の写真ありますから、見て下さいよ。いい写真ですよ~」

 美和がそう言って、スマホを取り出し、写真を表示させ、長崎のテーマパークと白浜のホテルの部屋とサファリワールドの写真を次々と優奈に見せた。優奈が写真を見て、表情が一気に曇り、鬼の形相で美和を睨みつけて怒鳴った。

「何なのあんた!こんな写真見せてきて、私に喧嘩売ってんの?いつでも買うで!」

「フフフ、怒ってるわね。そりゃそうね。大好きな彼氏の浮気が分かって、しかも写真まで見せられたんだから。もっと見て、もっと怒ってよ。私、優奈さんの彼氏の事、心から愛してるから。裸で愛し合ったの、す~っごく良かったわよ!」

「うるさい!私もあいつと裸で愛し合ったの、めっちゃ良かったで!偉そうに言わんといてよ!私もあいつとの写真いっぱい撮ったわ!しっかりと見てよ!」

 優奈がそう言って、北海道と沖縄で撮った写真を美和に見せた。美和が写真を見て、怒りに満ちた表情で優奈を睨みつけて怒鳴った。

「ふん!何よこんな写真!私と一緒に撮った写真の方が、いい笑顔してるわよ!」

「何言ってんのよ!私と一緒に撮った写真の方が、いい笑顔してるに決まってるでしょ!」

「もういい!今日ここに来たのは、占ってもらうのもあるけど、優奈さんに私の大好きな彼氏と別れてくれるようにお願いしにきたの。お願いします!彼氏と別れて下さい!私、本当に彼氏の事が好きなんです!愛してるんです!」

「嫌や!なんであんたの為に別れなあかんねん!別れへんわ!あんたこそ、彼氏と別れてや!私、あいつの事がめっちゃ好きやねん!愛してるんや!」

「嫌だ!別れないわ!彼氏の事が好きな度合いは、絶対に負けてないわ!そっちがそう来るなら、優奈さんの事を徹底的に調べあげて、大阪府警に言ってあんたを逮捕してもらうわよ!覚悟しなさい!」

「はぁ?あんた頭おかしいんとちゃう?いくら私の事を調べても、私、犯罪なんかしてへんし、私を逮捕なんかできる訳ないやろ!勝手にすれば!とにかく、私、あいつとぜ~ったいに別れへんから!絶対にあんたなんかに負けへんで!」

 優奈の強気な言葉を聞き、美和が鬼の形相で優奈を睨みつけ、テーブルを手で思いっ切り叩いた。バーンと大きな音が部屋中に響き、優奈が続けて美和に言った。

「折角だから、あんたが私に勝つ方法、占って差し上げましょうか?」

「ふん!まぁ、占ってもらおうじゃないの!占いもここに来た目的の一つだしね」

 優奈が大きな水晶玉に向かって、呪文を唱え始めた。占いの様子を見ながら、美和が優奈をジッと睨みつける。占いが終わり、優奈が勝ち誇った表情で美和に言った。

「占いが出たで。あんたはどうやっても彼氏との事で私に勝てへんって出たわ。ま、当然の結果やね。私があんたなんかに負ける訳ないわ!」

「はぁ?そんな占い、インチキよ!信じられる訳ないでしょ!私、絶対に優奈さんに負けないから!私、警察官だし、柔道強くて、高校と大学の全国大会で優勝したし、全日本選手権で準優勝したし、今度のオリンピック狙ってるんだよ!私の事、知ってたでしょ?」

「はっは。知ってる訳ないやろ!柔道なんか興味ないわ!オリンピック?出るなら勝手に出れば。ま、出れへんと思うわ。占い師である私の直感やけどね」

 優奈の言葉を聞き、美和が優奈の顔の目の前に顔を近付け、怒りに満ち溢れた表情で優奈を睨みつけながら、優奈に大声で怒鳴った。

「てめぇ、ふざけんなよ!私の柔道見た事ないくせに、何が分かるってんだよ!この場で思いっ切りぶん投げてやろうか?彼氏に護身術教えたんやで」

「やれるもんならやってみろよ!お前が逮捕されるで。護身術教えた?それがどうしたんや。いちいち言ってくんなや!次のお客さんが来そうやし、もうそろそろいいかな?私、ぜ~ったいにあいつと別れへんし、ぜ~ったいにあんたになんかに負けへんから!」

 優奈の強気な発言を聞き、美和が再びテーブルを力一杯叩き、優奈をじ~っと睨みつけた後、クルッと後ろに身体を向けて歩き出した。その直後、優奈が美和に怒鳴った。

「ちょっと!占い料金払ってよ!警察に通報するわよ!」

 優奈の怒鳴り声に、美和が優奈に向き直り、優奈を睨みつけながら、占い料金のお金を握りしめ、テーブルにバーンと大きな音を立てて叩きつけ、再び後ろを向き、足早に占いの部屋を出た。美和が占いの部屋から出た後、暫く時間が経ってから、優奈の目から大粒の涙がどんどん零れてきた。

 ―あいつ、やっぱり浮気してたんやな。悔しい。ムカつく。はらわた煮えくりかえるわ。でも、嫌いになれへん。嫌いになりたいけど、嫌いになれへん。浮気されても、やっぱり、あいつの事が好きや。あいつを愛してるわ。この気持ち、どうにもならへん―

 優奈の目から涙がとめどなく零れ落ちる。涙が止まらない。その時、お客さんが来た。優奈が必死に気分を変え、涙を拭い、笑顔を作ってお客さんに言う。

「いらっしゃいませ!どうぞこちらにお座り下さい!何を占いましょうか?」


 優奈と美和が一触即発になっている状況を全く知らず、僕はゆっくりと家に向かって歩き、家に到着。うがい手洗いトイレを済ませ、テレビのスイッチを入れ、椅子に座って暫くのんびり寛ぐ。ふと、土日の優奈との富山旅行の事を考える。

 ―もうすぐ優奈との富山旅行やな~。立山のホテル、普通のシーズンなら閉館してる時期なのに、暖かい気候のおかげで開いてるなんて、めっちゃラッキーやな~。優奈の日頃の頑張りや行いのお陰という感じがするわ。優奈に感謝やな~。黒部ダムも立山の綺麗な星空も優奈と一緒に見れるの、めっちゃ楽しみやわ~。優奈の声が聞きたくなってきたなぁ。もう仕事終わってるかな~。電話してみるか~―

 スマホを手に取り、優奈に電話をかける。二回、三回とコールが鳴るが、優奈は出ない。更に何回もコールが鳴るが、やはり優奈は出ない。諦めて電話を切る。

 ―まだ仕事が終わってへんのかな~。まぁ、いいか。僕からの着信を見たら、電話くれそうやな~。仕事してたら電話せん方がいいし、ここは暫く待ってみるか~―

 優奈からの電話を待つが、なかなかかかってこない。お風呂に入り、バスタオルで身体を拭いて部屋着を着て寛いでいると、電話がかかってきた。

 ―お、美和はまだ家に着いてへんやろうし、優奈からの電話かな~―

 スマホを手に取り、ディスプレイを見ると、麗菜からの電話だった。

 ―麗菜からか~。麗菜もセクシー美女やし、僕はほんまに幸せ者やな~―

 僕が少しニヤニヤしながら電話に出て、嬉しい気分で麗菜に言う。

「もしもし、麗菜。電話くれて嬉しいわ~」

「ウフフ、そう言ってくれてありがとう。おしゃべりしたくなっちゃって~」

 二人で暫くの間、楽しくおしゃべり。麗菜のテンションが高く、僕も気分が高まる。約二十分話し、電話を切った。

 ―思ったよりもしゃべったな~。優奈、電話くれてたかな~―

 スマホを確認するが、さっきの電話中、優奈が電話をくれた形跡はない。もう仕事は終わっているはずの時間。少し気になる。

 ―なんで電話くれへんのかな~。僕からの着信に気付いてへんのかな~―

 テレビのスイッチを入れ、それ程興味のない番組をボーッと見ていると、僕のスマホが鳴った。僕のテンションが一気に上がる。

 ―今度こそ優奈からの電話やろ。待ってました~―

 スマホのディスプレイを見ると、美和からの電話だった。

 ―お、美和からの電話やな~。もう家に着いたんやろうな~―

 美和の笑顔を思い浮かべながら電話に出て、美和に言う。

「もしもし、美和。電話くれて嬉しいわ~。もう家に着いたん?」

「うん。今着いたよ~。昨日と今日、ありがとうね~。すっごく楽しかったよ~」

「うん。こっちこそありがと~!僕もめっちゃ楽しかったわ~」

 二人で昨日と今日の楽しかった出来事の話で盛り上がる。美和は、優奈と火花バチバチだった事を言わず、ひたすらハイテンションで話す。当然、僕はそんな事を知る由も無く、美和と楽しくおしゃべりを続ける。約三十分話し、電話を切った。

 ―美和と話してると、ほんまに楽しいし、幸せやわ~。それにしても、優奈から電話かかってこないなぁ。僕からの着信に気付いてると思うんやけどな~。どうしたんやろ―

 我慢できずに、優奈に電話する。何回もコールが鳴るが、優奈は電話に出ない。電話を切り、少しの間考える。

 ―まぁ、そんなに気にする事ないか。仕事が忙しいのかもしれへんしな~。明日優奈から電話がかかってくるやろ~―

 結局その日は優奈から電話がかかってこなかった。少し気になったが、寝る準備に取り掛かり、ベッドに横になり目を閉じると、程なく眠りについた。

 翌日、家を出発して活動を終えて家に帰ってから、土日の優奈との富山旅行に備えて用意をしている時、僕のスマホが鳴った。スマホのディスプレイを見ると、優奈からの電話だった。大喜びで電話に出る。

「もしもし、優奈。電話くれてめっちゃ嬉しいわ!昨日電話したけど、出てくれへんかったし、昨日電話くれへんかったな~。どうしたん?大丈夫?」

「うん。大丈夫やで~。昨日電話出れへんかったし、電話できひんかったの、ごめんね~。仕事が忙しくて、部屋に着いてから速攻で寝てもうてん。ところで、得られた手掛かりについて考えて、サインを盗んだ犯人の目星は付いたん?」

「そうやったんや~。いいで~。気にせんといて~。お疲れ様やったね~。仕事忙しいんやな~。さすが優奈。超売れっ子占い師やな~。いろいろ考えたけど、まだビューティーのサインを盗んだ犯人の目星は付いてへんわ。明日から優奈と一緒に富山旅行に行けて、僕は世界一の幸せ者やわ~。旅行めっちゃ楽しみやわ~。新たな手掛かりを見つける為に、優奈の占いを頼りにしてるで~」

「エヘヘ、ありがと~!あんたと話してると、元気が出たわ~。私も富山旅行めっちゃ楽しみやわ~。富山旅行で新たな手掛かりを掴む為に、しっかり占うで。やっぱり、あんたの事、大好きやわ!愛してるで~!」

「うん。ありがと~。僕も優奈の事、大好きやで!愛してるで~!」

 二人で約三十分楽しくおしゃべりし、電話を切った。

 ―やっぱ、優奈と話してると、めっちゃ楽しいし、幸せやわ~!優奈が一番や!明日からの優奈と一緒に行く富山旅行、めっちゃ楽しみやわ~!今日は旅行に備えて早めに寝るか~。用意をさっさと終わらせよう―

 残りの用意を素早く済ませ、寝る準備をして、ベッドに横になり、富山旅行の事を考えながら目を閉じる。楽しみでテンションが上がり、なかなか寝れないが、優奈の笑顔を思い浮かべながら気分良く目を閉じていると、いつの間にか眠りについた。

 翌日、起きてから出掛ける準備を効率良く済ませ、ハイテンションで家を出発。大阪駅の改札口前に午前八時五十分頃到着。まだ優奈は来ていない。スマホをいじりながら待っていると、優奈が満面の笑顔で手を振って僕に向かって歩いて来た。

「おはよ~!お待たせ~。いい天気で良かったね~」

「おはよ~!そんなに待ってへんで~。絶好の富山旅行日和で良かったわ~」

「ウフフ。じゃあ行こう!切符を既に買ってるで~。渡すわ」

「お~、ありがと~!さすが優奈。段取り最高やな~。後でまとめてお金払うわ」

 僕が優奈から切符を受け取り、二人で改札口を通ってホームに行き、電車に乗って富山に向かう。二人で手を繋ぎながら席に座り、景色を見ながら楽しくおしゃべり。優奈がハイテンションで満面の笑顔を僕に見せる。

「あ~、富山旅行楽しみやね~。天気良くてほんまに良かったわ~。黒部ダムも見応えあるやろうし、星空めっちゃ綺麗やろうね~」

「うん。初めて行くし、優奈と一緒に行くの、めっちゃ楽しみやわ~。流れ星を見れるやろうな~。流れ星に何をお願いしよっかな~」

「あはは。占い師の私に言わせてもらえば、流れ星に願い事を言っても、それだけで叶う訳ないと思うけど、流れ星に願い事を言うのって、ロマンがあるよね~。流れ星を見たら、たぶん私も願い事を言うと思うわ~」

「そりゃそうやな~。ちなみに、優奈は流れ星に何てお願いするの?」

「エヘヘ、秘密やで~。あんたは流れ星に何をお願いするの?」

「そりゃ、これからもず~っと優奈と一緒に幸せに過ごせますようにってお願いするわ」

「ウフフ、ありがと~!そう言ってくれて、めっちゃ嬉しいわ~」

 更に電車が進み、窓の外の景色がどんどん自然豊かになる。ふと、優奈が真剣な表情になり、僕に顔を近付けて言ってきた。

「ねぇ、私が一昨日電話に出なかった、ほんまの理由を教えてあげる。仕事が忙しくて部屋に着いたらすぐ寝ちゃったってのも理由にあるけど、もっと大きな理由があるねん」

 ドキッとした。僕の心臓の鼓動がどんどん速くなる。どう返答したら良いのか考える。

 ―なんで優奈はそんな事を言ってくるんや。ほんまの理由って何や。聞きたいような、聞きたくないような。どう答えよっかな。う~ん。まぁ、断る理由も無いし、聞きたくない気もするけど、ここは素直に聞いてみるか―

「うん。仕事が忙しくて寝てしまっただけとちゃうんやな。寧ろ、ほんまの理由の方が重要なんや。聞きたいわ。ほんまの理由って何なん?」

「実はね、あんたの長崎での浮気相手が、占いの部屋に来たんや。名前は山岡美和で、警察官で柔道強いって言ってたわ。私に、あんたとそいつのラブラブ話をい~っぱい話してきたんや。三日前、白浜の温泉に浮気相手と一緒に泊まって、一昨日まで一緒にいたらしいな。長崎のテーマパークと白浜温泉のホテルの部屋で撮った写真を私に見せてきたわ。しかも、愛し合ったんやってな。長崎であんたに護身術を教えたとも言ってたわ。そいつ、私にあんたと別れてくれって言ってきたけど、絶対に別れへん、あんたになんか絶対に負けへんって言ってやったわ。私もあんたの浮気相手もブチ切れながら言い合って、そいつはめっちゃ怒りながら帰って行ったけど、私も怒りが収まらなくて、とてもその日、あんたと話す気になれへんかったわ。昨日は何とか気分を変えて、テンションを無理矢理上げてあんたに電話して話したんや。まぁ、元々浮気してると思ってたけど、あんたの浮気相手に乗り込まれて浮気話を聞かされたんやし、めっちゃショックで、怒りまくったわ。やっぱりあんた、浮気してたんやな。もう言い逃れできひんで。浮気を認めろや!」

 優奈にまくしたてられ、どう答えたら良いのか分からなくなり、返答に困る。

 ―まさか、あの後、美和が占いの部屋に行ってたなんて、夢にも思わんかったわ。改札口を通った後、引き返して、占いの部屋に行ったんやろうな。そういや、三日前、占いの部屋の前を一緒に通ったもんな。ここまで言われると、もう言い逃れできないな。でも素直に認めるのと、浮気してへんって嘘つくのと、どっちの方がいいんかな~。とりあえず、バレバレの嘘でも、つかへんよりつく方がましか―

「え!そんな事があったんか。でも、僕は浮気してへんで!山岡美和なんて女性、知らんわ。三日前と一昨日、いつも通り過ごしてたで。白浜なんか行ってへんわ。どんな写真か知らへんけど、CGか何かを駆使して偽造したんやろ。それにしても、悪質やな。もしまたそいつが占いの部屋に来たら僕に言ってや。すぐに駆け付けて優奈を守るわ」

「はっは。とことん嘘をつき通すんやな。まぁええわ。浮気されても、あんたの事が好きやし、この気持ちはどうにもならないもんな。私もあんたの事をとやかく言えへんし」

「好きって言ってくれて嬉しいけど、僕の事をとやかく言えへんってのは聞き逃せへんな。前に小樽で会った男と何も無いやんな?マスターと愛し合ってないよな?」

「へっへ~。教えへんわ。あんな事があったんやし、尚更教えへんわ。私、あんたが浮気したと思ってるし、これからのあんたの浮気防止や!」

「くっそ~!どうしても教えてくれへんねんな~!でも、今はこれ以上は訊けへんな~。流れ星への願い事に、教えてくれますようにってのも加えるか~」

「はっは。勝手にしろ。そんな願い事、叶う訳ないやろ」

 そんなやり取りをしているうちに、どんどん電車が走って行き、気が付くと、もうすぐ石川に入るところまで来ている。

「言い合いをして疲れたし、眠くなってきたから寝るわ。あんたも寝ていいけど、富山に着く直前にちゃんと起こしてや。今は怒ってないから安心してや。これからは気持ちを切り替えて、テンション上げていくわ」

「うん。分かった。おやすみ。僕も寝るかもしれへんけど、富山に着く直前には起きて、優奈をちゃんと起こすわ」

 優奈が目を閉じて、頭を僕の肩に乗せる。程なく優奈から寝息が聞こえてくる。寝顔が最高に可愛い。優奈の寝顔を見て、反省しながら考える。

 ―優奈の寝顔、めっちゃ可愛いなぁ。こんなにも超絶セクシー美女が、辛い経験しても僕の事が好きって言ってくれてるんや。僕はほんまに幸せ者やわ。もう優奈を絶対に裏切ったらあかんわ!そう思っても、また浮気してしまうかもしれへんな~。ま、この富山旅行では優奈の事だけを考えよう―

 そんな事を考えていると、僕も眠くなってきて、コクリコクリとなり、頭を優奈の頭にもたれさせて眠り出す。気持ち良く眠っていて、暫く時間が経ち、はっと目が覚めると、もうすぐ富山駅に着くアナウンスが聞こえた。優奈はまだ気持ち良さそうに寝息を立てて眠っていて、慌てて優奈の肩を揺すりながら優奈に言う。

「優奈、もうすぐ富山駅に着くで。起きてや。早く降りる用意をしないとあかんで」

 優奈がまだ寝たいという感じの表情で目を開けた。眠そうにしている表情が可愛い。優奈がゆっくりとした口調で僕に言ってきた。

「う~ん、あ~、よく寝た~。もう富山か~。さ~、富山旅行を楽しむで~!」

 気持ちが切り替わった感じで、優奈の表情に笑顔が戻った。ほっと一安心。降りる用意を済ませ、富山駅に着き、二人で手を繋いで電車から降りた。

「お~、富山に来た~!富山と言えば、鱒寿司とホタルイカやな~。ちょっとお腹が空いてきたし、お寿司屋さんに行って昼御飯食べよっか~」

「うん。いいで~。富山の鱒寿司、食べた事ないな~。食べてみたいわ~」

「私も食べた事ないし、楽しみや~。あ、そうや。占いしないとあかんな~。富山に来たのは、盗まれたサインの手掛かりを探す為やもんね~。今回も携帯用の水晶玉持って来たで~。水晶玉は私の大切な友達や。いい占いができると思うわ~」

「うん。優奈の占い、めっちゃ頼りにしてるわ~。優奈の占いが無いと、何処に行けばいいのか分からへんもんな~」

 優奈がベンチに水晶玉を置き、呪文を唱え始めた。優奈の表情が真剣になる。何回見ても、優奈の占い姿はめっちゃ綺麗で、見とれてしまう。暫くの間、優奈が呪文を唱え続け、ふと、優奈が笑顔になり、僕の方を向いて、口を開いた。

「占いが出たで!富山城を探しまくると出たわ!富山城に、盗まれたサインの手掛かりがあるで!お寿司屋さんに行く前に富山城に行くで!」

「うん。分かった。さすが優奈。占いでズバッと行き先が出たな~。富山城楽しみや~」

 富山駅を出て、二人で手を繋いで歩く。暫く歩いていると、段々向こうの方に富山城が見えてきて、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「お~、富山城が見えてきた~。富山城の何処かに、盗まれたサインの手掛かりがあるで。楽しむだけじゃなく、しっかり探さないとあかんな~」

「そうやな~。優奈の占い、よく当たるし、ビューティーのサインの手掛かりが見つかりそうやわ。富山城楽しみやし、しっかり探すで~」

 更に歩き進むと、外観が趣のある寿司屋が見えてきた。

「お、あそこにお寿司屋さんがあるね!富山城に行った後、あそこのお寿司屋さんで昼御飯食べようよ!絶対美味しいやろ~」

「うん。そうしよう。確かに美味しそうな寿司屋やわ~。鱒寿司ありそうやな~。ホタルイカもあるかもしれへんな~」

 見つけた寿司屋の前を通り、富山城に向かって歩を進める。二人で手を繋いで、楽しくおしゃべりしながら歩き、富山城に到着。

「富山城に着いたね~。占ってくれたし、入場料は勿論僕が払うで~。楽しみや~」

「うん。ありがと~!富山城初めて行くし、めっちゃ楽しみやわ~」

 僕が入場料を支払い、二人で富山城に入る。ビューティーの手掛かりを見つける為、周りをキョロキョロしながら歩き回っていると、優奈がハイテンションで僕に言ってきた。

「雰囲気があるいいお城やね~。庭園綺麗やし、テンション上がるわ~。早く天守閣に行こうよ!天守閣から見る景色、綺麗そうやね~」

「うん。天守閣の最上階、結構高い所にあるし、富山市内を一望できそうやな~」

 二人でルンルン気分で天守閣に向かい、中に入る。中は博物館のエリアがあり、兜等、いろいろな物が展示されていて、優奈が真剣な表情で見ている。

「優奈、戦国時代の物に興味あるの?ちょっと意外やわ~」

「え~、私、日本史好きなんやで~。科目の中では一番勉強したわ~。ここの展示物、めっちゃ興味そそられるわ~。見ていて飽きないわ~」

「そうなんや~。時間あるし、じっくり見てや~。ここに来て良かったな~」

 引き続き、優奈が真剣に博物館のエリアで展示物を鑑賞する。僕も優奈と手を繋ぎながら、優奈が見ている物を鑑賞していると、それなりに時間が経った。

「優奈、せっかく天守閣に来たんやし、そろそろ最上階に行って景色を見ようや。富山市内の景色を一望できそうやで」

「うん。そうやね。もう十分見たし、最上階に行って景色を見よう!楽しみや~!」

 二人で急な階段を上がって最上階に向かう。優奈が僕の前で階段を上がっていて、優奈のめっちゃふくよかなお尻が目の前にある。

 ―うわ~、優奈のお尻が目の前や~!めっちゃでかくて綺麗~!見とれてしまうわ―

 二人で階段を上がり、最上階に到着。早速、二人で景色を見る。優奈と僕のテンションが上がり、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「わぁ~、景色めっちゃ綺麗~!確かに富山市内を一望できるね~。あ、電車が見えるよ。後で行こうって言ってたお寿司屋さんはあそこにあるかな~」

「うん。富山市内を一望できて、めっちゃ綺麗やわ~。でも優奈の方が綺麗やで~」

「も~、ほんまに褒め上手やな~。恥ずかしいけど、嬉しいわ~。ねぇねぇ、写真撮ろうよ!いい写真が撮れそうやわ~」

「うん。撮ろう撮ろう。優奈の写真の技術はめっちゃ高いし、いい写真撮れるで~」

 二人で顔を寄せ合い、優奈がスマホを手にして腕を伸ばし、角度を調整する。

「お、なかなかいい感じや。もっといい写真撮れるかな~。もっと顔をピッタリ私にくっつけてよ~。お、めっちゃいい感じや。撮るで~。はい、チーズ!」

 優奈がシャッターボタンをタップし、シャッター音が鳴った。二人で写真を見て、優奈がはしゃぎながら満面の笑顔になった。

「お~、素晴らしい写真が撮れたわ~。景色も綺麗に写ってるし、私達も、ラブラブ感満載で写ってるわ~。めっちゃ嬉しい~」

「うん。ほんまにいい写真が撮れたな~。優奈、最高の笑顔やで。僕のスマホに送って~」

 優奈が撮れた写真を僕のスマホに送信し、僕が届いた写真を見て、幸せな気分に浸る。引き続き天守閣から景色を眺めていると、優奈が僕を見つめてきた。

「そういや、盗まれたサインの手掛かり、何か見つかった?」

「あ~、そういやそうやな~。見つかってへんわ。ちょっと周りを見回すわ」

 天守閣最上階を見回すが、特に気になるところはない。続いて人に注意しながら景色を見る。気になる人がいないか、目を凝らす。すると、地上を歩いている、紺色のズボンを身に着けている男性が気になった。

 ―あ、あの紺色のズボンを身に着けてる男性が気になるなぁ。ビューティーのサインを盗んだ犯人が、紺色のズボンを身に着けてたんかなぁ―

 僕の様子に気付いた優奈が、僕に言葉を掛けてきた。

「お、何か手掛かりを掴めた感じやね。何を見つけたの?」

「うん。ほら、あそこにいる紺色のズボンを身に着けてる男性が気になったんや。たぶんビューティーのサインを盗んだ犯人が、紺色のズボンを身に着けてたと思うんや。さすが優奈の占いはよく当たるわ。優奈、ありがとう!」

「エヘヘ、そんなに褒められると、照れるなぁ。ありがとうね。私も嬉しいわ」

 二人で手を繋ぎながら景色を堪能し、階段を下りて天守閣から出て、富山城を後にした。

「富山城めっちゃ良かったね~。じゃあ、お腹空いたし、見つけたお寿司屋さんに行こう」

「うん。僕もお腹ペコペコやわ~。早くお寿司食べたいわ~。できれば鱒寿司とホタルイカも食べたいな~。あればいいな~」

「そうやね~。私も鱒寿司とホタルイカ食べたい~!あったらいいな~」

 二人で談笑しながら手を繋いで暫く歩き、見つけた寿司屋に到着。意気揚々と店内に入ると、店員が威勢の良い声で迎えてくれた。店員に案内され、席に座る。メニューを見ると、鱒寿司があり、僕と優奈のテンションが一気に上がる。

「お~、鱒寿司があるで~!嬉しい~!食べるよね?二つ頼もうよ。後は何を頼もうかな。いろんなお寿司があって迷うな~。あ、ランチセットがあるわ。ランチセットにも鱒寿司入ってるし、ランチセットを二つ頼もっか?」

「うん。そうやな~。鱒寿司もあるし、僕もランチセットにするわ」

 二人でランチセットを二つ注文。二人で楽しくおしゃべりしていると、まずは突き出しが運ばれて来た。内容は野菜が少しと、ホタルイカ。優奈と僕のテンションが爆上がり。

「お~!ホタルイカが出て来た~!後で鱒寿司食べるし、完璧やな~!」

「そうやな~。ホタルイカに鱒寿司、楽しみやわ~。さ、食べよ食べよ」

 まずは優奈がホタルイカを口に入れ、表情が一気に笑顔になった。

「うん!美味しい~!さすが、本場のホタルイカは格別に美味しいわ~!」

 優奈の言葉を聞き、僕もホタルイカを口に運び、ホタルイカの旨味が口に広がる。

「お~、確かに美味しい~。さすが富山のホタルイカやな~。味に深みがあるわ~」

 二人で突き出しを平らげ、談笑していると、ランチセットが二つ運ばれて来た。鱒寿司もあり、中トロや穴子や海老等、色とりどりの寿司が並んでいて、赤だしも付いている。

「わぁ~、いろんなお寿司がある~!鱒寿司も中トロも美味しそう~!いただきま~す」

 まずは優奈が鱒寿司を一口食べ、僕も鱒寿司を口に運ぶ。

「美味しい~!さすが富山の名産!口の中に旨味が広がってる~」

「うん!美味しい~!鱒寿司、初めて食べたけど、最高やな~。思った以上に美味しいわ」

 中トロや穴子や海老もどんどん食べ進め、僕と優奈のテンションが更に上がる。

「美味しい~!鱒寿司も美味しかったけど、他のお寿司も全部美味しい~!」

「ほんまやな~。美味しいわ~!この店のお寿司、全部美味しいわ~!」

 二人で一気にお寿司を平らげ、赤だしも飲み干し、そろそろ寿司屋を出る事になった。

「あ~、美味しかった~。ここの会計も僕に任せてや!御馳走するで~!」

「お~、ありがと~!相変わらず太っ腹やね~。嬉しい~!御馳走様でした~!」

 僕が会計を済ませる。思ったよりも安い金額で、ほっと胸を撫で下ろし、二人で店を出た。次に何処に行くかを考え、今度は優奈の出番。

「さぁ、盗まれたサインの手掛かりを見つける為に占うよ!任せてよ!」

「うん。優奈の占いよく当たるし、頼りにしてるで~。今回も水晶玉を使うの?」

「ウフフ、今回は水晶玉に加えて、携帯用のスティックも使って占うよ~」

 占いができる場所を二人で探していると、小さな公園を見つけ、二人で公園のベンチに座り、優奈が水晶玉をベンチに置いて呪文を唱え始めた。公園で真剣な表情で占っている優奈の姿は、公園の中で光り輝いていて、じ~っと見つめてしまう。ふと、優奈が真剣な表情のまま呪文を唱えるのを止め、スティックを取り出して、クルクル回したり、振り回したりして、突然空高く放り投げた。スティックが地面に落ち、ある方向を差している。その直後、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「完璧な占いが出来たで~!立山黒部アルペンルートで、気になる場所をどんどん探すと出たわ。スティックが差してる方向は、丁度立山の山上のホテルがある方向やわ!立山の山上のホテルに手掛かりがあるかどうかは分からへんけど、その周辺地域の立山黒部アルペンルートを含めて、絶対に手掛かりがあるはずやで!」

「うん。ありがとう。優奈にそう言われると、絶対にビューティーのサインの手掛かりが見つかりそうな気がしてきたわ。早速、電車に乗って行こう!」

「うん!電車に乗って、ケーブルカーに乗って、バスに乗って向かうで~!普通のシーズンなら、もう閉められていて行けへんけど、今年は暖かい気候が続いたから、ギリギリ行けるんやで~。運もいいし、絶対重要な手掛かりが見つかると思うで~!」

 二人で手を繋いで歩き、地元の鉄道の富山駅に到着。ホームに向かい、会話を楽しみながら、暫くの間、電車を待っていると、ゆっくりとした速度で電車が来た。二人で電車に乗り、手を繋ぎながら席に座り、発車するのを待つ。

「やっぱ地元の電車は雰囲気があっていいね~。景色を見るのも楽しみやわ~」

「うん。ちょっといい匂いがするなぁ。優奈の匂いの方が勿論いい匂いやけどね~」

「ウフ、ありがと~!あんたが気に入りそうな香水を付けてるからね~」

 二人でそんな会話を楽しんでいると、電車が走り出した。ゆっくりとしたスピードで、地元の鉄道という感じがする。最初は街の中を走っていたが、どんどん自然豊かな風景になり、僕と優奈が景色を見ながら話す。

「田んぼとか森林とか、風景が自然豊かになってきたな。立山に近付いてる感じがするわ」

「うん。初めて乗る電車は、景色を見てると楽しいし、テンションが上がるわ~」

 二人で楽しくおしゃべりし、景色を見ながら過ごす。見る景色にどんどん自然豊かさが増してきて、僕と優奈のワクワク感が高まる。更に電車が進み、終着駅に着き、優奈が意気揚々と僕に言ってきた。

「さぁ、地元の鉄道はここまでで、次はケーブルカーに乗るよ~!どんどん高い所に上って行くし、景色を見るのが楽しみやね~」

「うん。ケーブルカーに乗るの、めっちゃ久し振りやわ~。楽しみや~」

 二人で電車から降り、ケーブルカー乗り場に向かう。既にケーブルカーが止まっていて、二人で手を繋ぎながらケーブルカーに乗って席に座る。談笑しながら待っていると、もうすぐ発車するアナウンスが車内に流れ、程なくケーブルカーが動き出した。後ろ向きに座っている為、ケーブルカーが上るにつれ、見える景色が小さくなってきて、富山の街と自然の絶妙なコントラストに、優奈と僕のテンションが爆上がり。

「お~、やっぱケーブルカーから見る景色は最高やね~。綺麗~。どんどん富山の街が小さくなっていくね~。自然豊かで、テンション上がるわ~」

「うん。ほんまに綺麗やわ~。景色を見るのもいいけど、はしゃいでる優奈を見てると、こっちまで嬉しくなるし、幸せを感じるわ~」

「ウフ、ありがとうね。私も幸せよ。占いで立山黒部アルペンルートって出て良かったわ」

 二人でケーブルカーから見える景色をじっくり堪能。どんどんケーブルカーが山を上って行き、思ったより早く終着駅に着いた。手を繋いでケーブルカーから降り、二人で手を繋ぎながら景色を見渡し、優奈がはしゃぎながら僕に言ってきた。

「わぁ~、めっちゃ綺麗~!富山の街があんなに小さいで~!写真撮ろうよ!」

「うん。こんなにいい景色を優奈と一緒に見れて、ほんまに幸せやわ~」

 二人で顔を寄せ合い、ピッタリと身体をくっつけて寄り添う。優奈のめっちゃ大きいおっぱいとふっくらとしたお尻が僕の身体にムニュッと当たり、めっちゃ気持ち良くて、思わずニヤニヤしてしまう。優奈が僕の様子を見て、ニコニコ笑いながら僕に言ってきた。

「ウフフ、私のおっぱいとお尻が当たってニヤニヤしてるね~。そんなに私のおっぱいとお尻の感触が気持ちいい?」

「うん!優奈のおっぱいとお尻が当たって、気持ち良過ぎてニヤニヤしてしもうたんや~」

僕が最高の笑顔になり、優奈も笑顔を作る。優奈がスマホを手にして腕を伸ばし、角度を調整する。僕と優奈と綺麗な景色がちゃんと入るように写真を撮るのは難しく、優奈が悪戦苦闘しながら言う。

「うわ~、綺麗に写真撮るの難しいな~。こんなもんかな~。あかんな~。もっと顔をくっつけて~。よし、もっとスマホが遠くになるようにするか。お、やっといい感じになったわ。今や!いくで~。はい、チーズ!」

 優奈がシャッターボタンをタップし、シャッター音が鳴る。撮れた写真を二人でチェックし、僕と優奈が一気に笑顔になり、優奈が大喜びではしゃぐ。

「お~、めっちゃいい写真が撮れた~!二人共最高の笑顔で写ってるし、景色も綺麗に写ってるわ~。私、写真撮るの、天才かもしれへんわ~」

「うん。綺麗に撮れてるね~。最高やわ~。優奈、写真撮る天才やで~」

「エヘヘ、ありがと~!どんどん写真の技術が高まってる感じがするわ。送るね~」

 優奈が早速、撮った写真を僕のスマホに送ってくれた。僕がスマホに届いた写真を見て、嬉しい気分に浸る。幸せな気分に包まれながら二人で手を繋いで歩き、高原バス乗り場に到着。バスはまだ来ておらず、楽しくおしゃべりしながらバスを待つ。すると、遠くの方を見ていた優奈が、満面の笑顔で僕に言ってきた。

「あ、バスが向かって来るよ~。高原をどんどん走って行くんやね~。どんな景色なんやろ~。あ~、ワクワクする~。楽しみ~」

「うん。神秘的な景色が見れそうやな~。早く見たいわ~。楽しみや~」

 バスが僕と優奈の前で止まり、ドアが開いた。二人でバスに乗り込み、手を繋ぎながら席に座る。ニコニコ笑い合いながらバスの発車を待っていると、バスが動き出した。バスがゆっくりとしたスピードで進み、窓の外の風景がどんどん高原らしい景色になっていく。高度が高くなるにつれ、見える植物が変わっていき、優奈がはしゃぎながら僕に言ってきた。

「山の上の方やと、見た事ない高山植物が生えてるね~。こんなに高い所やと、生えるのが無理な植物もあるんやな~。森林を見れへんようになってきたな~。ほんまに神秘的な景色で、見入ってしまうわ~。一緒に見れて嬉しいし、幸せやわ~」

「うん。ほんまに素晴らしい景色やな~。見ていて勉強にもなるわ。僕も優奈と一緒に見れて、めっちゃ嬉しいし幸せやわ。愛してるで!」

「ウフフ、ありがと~!私も愛してるで!」

 他の乗客の視線を少し気にしたが、お互い我慢できずに唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合った。

 ―優奈の唇、柔らかいな~。バスの中でキスするのも最高やな~―

 更にバスが走り進み、高原の神秘的な風景が広がる。なかなか見れない景色で、僕も優奈も眠らずに景色を堪能し、楽しくおしゃべりする。どんどんバスが進み、終点のバス停に到着。二人でバスから降り、周りを見回すと、初めて見る壮大な自然溢れる高原の風景に圧倒され、暫く見入ってしまう。ふと、優奈が口を開いた。

「めっちゃいい景色やね~。こんなに神秘的な自然の風景、初めて見たわ~!」

「うん。ほんまに凄い景色やわ~。優奈と一緒に見れて、めっちゃ嬉しいわ。最高や~」

「うん!ありがと~!一緒に来れて幸せよ~。さ、ここから歩かなきゃね~」

 二人で手を繋いで小道を歩く。素晴らしい景色を見ながら、楽しくおしゃべりする。人が少なく、誰からも見られていないタイミングを見計らって、チュッとキス。気分が高まり、ディープキス。舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。更に歩みを進めると、池と岩と草原が絶妙のコントラストの景色が広がっているポイントに着き、優奈がニコニコと微笑み、はしゃぎながら僕に言ってきた。

「お~、めっちゃいい景色やん!絶好の撮影ポイントやで!写真撮ろうよ!」

「うん。ほんまに最高のポイントやな。優奈の腕の見せ所やな~」

 二人で顔をピッタリとくっつけ、優奈のめっちゃ大きいおっぱいが僕に当たり、最高に気持ちいい。優奈がスマホを手にして腕をぐ~っと伸ばし、上下左右に角度を調整。今度はあまり苦労する事なく角度がバッチリ決まり、シャッターボタンをタップ。二人で撮れた写真を確認し、優奈の表情が弾ける笑顔になった。

「お~、バッチリ綺麗に写真撮れた!神秘的な写真に、私らの最高の笑顔!いい写真や!」

「うん。さすが優奈!自撮りのプロやな~。めっちゃいい写真や~!」

 優奈が撮れた写真を僕のスマホに送信し、僕がスマホに届いた写真を確認し、幸せな気分になった。暫くの間、二人で手を繋ぎながら景色を堪能し、再び歩き出す。坂道が多く、徐々に優奈が疲れてきて、僕に言ってきた。

「いい景色が続いてるけど、段々疲れてきたわ~。まだ山上のホテルに着かへんな~。あ、あそこにベンチがあるわ。ちょっと座って休もうよ」

「うん。そうやな。僕も疲れてきたし、優奈はもっと疲れてるやろうな~」

 二人で手を繋ぎながらベンチに座り、持って来ているお茶を飲む。周りには誰もいない。二人で見つめ合い、唇と唇を熱く重ね合わせ、舌と舌を濃厚に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、幻想的な風景を眺める。ふと、少し離れた場所を歩いている、切れ長の目をした男性が気になった。

 ―あれ、あそこにいる切れ長の目をした男性が気になるなぁ。う~ん、もしかしたら、ビューティーのサインを盗んだ犯人が、切れ長の目をしてるんかな~。どうやろ~―

 僕の様子を見て、優奈が僕に言葉を掛けてきた。

「お、あっちの方をじ~っと見てるね~。何か手掛かりが見つかったん?」

「そうやな~。はっきりとは分からへんけど、あっちの方を歩いてる、切れ長の目の男性が気になったんや。ビューティーのサインを盗んだ犯人が、切れ長の目をしてるかもしれへんわ。重要な手掛かりを見つけられたわ。さすが優奈の占いやわ!ありがと~!」

「エヘヘ、そう言ってもらえて嬉しいわ。いい手掛かりが掴めて良かったね~。私の占い、しっかり役に立ってるね~。自信が付いたわ~」

 二人で喜び合っていると、急に男女のカップルの女性が優奈に話し掛けてきた。

「もしかして、大阪の占いの部屋の占い師の優奈さんですか?」

「はい。そうですよ~。私の事、知ってくれてるんですね。ありがとうございます」

「わ~、やっぱそうだ~。前にテレビで見て、すっごく綺麗な占い師だな~って、興味持ってたんですよ~。私達、東京から旅行に来てるんですけど、いつか大阪に行く事があれば、占いの部屋に行きますので、私達の今後の事について、占って下さいね~」

「はい。勿論です。ありがとうございます。楽しみにしながらお待ちしてますね~」

「こっちこそ、ありがとうございます。それじゃあ、お邪魔しても申し訳ないので、失礼しますね~。会えて嬉しかったです」

 女性がそう言って、男女カップルがにこやかにペコリとお辞儀をして、向こうの方に歩いて行った。

「ウフフ、東京に住んでる人に声掛けられちゃった~。前にちょっとだけ出たテレビ番組、宣伝効果あるなぁ。やっぱ、雑誌よりテレビの方がいいんかな~。もっとテレビに出たいな~。どんどん有名になって、お客さんいっぱい来て欲しい~」

「そうやな~。テレビは宣伝効果ありそうやな。優奈、どんどん有名になるね。こんなに綺麗でセクシーで有名な優奈と付き合ってて、僕はめっちゃ幸せ者やわ~!愛してるで!」

「エヘヘ、ありがと~!私もめっちゃ幸せよ~!愛してるで~!」

周囲を見回すと、他に人がいない状態。僕と優奈がジッと見つめ合い、唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。

 暫くの間、二人で手を繋ぎながら幻想的な景色を堪能し、山上のホテルに向かって歩き出す。高度が高い事もあり、見た事のない高山植物を見る事ができ、生える事ができない植物がある為、普段は見ない神秘的な風景が広がる。二人で手を繋いで景色を堪能しながら歩いていると、遠くの方に山上のホテルが見えてきた。僕と優奈のテンションが一気に上がり、優奈がはしゃぎながら僕に言ってきた。

「やった~!今日泊まるホテルが見えてきたで~!もう少しや~!楽しみ~!」

「うん。僕もちょっと疲れてきたし、漸くホテルが見えてきて、嬉しいわ~!行くで~!」

 更に二人で歩を進め、どんどん山上のホテルが大きく見えてくる。雰囲気のあるホテルで、ホテルに近付くにつれ、どんどんテンションが上がる。繋いでいる手を大きく振りながら更に歩き、山上のホテルに到着した。

「着いた~。めっちゃいい感じのホテルや~!嬉しい~!早く入ろうよ!」

「うん。ほんまにいい雰囲気のホテルやな~。ワクワクするわ~」

 二人で手を繋いで歩き、山上のホテルの中に入る。ホテルの中は、外の風景の雰囲気とはまた違った神秘的な雰囲気で、優奈と僕の気分が高まる。

「お~、ホテルの中もさすがの雰囲気やな~。ホテル代は支払い済みやで~。フロントに行ってチェックインの手続きしてくるわ~」

「うん。さすが優奈!何から何までありがと~!僕も一緒に行くわ。部屋に着いてから、交通費と合わせてお金払うわ~」

「うん!ありがと~!どんな部屋なんかな~。楽しみや~」

 二人でフロントに行き、チェックインを済ませ、晩御飯の時間を何時にするか考える。大浴場があるが、貸切風呂もあり、優奈が僕に微笑みながら訊ねてきた。

「貸切風呂があるよ~!行ってみる?晩御飯の時間は何時にする?」

「うん。貸切風呂行こう!晩御飯は貸切風呂の後やな~。貸切風呂を午後六時にして、晩御飯を午後七時にしよっか?」

「うん。それでいいで~。貸切風呂も晩御飯も楽しみやね~」

 貸切風呂を午後六時で予約し、晩御飯の時間を午後七時に和食レストランで食べる事にした。優奈が部屋の鍵を受け取り、二人でエレベーターに乗って五階に上がり、手を繋いで廊下を少し歩き、宿泊する部屋の前に到着。優奈が鍵を使ってドアを開け、二人で部屋に入り、優奈が鍵をかけた。広くて雰囲気の良い空間が広がり、優奈がはしゃぎながら、満面の笑顔で僕に言ってきた。

「お~、めっちゃいい部屋やんか~!凄~い!広~い!綺麗~!最高の部屋や~!」

「うん!広くて綺麗で、めっちゃいい部屋やな~。優奈、ありがと~!あ、そうや!交通費とホテル代払うで。いくらなん?」

「エヘヘ、ありがと~!こんなにも喜んでくれて、私もめっちゃ嬉しいわ。料金はね~、ちょっと確認するわ。待っていてね」

 優奈がホテル代と交通費を確認し、金額を僕に言ってきた。大体思った通りの金額で、財布を取り出し、優奈にお金を支払った。

「ありがと~!さすが、太っ腹!大好き!愛してるで!ねぇねぇ、景色見ようよ!」

「どう致しまして~。僕も愛してるで~!景色見よう!窓の近くから見ると綺麗やで~」

 二人で窓の近くに行き、手を繋ぎながら景色を見る。幻想的な高原の景色が広がり、僕と優奈を釘付けにする。

「めっちゃ綺麗な景色やね~。夜になったらほとんど見えなくなるやろうけど、その分、星空が綺麗なんやろうね~。楽しみやわ~」

「うん。ほんまにいい景色やわ~。星空楽しみやな~。優奈と一緒に最高の景色を見れて、ほんまに嬉しいし、幸せやわ~。愛してるで~!」

「ウフ、ありがと~!私もめっちゃ嬉しいし、幸せよ~!愛してるで~!」

 二人でじ~っと見つめ合い、優奈がそっと目を閉じ、口を少し開いて少し上を向く。僕が唇を優奈の唇に濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、僕がカーテンを閉める。再び二人で見つめ合い、優奈が僕に向かってニッコリと微笑む。

「ウフ、うがい手洗いをしてから、二人でシャワー浴びようよ」

「うん。シャワー浴びてサッパリしてから、燃えまくるで~!」

「お~、やる気満々やね~。私も興奮してきたわ~」

 二人で洗面台に行き、うがい手洗いをして、服を脱ぎ始める。優奈が下着姿になった。僕も服を脱ぎ、パンツ一丁になる。優奈が白のブラジャーとパンツ姿。あまりにも綺麗で、我慢できずに優奈をぎゅ~っと熱く強く抱き締める。優奈も僕をぎゅ~っと熱く強く抱き締める。唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌を濃厚に絡め合う。僕が優奈の下着を脱がし、優奈が裸になった。僕もパンツを脱いで裸になる。僕が優奈の裸をじ~っと見つめながら、物凄く嬉しそうに優奈に言葉を掛ける。

「優奈、めっちゃ綺麗な裸やわ。めっちゃ大きいおっぱいとふくよかなお尻、最高やわ」

「ウフフ、ありがとう。もう欲情してるんやね。私も段々興奮してきたわ」

 濃厚にディープキス。舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合い、浴室に入った。シャワーを浴び、ボディーソープでお互いの身体を洗い合い、シャワーでボディーソープを洗い流し、浴室を出てバスタオルで身体を拭き、優奈がバスタオルをおっぱいのところで結んで羽織り、僕は裸の状態。

二人でベッドの前に移動し、優奈が僕にニッコリと微笑む。僕が優奈のおっぱいのところにあるバスタオルの結び目を手で掴み、バスタオルを剥ぎ取る。優奈のめっちゃ大きなおっぱいとふくよかなお尻が目の前に現れ、ブルルンと揺れる。バスタオルをベッドの端に畳んで置く。僕と優奈がジッと見つめ合い、唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、二人で勢い良くベッドに雪崩れ込んだ。優奈のめっちゃ大きいおっぱいがブルルンと揺れまくり、僕の興奮度が更に増す。

 唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。立山の神秘的なホテルという事を考えると、何故かどんどん興奮してきて、優奈の身体を思いっ切り無我夢中で熱く激しく愛しまくる。優奈も僕の想いに応え、僕の身体をめっちゃ興奮しながら熱く激しく愛しまくる。二人だけの極上の幸せな時間に浸りながら更に興奮し、熱く激しく時間が経つのを忘れて無我夢中でひたすら濃密に愛し合いまくった。

 僕が優奈に覆い被さり、二人でじ~っと見つめ合いながら、心地良い気分で余韻に浸る。

「ウフ、立山のホテルで愛し合いまくって、めっちゃ良かったわ。最高やわ。めっちゃ幸せやわ。愛してるで!」

「うん。僕もめっちゃ良かったし、幸せやわ。最高や~!愛してるで!」

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。二人でベッドに横になり、濃厚に愛し合いまくる。時間が経つのを忘れて愛し合い、ふと、優奈が僕を見つめながら、色っぽい表情で僕に言ってきた。

「ねぇ、私と愛し合ったのと、浮気相手と愛し合ったの、どっちの方が良かった?」

 僕の心臓が爆発しそうな位ドキッとした。何て返答したら良いのか迷う。

 ―優奈、急にびっくりする事を言うなぁ。どう返せばいいんやろ。まぁ、ずっと嘘をついてるんやし、これまで通り、浮気してへんって嘘をついとくか―

「だから、浮気してへんって。この前の女が言った事なんて、気にせんといてや。写真も絶対に合成やで。ほんまに悪質極まりないわ」

「フフ、意地でも嘘を貫き通すんやね。まぁいいわ。私もあんたの事を言えたもんじゃないし、浮気されても、あんたの事を愛してるし。悔しいけど、ほんまにこの気持ち、どうしようもないわ」

「優奈、僕の事を愛してくれてるのはめっちゃ嬉しいけど、めっちゃ気になる事を言うなぁ。そろそろ教えてや!小樽で会った男と何も無かったやんな?マスターと愛し合ってないやんな?頼むから教えてや!気になって仕方ないわ」

「へっへ~。教えへんわ。あんた、嘘つきまくってるし、あんたの事、信用できひんし、あんたの浮気防止や!せいぜい気にしまくっといてや」

「う~、やっぱり教えてくれへんねんな~。めっちゃ気になるわ~!」

 更に激しく唇を優奈の唇にグリグリと合わせ、舌を優奈の舌にグリングリンと絡め合う。ぎゅ~っと熱く強く優奈を抱き締め、優奈も僕をぎゅ~っと熱く強く抱き締める。暫くの間、二人で時間が経つのを忘れて思う存分愛し合い、ふと、優奈が僕に言ってきた。

「あ~、そろそろ貸切風呂に行かないとあかんわ。もうすぐ六時やで」

「あ、ほんまや。そろそろ行こう。貸切風呂、楽しみやわ~」

 濃厚にディープキス。舌と舌をグリグリ絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。二人でベッドから出て、浴室に移動してシャワーを浴び、バスタオルで身体を拭いて、下着と服を着用。貸切風呂に行く用意をして、唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。

 優奈が鍵を開け、二人で部屋から出て、優奈が鍵を使って施錠。フロントに行き、貸切風呂用の鍵を受け取り、エレベーターで上がって貸切風呂の前に行き、優奈が鍵を使ってドアを開け、二人で貸切風呂の脱衣所に入り、優奈が施錠し、満面の笑顔で僕に言ってきた。

「ウフフ、貸切風呂、楽しみやね。早く服と下着を脱いで入ろうよ」

「うん!優奈と一緒に貸切風呂に入るの、めっちゃ楽しみやわ~!」

 優奈が服と下着を脱ぎ、裸になる。僕も一気に裸になり、優奈の綺麗な裸に見とれ、我慢できずにぎゅ~っと優奈を強く抱き締め、優奈も僕をぎゅ~っと強く抱き締める。ディープキス。舌と舌を絡め合う。二人で貸切風呂に行くと、そんなに広くないが、雰囲気が良い貸切風呂が優奈と僕を迎えてくれた。

「お~、なかなかいいお風呂やな~。立山の綺麗な水をお湯にしたお風呂やし、いっぱい密着しながらお風呂を楽しめるね~。めっちゃ楽しみ~」

「うん。この位の広さが、密着するには丁度いいな~。めっちゃ楽しみやわ~」

 二人でボディーソープをたっぷりと手に付け、お互いの身体を洗い合い、シャワーで流してお風呂に入ると、優奈が一気に満面の笑顔になった。

「あ~、気持ちいい~!立山の綺麗な水を沸かしたお湯が、身体に染みるわ~」

「うん。ほんまに気持ちいいわ~。優奈と一緒に入ってるし、最高やわ~」

 暫くの間、二人でゆっくり湯船に浸かる。優奈が僕の方を見て微笑む。僕が唇を優奈の唇に合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。気分が高まり、無我夢中で時間が経つのを忘れて熱く激しく愛し合いまくる。温泉の湯の熱さも手伝って、二人で汗だくになりながら、熱く激しく無我夢中でひたすら濃密に愛し合いまくった。

 温泉に浸かって熱くなり、心地良い疲労感に包まれながら、余韻に浸る。

「あ~、熱いのがいい感じやし、めっちゃ良かった~。めっちゃ幸せやわ~。愛してるで!」

「うん。僕もめっちゃ良かったわ。貸切風呂で愛し合えて、最高やわ。幸せや~!愛してるで~!」

 濃厚にディープキス。舌と舌を濃厚に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。暫くの間、二人で温泉に浸かり、密着してイチャイチャしながら貸切風呂を満喫し、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「あ~、いいお湯や~。そろそろ出よっか。晩御飯の時間が気になるし」

「うん。そうやな。晩御飯に遅れたらあかんもんな。晩御飯楽しみやわ~!」

 濃厚にディープキス。舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人でお風呂から出て、お互いの身体を洗い合い、シャワーで流して貸切風呂から出た。バスタオルで身体を拭き、下着と服を着る。優奈が鍵を開け、二人で脱衣所から出て、優奈が鍵を使って施錠。二人でエレベーターに乗って下り、フロントで貸切風呂の鍵を返却。部屋の前に移動し、優奈が鍵を使って開錠し、二人で部屋に入るとすぐに、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「あ~、貸切風呂、最高やったわ~!後で大浴場にも行こうね!ちょっとゆっくりして、すぐ晩御飯やな~。和牛もある和食やで~。和牛楽しみやな~」

「うん!和牛めっちゃ美味しそうやな~!楽しみやわ~!」

 そう言いながら、つい最近美和と一緒に食べた和牛を思い出していた。

 ―この前白浜に行った時、美和と一緒に和牛を食べたな。ステーキやったら同じやな―

 暫く二人でゆっくり寛いでいると、あっという間にもうすぐ晩御飯の時間になり、優奈がハイテンションで満面の笑顔を浮かべながら僕に言ってきた。

「もう晩御飯のレストランに行かんとあかんで!早く行こう!めっちゃ楽しみや~!」

「うん。行こう行こう!和食か~。特に和牛が楽しみやな~」

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。二人で部屋を出て、エレベーターで下り、和食レストランに到着。スタッフに案内され、席に座る。お品書きを見て、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「お~、和牛のすき焼きがあるよ~!めっちゃ美味しそう!早く食べたいね~!」

「うん。すき焼きめっちゃ好きやわ~!しかも和牛やし、めっちゃ楽しみやわ~!」

 そう言いながら、美和と一緒に食べた和牛はステーキだった事を思い出していた。

 ―白浜で美和と一緒に食べた和牛はステーキやったな~。今回はすき焼きか~。新鮮な感じで食べられるわ。ま、ステーキもすき焼きも同じ位好きやけどな~―

 スタッフが来て、僕と優奈に飲み物を何にするか訊ねてきた。二人で楽しく話し合う。

「優奈、飲み物何にする?僕はお風呂上りやし、ビール飲みたいなぁ」

「お~、ビールいいねぇ!瓶ビールを注文して、グラスを二つ頼もうよ!」

 瓶ビールを注文。すぐにスタッフが運んで来た。既に栓が抜かれている。お互いのグラスにビールを注ぎ、二人でビールが入ったグラスを持ち、優奈がはしゃぎながら僕に言ってきた。

「じゃあ、早速、乾杯しようよ!かんぱ~い!」

「うん!かんぱ~い!和牛楽しみやわ~!」

 優奈がビールをグイッと飲む。いい飲みっぷり。僕もビールを飲む。豪快にビールを飲んだ優奈が、満面の笑顔になる。

「美味しい~!やっぱ、お風呂上りはビールが旨いね~!最高や~!」

「うん!お風呂上がりのビール最高~!優奈と一緒に飲めて、幸せやわ~!」

「ウフフ、ありがと~!私も一緒に飲めて幸せよ~!」

 二人で楽しくおしゃべりしていると、まずは野菜の料理が運ばれて来た。地元の野菜をふんだんに使った料理で、見栄えが良い。優奈が一口食べ、すぐに満面の笑顔になった。

「うん!美味しい!和牛も楽しみやけど、地元の野菜もヘルシーでいいね~!」

「ほんまや~!美味しい~!和牛に気を取られがちやけど、野菜も美味しいわ」

 スタッフが鍋の下に火をつけ、和牛すき焼きへの期待感が高まる。次々と料理が運ばれて来る。どれも美味しい。いよいよ和牛が運ばれて来た。他の料理を食べながら鍋の出来具合を見ていると、ぐつぐつと沸騰してきたのを確認。

「ぐつぐつと沸騰してきたし、そろそろ鍋に和牛を入れていいやろ~。早く食べたい~!」

「うん。僕のも沸騰してきたわ。和牛をどんどん入れよう。豆腐と野菜も入れないとあかんな~」

 二人で鍋に野菜と豆腐と和牛を入れる。赤身の和牛がどんどん茶色に変わっていき、食べ頃になる。優奈が箸で和牛を掴み、生卵と絡ませて食べ、優奈が満面の笑顔で大はしゃぎ。

「お~、めっちゃ美味しい~!口の中でとろけるわ~!こんなに美味しい和牛初めてかも」

「うん!確かにめっちゃ美味しい~!柔らかい和牛の旨味が口の中で広がるわ~!」

 そう言いながら、白浜で美和と一緒に食べた和牛ステーキを思い出していた。

 ―美和と一緒に食べた和牛ステーキも美味しかったな~。この和牛すき焼きも美味しいし、どっちも同じ位美味しいな~。しかもどっちも超絶セクシー美女と一緒に食べられたし、僕はほんまに幸せ者やな~―

 二人で談笑しながら、どんどん和牛ステーキを食べ進める。一気に平らげるのは勿体ないと感じ、食べては箸を止め、また食べては箸を止める。そんな事を繰り返していると、とうとう和牛すき焼きを完食した。デザートも平らげ、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「あ~、美味しかった~!最高の晩御飯やったね~。御馳走様でした~」

「うん。ほんまに美味しかったわ~。優奈と一緒に食べられて、幸せやわ~」

「ウフフ、ありがと~!私も幸せ!ねぇ、これから屋上の展望台に行って、綺麗な星空を見ようよ!めっちゃ楽しみやわ~!」

「うん。行こう!綺麗な星空を優奈と一緒に見るの、めっちゃ楽しみやわ~!」

 二人でレストランから出て、手を繋いで歩き、屋上の展望台に着いた。夜空を見上げると、綺麗な星空が隅から隅まで広がっていて、優奈がはしゃぎながら僕に言ってきた。

「うわ~、めっちゃ綺麗な星空や~!めっちゃ星が多いね~!大きい星から小さい星までびっしりとあるね~!期待通り、いや、期待以上やわ~!凄~い!感動~!」

「ほんまや~。めっちゃ綺麗な星空やわ~!星がいっぱいキラキラ光ってるな~!有名な星座しか分からんけど、星座いっぱいある感じやな~。めっちゃ綺麗な星空やけど、やっぱり優奈の方がキラキラ輝いていて綺麗やで~」

「も~、またそんな事言って~!恥ずかしいわ~。でも、嬉しいわ。ありがと~!」

 二人で見つめ合い、優奈が目を閉じ、口を少し開いて少し上を向く。僕が唇を優奈の唇に濃厚に合わせ、舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。

 唇をそ~っと離し、二人で手を繋ぎながら、星空に見入る。スマホでは星が綺麗に写らない為、しっかりと目に焼き付ける。ふと、優奈が笑顔で僕に言ってきた。

「星がいっぱいあって綺麗やけど、なかなか流れ星が流れへんな~」

「そうやな~。どんどん流れ星が流れていくのを想像してたけど、意外に流れ星ないなぁ」

 更に二人で手を繋ぎながら星空を見る。暫くの間見ていると、ふと、優奈がはしゃぎながら、満面の笑顔で僕に言ってきた。

「あ~、今、あっちの星空で流れ星が一つ流れたよ~。急やったし、あっという間やったし、願い事は言えへんかったわ~」

「そうなんや~。願い事を言えんかったのは残念やったけど、流れ星を見れて良かったやん。僕なんてまだ見れてへんわ~。流れ星何処や~」

 更に二人で星空を見る。暫くの間、流れ星を探しながら星空を見ていると、急に、一つの星が流れた!あっという間だったので、僕も願い事を言えなかった。

「お~、僕も流れ星見たで~!あっちの方で、一つ星が流れたわ。あまりにもあっという間で、僕も願い事を言えへんかったわ~」

「そうやろ~。あっという間やし、なかなか願い事を言えへんよな~。よ~し!次こそは願い事を言うで~!しっかり見てよ~っと」

 引き続き二人で星空をじ~っと見る。なかなか流れ星が流れない。そこそこの時間が経ち、ふと、優奈が僕に言ってきた。

「寒くなってきたし、そろそろ行こっか。部屋に戻ってから、大浴場に行ってあったまろうよ。真夜中にもう一回来よう!もっと綺麗な星空を見れるはずやで~」

「うん。そうやな。あんまり長くいると、ほんまに寒くなりそうやし。大浴場いいね~。丁度体が冷えてしまったし、あったまれるなぁ。真夜中の星空、楽しみやな~」

 一旦部屋に戻る事にし、二人で手を繋いで歩き出す。ホテルの中に入り、エレベーターに乗って上がり、部屋に戻ると、優奈が笑顔で僕に言ってきた。

「ちょっとゆっくりしてから、大浴場に行こう!広くて気持ち良さそうやね~」

「うん。まだ身体がちょっと冷えてるし、大浴場であったまるわ~」

 二人で暫くの間、イチャイチャしながらゆっくり過ごし、大浴場に行く用意をして、部屋を出てエレベーターに乗って下り、大浴場の前に到着し、優奈が笑顔で僕に言ってきた。

「じゃあ、四十分位を目安にここで待ち合わせやね~。楽しみやわ~!」

「うん。分かった。気持ち良過ぎて、待たせてしまったらごめんやで~」

「あはは、いいよいいよ。私ももしかしたら待たせちゃうかもしれへんわ」

 僕が男湯、優奈が女湯に分かれて入る。脱衣所で裸になり、大浴場に入ると、思ったよりも大きい浴槽の大浴場が僕を迎えてくれた。大浴場のお湯に浸かると、少し冷えた身体が一気に温まり、いい気分に浸る。暫くの間、大浴場のお湯に浸かり、身体を洗って大浴場から出て、バスタオルで身体を拭いて、下着と服を着て男湯から出ると、優奈はまだ出て来ていなかった。ふと、美和の事を思い返す。

 ―白浜の温泉でも、僕が先に出て来て、美和は後で出て来たなぁ。やっぱり、女性の方が長風呂なんやろうな~。ま、気長に待つか~―

 暫くの間、のんびり優奈を待っていると、約五分後に優奈が女湯から出て来た。ほっこり湯上り美人の優奈が満面の笑顔で僕に言う。

「あ~、いいお湯やったわ~。お待たせ~。結構待った?」

「ううん、そんなに待ってへんで。ほんまにいい湯やったけど、やっぱり優奈と一緒に入った貸切風呂の方が良かったわ~」

「ウフフ、ありがと~!実は私も、貸切風呂の方が良かったな~って思ってたんやで~」

「やっぱそうやな~!一緒に入ったお風呂の方がいいわな~!」

 二人で手を繋いで歩き、エレベーターに乗って上がり、部屋の前に到着。優奈が鍵を使って開錠し、ドアを開けて二人で部屋に入り、優奈が鍵をかけ、ハイテンションでニッコリと微笑んで僕に言ってきた。

「ねぇねぇ、部屋から景色見ようよ!部屋から見ても綺麗やと思うで~」

「そうやな~。温かい部屋からゆったりと見る星空も綺麗やろうな~」

 優奈がカーテンを開け、二人で手を繋ぎながら星空を見る。空全体を見れる訳ではないが、それでもたくさんの星が輝いていて、僕と優奈を魅了する。そして、優奈が僕の方を向き、優しく微笑んでくれた。

「部屋から見る星空もめっちゃ綺麗やね~!暫く待ってたら流れ星見れるかな~」

「うん。めっちゃ綺麗な星空やな~。流れ星どうやろうな~。展望台から見る方が流れ星を見易そうやけど、部屋からでも見れるかもしれへんな~」

 暫くの間、二人で星空を眺める。ある程度時間が経ったが、星は流れない。僕の興味は、星空から優奈に移り、優奈をジッと見つめる。優奈が僕の視線に気付き、僕の方を見る。二人で暫く見つめ合い、唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、優奈が少し微笑んで僕に言ってきた。

「綺麗な星空の下で、愛し合いたくなってきちゃった。ビール飲んだし、めっちゃ興奮しそうや」

「うん。僕もめっちゃ愛し合いたい。セクシーダイナマイト美女の優奈と、めっちゃ興奮しながら愛し合うのが、めっちゃ楽しみやわ~!」

 僕がカーテンを閉め、優奈の服を脱がし、優奈が下着姿になった。僕も服を脱いでパンツ一丁になる。唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。僕が優奈の下着を脱がし、優奈の超絶セクシーな裸が僕の目の前に現れる。僕もパンツを脱いで裸になる。濃厚にディープキス、舌と舌を濃厚に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、二人で勢い良くベッドに雪崩れ込んだ。

 唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。ホテルの上空には、眩いばかりの満天の星空が広がっていると思うと、不思議と興奮度がどんどん増してくる。二人でめっちゃ興奮しながら、時間が経つのを忘れて無我夢中でひたすら熱く激しく愛し合いまくった。

 二人でぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、心地良い疲労感に包まれて余韻に浸る。

「ウフフ、ホテルの部屋の中だけど、満天の星空の下で愛し合えて、めっちゃ興奮したわ!めっちゃ良かったわ~!めっちゃ幸せ~!ありがと~!愛してるで~!」

「うん。僕も満天の星空を意識して興奮し過ぎて、何処かに飛んで行きそうな感じやったわ!めっちゃ良かったわ!ありがとう!愛してるで!」

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。二人でベッドに横になり、キスしまくり、ぎゅ~っと強く抱き締め合い、ひたすら熱く激しく無我夢中で愛し合いまくる。暫く時間が経ち、優奈が口を開いた。

「ねぇねぇ、これから暫くの間、寝て、真夜中の遅~い時間に起きて、展望台に行って星空を見ようよ!めっちゃ綺麗やと思うで。流れ星いっぱい見れそうや」

「お~、それいいね!そうしよう。でも、寝てしまって真夜中に起きれるかな~」

「大丈夫!私のスマホのアラームを最大音量に設定しておくわ」

 優奈がそう言って、スマホを取り出し、アラームを最大音量で設定した。

「さぁ、これで大丈夫や!絶対起きれるわ。じゃあ、寝よ寝よ。おやすみ~」

「うん。優奈の自信満々の言葉を聞いて、安心して眠れるわ。おやすみ」

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合いながら、暫くの間、目を閉じていると、僕も優奈もいつの間にか眠りについた。

 時刻は深夜午前二時。僕と優奈は抱き締め合ったまま眠っている。突如、優奈のスマホのアラームが鳴った。とんでもない音量。まず僕が目を覚ました。アラームの音が僕の頭にガンガン響く。優奈の身体を揺すって言葉を掛ける。

「優奈、早く起きてアラーム止めてや。めっちゃうるさい。物凄い音量やな」

 暫く優奈の身体を揺すっていると、漸く優奈が目を覚まし、眠そうに僕に言ってきた。

「あ~、しっかり寝れたわ~。確かに凄まじい音量やな。早く止めないとあかんな~」

 優奈がスマホを手に取り、アラームを止めると、部屋が一気に静かになった。

「さぁ、綺麗な星空を見に行こ~!さっき見た星空より綺麗な星空が見えるはずやで~!流れ星もいっぱい見れそうやな~!」

「うん。こんなに遅い時間の星空、めっちゃ綺麗やろうな~。優奈と一緒に最高の星空を見れるのが、めっちゃ楽しみやわ~!」

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。二人でベッドから出て、シャワーを浴び、バスタオルで身体を拭いて、下着と服を着た。

「よし!準備完了!さぁ、行くで~!楽しみ~!」

「うん。行こう!物凄い数の星が見れそうやな~。流れ星に願い事するで~!」

 優奈が満面の笑顔で僕に抱き付き、僕も優奈をぎゅ~っと強く抱き締める。唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合う。優奈がドアの鍵を開け、二人で手を繋いで部屋から出て歩き、エレベーターで移動して展望台に到着。空を見上げると、びっしりと星が敷き詰められていて、さっき見た星空よりも更に綺麗な星空が、僕と優奈を迎えてくれた。優奈が満面の笑顔ではしゃぎながら僕に言う。

「うわ~!めっちゃ綺麗な星空や~!空一面に星がびっしりと敷き詰められてる~!ほとんど分からへんけど、いろんな星座がありそうや~!あ、あれはオリオン座や!私でも分かるわ~。他の星座はなかなか分からへんな~」

「うん。ほんまにめっちゃ綺麗な星空やわ~!こんなに夜空に星がびっしりの星空、生まれて初めて見たわ~!優奈と一緒にこんなに綺麗な星空を見れて、めっちゃ嬉しいし、幸せやわ~!星座、僕もあんまり詳しくないけど、オリオン座は分かるわ。あと、冬の大三角形は、おおいぬ座のシリウスと、こいぬ座のプロキオンと、オリオン座のベテルギウスやから、あの星と、あの星と、あの星やな~」

「お~、詳しいやんか~。勉強になるわ~。尊敬しちゃうわ~」

「ははは、ありがとう。この程度の天体の知識でそこまで褒められると、照れるわ~。星空ガイドがいたら、もっと詳しい説明が聞けたんやけどな~」

「そうやけど、あんたの説明で十分やわ。後は、流れ星やな~。それにしても、さすがにこんなめっちゃ遅い時間は、私ら以外誰もおらへんな~」

「そりゃそうやな~。元々この時期はお客さんが少ないかもしれへんし、この時間は僕ら以外誰もおらへんな~。このめっちゃ綺麗な星空を、僕と優奈で二人占めや~!めっちゃ幸せやわ~!優奈~、愛してるで~!」

「ウフフ、ありがと~!私もめっちゃ幸せよ!愛してるで~!」

 二人でじ~っと見つめ合い、優奈がそっと目を閉じ、口を少し開いて少し上を向く。僕が唇を優奈の唇に濃厚に合わせ、舌と舌をグリングリンと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。更に激しくディープキス。舌と舌を濃密に絡め合い、星空の下で燃えまくる。唇をそ~っと離し、ふと、優奈が口を開く。

「そうや!流れ星を見つけないとあかん。こんなに星があるんやし、絶対いっぱい見れるで!願い事をしないとあかんな~。楽しみやわ~!」

「そうやな~。流れ星を見つけるで~!優奈、占い師やから流れ星に願い事を言って叶うなんて事ないって言ってたけど、今は願い事を言うつもりなんやな~」

「エヘヘ、やっぱ、こんなに綺麗な星空を見てると、流れ星に願い事を言いたくなるわ~」

 二人で手を繋ぎながら、星空をじ~っと見つめ、星が流れないか注意深く見る。なかなか流れ星が見つからないが、満天の星空に魅了され、星空をじ~っと見つめてしまう。更に暫くの間、二人で星空を見つめていると、急に優奈が大声を出した。

「あ!流れ星や!」

 僕が慌てて優奈の視線の先を見たが、もう星は流れていなかった。優奈を見ると、優奈は満面の笑顔になっている。

「やった~!願い事を心の中で言えたで!叶うかどうかは分からんけど、嬉しい~!」

「お~、いいなぁ!たぶん叶うで~。どんな願い事したん?」

「エヘヘ、内緒~。叶うといいけどね~。ま、元々は信じてなくて、急に願い事を言ったんやし、叶わなくても仕方がないけどね~」

「そりゃ叶わんかもしれへんけど、叶うかもしれへんで~。どんな願い事したん?気になるわ~。教えてや~!」

「ウフフ、そんなに知りたい?教えてあげよっか?」

「うん。教えて教えて~!どんな願い事したん?」

「じゃあ、教えてあげる。あんたが二度と浮気しませんようにって、願ったんや」

 ―優奈、そんな事を願ったんや。しまったな、聞かんかったら良かったわ。何て返答しようかな。とりあえず、笑って誤魔化すか~―

「ははは、そんな事を願ったんか~。そんな願い事せんでも、勿論浮気せぇへんで!」

 僕がそう言うと、優奈が笑いながら僕に言ってきた。

「あはは、浮気したくせに、偉そうに言うね~。まぁいいわ。もう浮気せぇへんと、今は信じとくわ。もう絶対に浮気せんといてや!」

「もっちろん!信じてくれて嬉しいわ!浮気してへんし、これからも絶対にせぇへんで!」

 嘘をつき、これからの決意を言った。再び二人で上を向き、星空をじ~っと眺める。少し時間が経った。その時だった。星が一つ、ひゅ~っと流れた。糸を引くように星が流れ、一瞬だった為、驚きのあまり、声が「あ!」と一言しか出なかった。星が流れている一瞬の間に、素早く心の中で願い事を言った。その点は落ち着いていた。流れ星が見えなくなった直後、笑顔で優奈に言った。

「あそこに流れ星が流れてたで!ちゃんと願い事を言えたわ!よっしゃ~!」

「お~、良かったやん!何て願い事したん?」

「そりゃ、前に優奈に言った通り、これからもず~っと優奈と一緒に幸せに過ごせますようにって願ったんや」

「ウフフ、ありがと~!一瞬の間によく言えたね~。凄いわ~」

「うん。ありがと~!優奈も願い事言えたんやし、凄いで~」

 再び二人で手を繋ぎながら星空を眺める。暫くの間、見ていると、僕と優奈が興奮しながら同時に大きな声を出した。

「あ!流れ星や!」

「あ!星が流れた!」

 流れ星が糸を引くようにひゅ~っと流れている一瞬の間、僕と優奈が心の中で願い事を言った。僕と優奈が口々に言う。

「願い事言えたで!同じ願い事を言ったわ。これは絶対叶うわ~!」

「私も願い事言えたわ!私も同じ願い事を言ったわ。これであんたは絶対もう浮気せぇへんと信じられるわ~!絶対に浮気したらあかんで~!」

「だから、浮気してへんって。勿論これからも浮気せぇへんで」

 また嘘をついてこれからの決意を言った。嘘をつき慣れてきている事に気付く。

 ―もうドキッとせんようになったな~。でもこれからは絶対に浮気したらあかんな~。そう決めても、決意が揺らぐ時があるかもしれへんな~―

 自分の中で気持ちが揺らいだが、思い直して、しっかりと決意する。

 ―決意が揺らいだらあかん!もう絶対に浮気せぇへんで!―

 流れ星の力は凄いと感じる。これからもずっと優奈と一緒に過ごせる自信が付いた。

 引き続き優奈と一緒に星空を眺めていると、次々と流れる多くの流れ星を目にした。糸を引くようにどんどん流れて行く流れ星に、僕と優奈は感動し、二人で手を繋ぎながら流れ星を見つめ、見た後に二人で見つめ合い、感動した思いを伝え合う。時々、唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。満天の星空の下でするキスは最高で、僕と優奈の感情が盛り上がる。感情が爆発し、激しくディープキス。舌と舌を濃厚に絡め合い。ぎゅ~っと力一杯抱き締め合う。星空も流れ星も十分に堪能し、優奈がこの上ない笑顔を浮かべながら僕に言ってきた。

「星空も流れ星もしっかり見たし、大満足やね~。めっちゃ綺麗やし、願い事も言えたし、最高やわ~。だいぶ寒くなってきたし、そろそろ行こっか。部屋であったまろうよ」

「うん。そうやな。星空も流れ星も、めっちゃ綺麗やったわ。願い事もちゃんと言えたし、願いが叶うで~。星空も流れ星も綺麗やったけど、優奈が一番綺麗やで~」

「ウフフ、ありがと~!相変わらずめっちゃ口が上手いね~。嬉しいわ」

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。二人で手を繋いで歩き、展望台から出て、エレベーターで移動し、部屋の前に到着。優奈が鍵を使ってドアを開け、二人で部屋に入って僕が鍵をかけ、優奈が笑顔で僕に言ってきた。

「さすがにめっちゃ遅い時間やし、眠いね~。もう寝よっか?」

「ちょっと眠いけど、超絶セクシー美女の優奈を目の前にしてると、やっぱり、愛し合いたくなるわ~。愛し合わずにはおられへんわ!」

「お~、やる気満々やな~!逞しい~!私、めちゃくちゃにされそう~!楽しみ~!」

 元々カーテンが閉まっている。唇と唇を激しく重ね合わせ、舌と舌を激しく絡め合い。ぎゅ~っと力一杯抱き締め合う。優奈の服と下着を一気に脱がし、優奈のめっちゃ大きいおっぱいとふっくらとしたお尻が目の前に現れる。僕も一気に裸になる。唇と唇を濃厚に重ね合わせ、舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人で熱~く愛し合いながら、ベッドに勢い良く雪崩れ込んだ。

 唇と唇をこれでもかという位に合わせ、舌と舌をグリングリンと絡め合い、ぎゅ~っと強く熱い抱擁をする。流れ星に願い事を言えたからなのか、自分でもびっくりする位、優奈の裸に興奮し、気が狂ったように優奈の身体を愛しまくる、そんな僕の想いを悟ったように、優奈が僕の激しい動きに応えて妖艶に身体を動かす。二人だけの極上の幸せな時間を味わいながら、更に熱く激しく時間が経つのを忘れて無我夢中でひたすら濃密に愛し合いまくった。

 二人でぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、最高の気分で余韻に浸る。

「あ~、めっちゃ良かった~!こんなにいっぱい愛し合えて、めっちゃ嬉しいし、幸せやわ~!だ~い好き!愛してるで~!」

「うん。流れ星に願い事を言えたのもあって、めっちゃ興奮したわ!僕もめっちゃ良かったし、幸せやわ~!愛してるで~!」

 唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、二人でベッドに横になり、何度も何度も濃厚にディープキス。舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱擁し、この上なく濃厚に愛し合いまくる。ふと、優奈が笑顔で僕に言ってきた。

「ウフ、さすがに眠くなってきたわ。もう寝るで。おやすみ~。あんたも寝てや~」

「うん。僕も眠くなってきたわ。いつの間にか寝ちゃいそうやわ。おやすみ~」

 唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌を濃厚に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、僕も優奈も幸せな気分で、いつの間にか眠りについた。

 翌朝、目が覚めると、優奈はまだ眠っている。気持ち良さそうに、スースーと寝息を立てながら寝ている寝顔がめっちゃ可愛く、愛おしい。僕の唇を優奈の唇に重ね合わせ、舌を優奈の口の中に入れ、優奈の舌に絡める。暫くの間、ディープキス。優奈が目を覚まし、まだ眠そうに声を出した。

「おはよ~。あ~、よく寝た~。気持ち良く寝れたわ~。あんたのキスで目覚めるなんて、幸せやわ~。愛してるで~!」

「うん。優奈、おはよう。優奈の寝顔、めっちゃ可愛かったわ。幸せやわ。愛してるで!」

 唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。暫くの間、二人で濃厚に愛し合う。時間が経つのを忘れて、愛し合う。僕も優奈も気分が高まり、優奈が嬉しそうに僕に言ってきた。

「ウフフ、どんどん興奮してきちゃった~。ねぇ、愛し合いたい?」

「優奈、愛し合いたいわ。めっちゃ愛し合いたい~!」

「ウフ、私も愛し合いたい~!狂ったように私の身体を愛しまくって!」

「うん!ありがと~!めっちゃ嬉しいわ~!いくで~!」

 優奈の言葉を聞き、僕の興奮度は一気にマックス。熱く激しく気が狂ったようにひたすら無我夢中で愛し合いまくった。

 二人でぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、心地良い気分で余韻に浸る。

「あ~、朝からめっちゃ激しくて、めっちゃ良かった~!最高やわ!めっちゃ幸せやわ~!大好き!愛してるで~!」

「うん。僕もめっちゃ気持ち良かったわ。朝からめっちゃ興奮したわ。愛してるで!」

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。二人でベッドに横になり、無我夢中で愛し合いまくる。ふと、優奈が僕に言葉を掛けてきた。

「ウフ、そろそろ動こっか。朝御飯はこの階にある洋食レストランでビュッフェやで~。楽しみやわ~!愛してるで~!」

「お~、朝食ビュッフェか~。美味しそう~!楽しみやわ~!愛してるで~!」

 濃厚にディープキス。舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人でベッドから出て、シャワーを浴び、バスタオルで身体を拭いて、下着と服を着た。

「よ~し!準備完了よ~!朝御飯食べに行くよ~!楽しみやわ~!愛してるで~!」

「うん!朝食ビュッフェ、めっちゃ楽しみやわ~!愛してるで~!」

 熱~いキス!舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。優奈が鍵を開け、二人で部屋を出て、優奈が鍵を使って施錠。手を繋いで廊下を歩き、洋食レストランに到着。二人でレストランに入ると、スタッフが席に案内してくれた。席に座り、優奈がハイテンションで、満面の笑顔を浮かべながら僕に言ってきた。

「お~、いろんな料理が並べられてるね~!美味しそうなパンがいっぱいあるし、パンケーキもあるね~!お、あんたの大好物の鶏の唐揚げもあるで~!早よ取りに行こ!」

「うん。美味しそうな料理がいっぱいあるな~。何から食べるか迷うなぁ」

 二人でどんどん皿に料理を乗せる。優奈はパンケーキを取り、ちゃんとサラダも取っている。数種類のパン、ベーコン、目玉焼き、焼き魚、味噌汁、フルーツ、ヨーグルト等を取っている。僕も優奈と大体同じ料理を取っているが、サラダは少しで、鶏の唐揚げも取っている。量はやはり僕の方が多い。二人で席に座り、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「わぁ、美味しそう~!さぁ、食べよ!いただきま~す!」

「うん!優奈、バランス良く取ってるね~!僕も見習わないとあかんな~。いただきま~す!」

 まずは優奈がパンケーキをパクリと食べ、とびっきりの笑顔になった。

「このパンケーキ、めっちゃ美味しい~!甘味が口の中に広がってるわ~!」

「そうか~。優奈、パンケーキ好きやな~。優奈の笑顔を見てると、僕も食べたくなるわ」

 僕もパンケーキを食べる。優奈の言う通り、甘味が口の中に広がり、僕も笑顔になった。

「うん。美味しいわ~。確かにこの甘味、優奈の好みの味やな~」

「そうやねん。このパンケーキ、ほんまに美味しいわ~!一気に食べちゃいそう」

 その言葉通り、優奈が一気にパンケーキを完食。僕は鶏の唐揚げに箸を伸ばして食べると、ジュワッと旨味が口の中に広がった。

「お~、鶏の唐揚げ美味しい~!ジューシーで、旨味が口の中に広がってるわ~!」

「あはは。あんた、ほんまに鶏の唐揚げ好きやね~。朝からいっぱい食べるんやな~」

 二人で談笑しながらどんどん食べ進める。料理が美味しくて、会話も弾む。デザートも完食し、コーヒーを飲み、少しゆったりと過ごした後、二人でレストランを出た。手を繋いで廊下を歩き、優奈が部屋の鍵を開錠して部屋に入り、僕が鍵をかけた。

 唇と唇を合わせ、舌と舌を絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合い、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。

「さぁ、出掛ける準備しなきゃね~。今日は黒部ダムに行くで~!盗まれたサインの手掛かりも見つかると思うで~。楽しみ~!」

「お~、黒部ダムか~。放水、迫力ありそうやな~。優奈に言われると、ビューティーのサインの手掛かりが見つかりそうな気がするわ~。楽しみやわ~!」

 優奈が化粧を始める。どんどん妖艶な美しさが増し、見とれてしまう。僕は髭を剃って、髪を簡単に整える。化粧が終わった優奈が髪の手入れを始める。優奈の真剣な表情があまりにも綺麗で、思わず見入ってしまう。更に用意を進め、僕と優奈の用意が完了し、優奈が満面の笑顔で僕を見つめながら言ってきた。

「めっちゃ濃密で幸せな時間を過ごせたわ。ありがとうね。大好き!愛してる!」

「うん。僕もめっちゃ幸せな時間を過ごせたわ。ありがと~!愛してるで~!」

 唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人で部屋を出て、フロントで部屋の鍵を返却。ふと、優奈が僕に言ってきた。

「ねぇねぇ、あそこにある売店を見に行っていい?」

「うん。勿論いいで~。何か欲しい物あったら買ってあげるで~」

「お~、ありがと~!欲しい物あるかどうか分からへんけど、見てみるわ~」

 二人で手を繋いで歩き、売店に入って商品を見て回る。お菓子やハンカチ等、いろいろな商品が売られている。ふと、優奈が足を止めて僕に言ってきた。

「ウフフ、これ欲しいな~。部屋を暗くして見たら、綺麗やろうな~」

 優奈が小型のプラネタリウム投影機を指差す。値札を見ると、それなりの値段が記載されているが、意気揚々と僕が優奈に言う。

「勿論買うで~。優奈の部屋で一緒に見るの、楽しみやわ~!」

「お~、ありがと~!嬉しい~!大好き~!」

 二人でレジに行き、僕が料金を支払い、二人で売店を出て、手を繋いで歩き、立山の山上のホテルを出た。僕がプラネタリウム投影機を優奈に渡す。優奈が満面の笑顔で僕に抱き付き、僕に顔を近付けて、大喜びで言ってきた。

「ありがと~!私の部屋で一緒に見ようね~!めっちゃ嬉しい~!大好き!愛してる!」

「うん。一緒に見るの楽しみやわ~!優奈、愛してるで~!」

 二人で人目に付かない場所に移動し、唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、優奈が笑顔で僕に言う。

「さぁ、これから電気バスに乗ってロープウェイ乗り場に向かうで!まだ少し時間あるわ」

「うん。優奈と一緒に待ってたら、あっという間に時間が経つと思うで~」

 二人で手を繋いで歩き、電気バス乗り場に到着。楽しくおしゃべりしながら待っていると、あまり時間が長く感じずに、電気バスが僕と優奈の前で止まった。二人で電気バスに乗り、席に座る。手を繋ぎながら少し談笑していると、電気バスが発車した。


≪Vol.8に続く≫

 優奈と美和のバトルが終わり、主人公と優奈は、富山で幸せな時間を過ごせていますが、このまますんなりと進むのでしょうか。次回、何かが起こるかもしれませんよ。

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