【Vol.13】僕と優奈が幸せな時間を過ごしている時、僕の夢の中に小さい水晶玉が現れる
主人公と優奈は、盗まれたサインの手掛かりを探しながら、鳥取で幸せな時間を過ごしています。今後、どんな展開が待っているのでしょうか。さぁ、幕開けです!
二人で手を繋いで旅館の中に入ると、昔ながらの情緒溢れる雰囲気の内装に、僕も優奈もテンションが上がり、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「お~、やっぱり外から見ても中で見ても、いい雰囲気の旅館やな~。嬉しい~!」
「うん。いい雰囲気の旅館やわ~!さすが優奈!いい旅館を取ってくれて、ありがと~!」
「エヘヘ、そんなに褒められると、照れるわ~。ありがと~!」
二人で楽しく会話していると、旅館の従業員が来て、笑顔で声を掛けてきた。
「ようこそいらっしゃいました~。さぁ、こちらへどうぞ」
従業員が僕と優奈をフロントに案内してくれ、優奈がチェックインを済ませた。既に宿泊料金はカードで支払い済み。二人で貸切風呂の時間と晩御飯の時間を考えている時、優奈が満面の笑顔で僕に訊ねてきた。
「晩御飯の前に貸切風呂やね~。すぐに行く用意をしたら、七時の貸切風呂に間に合うね。七時ちょっと過ぎてもいいよね。晩御飯は八時にしようよ。貸切風呂にゆっくり入れるで」
「うん。それでいいで~!貸切風呂も晩御飯も、めっちゃ楽しみやわ~!」
優奈が部屋の鍵と貸切風呂の鍵を受け取る。二人で手を繋いで歩き、エレベーターに乗って上がり、エレベーターから降りて、廊下を少し歩き、今日泊まる部屋の前に到着。優奈が鍵を使って開錠し、ドアを開けて、二人で部屋の中に入り、優奈が鍵をかけた。部屋を見て、僕も優奈もテンションが上がり、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「お~、めっちゃいい和室やな~!畳がいい雰囲気やわ~!最高~!窓の外の景色を見ようよ!」
「うん。めっちゃいい部屋やわ~!嬉しいわ~!景色を見よう!」
二人で窓の近くに行き、窓の外の景色を見ると、優奈が満面の笑顔で大はしゃぎ。
「お~、温泉街のいい景色やな~!ぽつぽつある明かりがいい感じで、雰囲気があるわ!」
「そうやな~!温泉街独特のいい雰囲気があるなぁ。いい夜景やわ~!」
二人で見つめ合う。唇と唇をどんどん近付け、重ね合わさった。ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、暫くの間、ディープキス。唇をそ~っと離し、優奈がニッコリ笑顔で僕に言ってきた。
「早く貸切風呂に行こうよ!もうすぐ七時やで!七時に間に合うように行こう!」
「うん。分かった。素早く用意して行こう!旅費と宿泊費は後で払うわ」
「うん。それでいいで~!温泉めっちゃ楽しみやわ~!さ、早く用意するで!」
二人で貸切風呂に行く用意をパパッと済ませ、部屋を出て歩き、エレベーターに乗って貸切風呂のフロアに到着。廊下を少し歩き、優奈が貸切風呂のドアを、鍵を使って開錠し、いよいよ貸切風呂のドアを開けて脱衣所に入り、僕がドアの鍵をかけた。優奈がどんどん服と下着を脱ぎ、超絶セクシーな裸が僕の目の前に現れる。僕も服と下着を脱いで裸になり、ニヤニヤしながら優奈をじ~っと見つめる。
「優奈、めっちゃセクシーやな~!最高の裸やわ~!おっぱいもお尻もめっちゃでかいわ!あ~、もう我慢できない~!」
「ウフフ、そんなに褒めてくれて、恥ずかしいけど、嬉しいわ。ありがと~!」
唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、いよいよ貸切風呂に行くドアを開け、貸切風呂の部屋に入った。中は広くもなく狭くもなく、温泉の湯気が立っていて、良い雰囲気を出していて、優奈がハイテンションになって僕に言ってきた。
「お~、やっぱり皆生温泉の貸切風呂は、雰囲気があっていいね~!早く入りたいけど、まずは身体をサッと洗い合おうね~」
「うん。優奈のセクシーダイナマイトバディを洗えるのが、めっちゃ嬉しいわ~!」
「あはは、そんなに嬉しいんや~。ちゃんとしっかり洗ってよ~!」
二人でボディーソープを手にたっぷりと付け、お互いの身体を丁寧に洗い合う。優奈の指使いが最高で、たまならく気持ちいい。
「優奈、洗い方上手過ぎるわ~!めっちゃ気持ちいい~!最高やわ~!」
「ウフフ、ありがと~!あんたも洗うの、めっちゃ上手いで~!めっちゃ気持ち良くて、興奮してきたわ~!」
「お~、ありがと~!そう言ってくれて嬉しいわ~!気持ちを込めて洗ってるからね~!」
お互いの身体を洗い終わり、シャワーで流し、いよいよ貸切風呂の温泉に入る。まずは優奈が足を入れ、ゆっくりと身体を入れ、肩まで浸かると、満面の笑顔ではしゃぎながら僕に言ってきた。
「ウフ、ちょっと熱いけど、丁度いい湯加減やで~!気持ちいいわ~!早く入ってよ~」
「うん。すぐに入るわ~。優奈、待っていてや~!」
僕も貸切風呂の温泉に足から入り、どんどん身体を入れ、肩まで浸かった。
「お~、ほんまに気持ちいいわ~!さすが皆生温泉やわ~!優奈と一緒に温泉に入れて、めっちゃ幸せやわ~!愛してるで~!」
「ウフフ、ありがと~!私もめっちゃ幸せやで~!愛してるで~!」
二人で見つめ合う。唇と唇を熱く重ね合わせ、舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。皆生温泉効果で、優奈の綺麗な肌が更に綺麗になり、ツルツルスベスベになり、触っていてめっちゃ気持ちいい。暫くの間、ディープキスを続け、唇をそ~っと離し、優奈が優しく微笑みながら僕に言ってきた。
「ウフ、何か興奮してきちゃったね~。ここで愛し合っちゃおっか~」
「うん!その言葉を待ってたで~!うぉ~、めっちゃ嬉しいわ~!」
二人で激しく抱き締め合い、濃厚にディープキス。舌と舌を濃密に絡め合う。皆生温泉の熱さが僕と優奈に伝わり、僕も優奈も熱く燃え上がりながら、お互いの身体を無我夢中で激しく時間が経つのを忘れてひたすら濃密に愛しまくる。燃え上がってどんどん興奮度が高まり、僕も優奈も汗だくになり、気が狂ったようにひたすら天国にいるかのような極上の時間を味わいながら、熱く激しく無我夢中で時間が経つのを忘れてひたすら濃密に愛し合いまくった。
二人でぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、最高の気分で余韻に浸る。
「あ~、皆生温泉のお湯の中で、あんたの溢れる愛を感じる事ができて、めっちゃ良かったし、最高に幸せやわ~!ありがと~!大好き!愛してるで!」
「うん。僕もめっちゃ良かったわ!皆生温泉で優奈と愛し合いまくれて、最高に幸せや~!愛してるで~!」
熱~いキス!舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。
引き続き温泉に浸かり、イチャイチャしながら十分に皆生温泉の貸切風呂を堪能している時、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「あ~、めっちゃ気持ちいい~。そろそろ出よっか。美味しい晩御飯が待ってるで~」
「そうやな~。ほんまに気持ち良かったわ~!優奈と愛し合ったの、最高やったわ~!」
「ウフフ、ありがと~!私もあんたと愛し合ったの、最高やったで!」
濃厚にディープキス。舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人で貸切風呂から出て、脱衣所でバスタオルを使って身体を拭き、下着を着て、持って来た浴衣を着た。優奈の浴衣姿が極上の美しさを醸し出し、思わず見入っていると、僕の様子を見て、優奈が僕に満面の笑顔を浮かべてきた。
「ウフ、私の美しい浴衣姿に見とれてるね~。そんなに綺麗?」
「うん。優奈の浴衣姿、めっちゃ綺麗で、思わず見とれてしまうわ~」
「きゃは。ありがと~!めっちゃ嬉しい~!」
優奈が僕に抱き付き、僕も優奈を抱き締める。唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。
優奈が鍵を開け、ドアを開ける。二人で脱衣所から出て、楽しく会話しながら手を繋いで歩き、エレベーターに乗り、ロビーを歩いてフロントで貸切風呂の鍵を返却。エレベーターで部屋があるフロアに移動し、廊下を少し歩き、部屋の前に到着。優奈が鍵を使って鍵を開け、二人で部屋に入り、僕が鍵をかけた。時刻は午後七時五十分頃。優奈がはしゃぎながら、僕に笑顔を振りまいてきた。
「ウフフ、もうすぐ美味しい晩御飯だね~!カニに和牛ステーキに鮑、楽しみ~!」
「うん。めっちゃ美味しそうやな~!聞いてるだけでよだれが出そうやわ~!」
二人でじ~っと見つめ合う。チュッとキス。すぐにディープキス。引き続きディープキスをしながら、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、僕が優奈をじ~っと見つめる。
「旅費と交通費払うで。いろいろありがとう。いくらなの?」
「ウフフ、ありがと~!思ってるよりも安い金額やと思うで~」
優奈から金額を聞くと、確かに思ったよりも安い金額で、ほっと一安心。優奈に旅費と交通費の合計金額を渡すと、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「ありがと~!嬉しい~!一緒に来れて、めっちゃ幸せ~!」
「うん。優奈と一緒に来れて良かったわ。僕もめっちゃ幸せやで~!」
濃厚にディープキス。舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、二人で楽しくおしゃべりしながら、少し部屋でのんびり寛いでいると、部屋のドアをノックする音が聞こえ、続けて、旅館の従業員の声が聞こえた。
「失礼します。晩御飯をお持ちしました」
優奈がドアの鍵を開け、ドアを開けると、従業員が晩御飯を運んで来てくれた。カニ、和牛ステーキ、鮑等、次々と美味しそうな晩御飯をテーブルに並べてから、従業員が僕と優奈に飲み物を何にするか訊ねてきて、僕と優奈が顔を見合わせる。
「僕はビールがいいなぁ。優奈は飲み物、何にする?」
「お、ビールいいねぇ!やっぱ温泉にはビールが合うし、私もビールにするよ~!」
瓶ビールを注文。従業員が栓抜きを使ってビールの栓を抜いてくれ、丁寧にお辞儀をしてから、満面の笑顔で僕と優奈に言ってきた。
「それでは、どうぞごゆっくりお召し上がり下さいませ」
従業員が部屋から出た。二人でビールをグラスに注ぎ、優奈が満面の笑顔で乾杯の発声。
「じゃあ、乾杯しよう!かんぱ~い!」
「うん!かんぱ~い!」
二人で乾杯し、ビールをグイッと飲む。優奈の飲みっぷりが最高。
「美味しい~!やっぱ、温泉の後のビールは美味しいわ~!」
「うん!美味しい~!優奈と一緒に飲むビールは格別に美味しいわ~!」
「エヘヘ、ありがと~!ねぇねぇ、折角、豪華な晩御飯が並んでるし、写真撮ろうよ!」
「お、いいねぇ!僕と優奈と豪華な晩御飯、いい写真が撮れそうやな~!」
優奈がスマホを手に取る。二人で笑顔になって顔をくっつけ、身体をピッタリと寄せ合う。優奈の強烈に大きいおっぱいとふくよかなお尻が僕に当たり、最高に気持ち良く、僕の笑顔が更に良い笑顔になり、優奈がニッコリ笑いながら僕に言ってきた。
「ウフフ、私のでっかいおっぱいとふっくらしたお尻が当たって、気持ち良さそうやね~!めっちゃいい笑顔になってるで~!」
「ははは、ばれたか~。あまりにも気持ち良過ぎて、最高の笑顔になってるわ~!」
優奈がスマホを持っている右手を伸ばし、スマホの角度を調整する。
「もうちょっと右に傾けるか~。あ、行き過ぎた。もうちょっと左やな~。お、いい感じになったわ~。じゃあ、撮るで~!はい、チーズ!」
優奈がシャッターボタンをタップし、シャッター音が鳴った。二人で撮れた写真を見て、優奈の笑顔が一気に弾けた。
「お~、めっちゃいい写真が撮れたわ~!二人共、最高の笑顔やし、豪華な晩御飯もちゃんと写ってるし、最高の写真やわ~!」
「うん!ほんまにいい写真やわ~!さすが優奈や~!名カメラマンやな~!」
「エヘヘ、ありがと~!照れるなぁ。じゃあ、写真送ってあげるね~」
優奈が撮れた写真を僕のスマホに送信し、僕が届いた写真を確認した後、優奈がニッコリ笑顔を僕に見せてきた。
「じゃあ、いよいよ食べるで~!まずはカニから食べるわ~!」
まずは優奈がカニを一口食べ、とびっきりの笑顔になった。
「おぉ~、美味しい~!さすが鳥取のカニやわ~!最高~!」
優奈の弾んでいる声を聞き、僕もカニを食べ、あまりの美味しさの為、笑顔になった。
「ほんまや~!めっちゃ美味しいわ~!鳥取のカニ、最高やわ~!」
続いて優奈が鮑を口に入れると、優奈の笑顔が弾けた。そんな優奈を見ながら、僕も鮑を食べ、一気にテンションが上がった。
「鮑もめっちゃ美味しいで~!コリコリしていて、味が濃厚で、最高やわ~!」
「うん!ほんまに美味しいわ~!鮑、めっちゃ久し振りに食べたけど、めっちゃ旨い!」
味噌汁や野菜もどんどん食べ、いよいよ和牛ステーキを焼く。鉄板に和牛ステーキを押し当てると、ジュ~ッという良い音が鳴り、油が少し出ているのが分かる。全ての面を焼き、優奈が弾ける笑顔で和牛ステーキを口に入れると、目を閉じながらニコニコ笑顔で僕に言ってきた。
「お~!めっちゃ美味しい~!お肉の旨味と肉汁が口の中に広がってる~!最高~!」
優奈の言葉を聞き、僕も和牛ステーキを焼き終え、口の中に運ぶと、あまりの美味しさに、満面の笑顔になってテンションが一気に上がった。
「ほんまに美味しいわ~!柔らかいし旨味が口の中に広がってるし、めっちゃ幸せ~!」
二人で和牛ステーキをどんどん食べ進める。御飯と合い、御飯も進む。ビールもグイグイ飲み、既にグラス三杯目。優奈が御機嫌に少し酔っ払いながら僕に言ってきた。
「どの料理もめっちゃ美味しいね~!こんなにも美味しい料理を一緒に食べられて、めっちゃ幸せやわ~!温泉も一緒に入れて気持ち良かったし、最高~!愛してるで~!」
「うん。ほんまに全部の料理がめっちゃ美味しいわ~!優奈と一緒に食べられて、めっちゃ幸せや~!温泉も優奈と一緒に入れて気持ち良かったわ!最高~!愛してるで~!」
二人で楽しくおしゃべりしながら、どんどん食べ進め、ビールをグイグイ飲む。あまりにも料理が美味しく、ビールが進み、僕も優奈も良い感じで酔っている。全ての料理を平らげ、ビールを飲み干すと、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「あ~、めっちゃ美味しかった~!お腹いっぱい~!最高~!幸せ~!愛してるで~!」
「うん!ほんまにめっちゃ美味しかったわ~!最高やわ~!幸せや~!愛してるで~!」
唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。唇をそ~っと離し、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「ねぇ、ちょっと夜景を見ようよ。温泉の街の夜景、綺麗そうやね~」
「うん。いいねぇ。見よう見よう。楽しみやわ~!」
二人で一緒に窓の近くに移動し、手を繋ぎながら一緒に夜景を見る。
「お~、温泉街の夜景、綺麗やね~!ほんのり明かりがあって、雰囲気があるね~!」
「うん。ほんまに綺麗やわ~!優奈と一緒に綺麗な夜景を見れて、幸せやわ~!」
「ウフフ、ありがと~!私も幸せよ~!そうや!今日、あっちの海辺で、特別にちょっとだけ花火が上がるらしいねん!行ってみようよ!その後で、大浴場に行こう!」
「うん!行こう!こんな時期に花火が上がるなんて、奇跡やわ~!楽しみやわ~!」
二人で外に出掛ける準備を済ませ、部屋から出て、エレベーターでフロントがあるフロアに移動し、花火大会に行くという事を従業員に言って、旅館から出て、手を繋いで楽しくおしゃべりしながら暫く歩くと、夜なのに人がたくさん集まっている海辺が見えてきた。更に歩き、海辺に到着。目の前に夜の海が広がっていて、優奈がはしゃぎながら、満面の笑顔で僕に言ってきた。
「ここよ~!この海辺で、もう少し後で、特別に花火がちょっと上がるみたいやで~!この時期の花火なんて、めっちゃ綺麗なんやろうな~。楽しみ~!」
「ほんまやな~!今日花火が見れるとは思わんかったわ~!嬉しいし楽しみやわ~!」
二人で手を繋いで楽しくおしゃべりしながら待っていると、突然、ヒュ~ッと音が鳴り、花火が打ち上がった。花火が夜空に開き、パ~ンと音が鳴り、優奈が満面の笑顔になって僕を見つめてきた。
「お~、花火が始まったね~!めっちゃ綺麗~!夏の花火とはまた違った感じやね~!」
「うん!ほんまに綺麗や~!こんなに綺麗な花火を優奈と一緒に見れて、幸せやわ~!」
少しの間だが、どんどん花火が打ち上がる。二人で手を繋ぎながら笑顔で花火をじ~っと見る。周りの人も、楽しそうに花火を見ている。フィナーレは連続打ち上げ花火。海の上の夜空に満面の花火が打ち上がり、短い時間の花火大会が終了。見ていた人から拍手が起こり、僕と優奈も拍手した後、優奈が満面の笑顔で僕に言ってきた。
「めっちゃ綺麗やったね~!短い時間の花火大会やったけど、感動したわ~!一緒に見れてほんまに良かったわ~!愛してるで~!」
「うん。花火めっちゃ綺麗やったわ~!こんな時期に花火大会が行われたのもびっくりしたけど、思ったよりも綺麗で、優奈と一緒に見れて、ほんまに幸せやわ~!花火大会に連れて来てくれてありがと~!愛してるで~!」
「エヘヘ、そんなに喜んでもらえて、私も嬉しいし、幸せやわ。じゃあ、一緒にちょっと海辺を散歩してから、旅館に戻って、今度は大浴場に行くで~!いろんなお風呂があると思うし、温泉気持ちいいやろうし、めっちゃ楽しみやわ~!」
「うん!行こう!大浴場でいろんな温泉に入るの、楽しみやわ~!」
二人で手を繋いで、海辺を散歩する。夜の海は暗いが、海辺はまだたくさんのライトに照らされて明るく、たくさんの人がいる。そこそこの数の屋台が出店されていて、いろいろな食べ物が売られている。そんな光景を見て、優奈が楽しそうにはしゃぎながら僕に言ってきた。
「わぁ~、海が神秘的やし、海辺にたくさんの人がいて、賑やかやね~。屋台があるけど、美味しい晩御飯をいっぱい食べた後やし、食べたくならへんな~」
「そうやな~。夜の海も綺麗やな~!屋台の食べ物は、美味しそうやけど、今は食べたいとは思わへんな~。夏やったら、かき氷売ってるんやろうな~」
二人で楽しくおしゃべりしながら海辺を歩き、海辺から出て、旅館に向かう。いろいろな楽しい話をしながら歩いていると、あっという間に旅館に着いた。
二人で一旦部屋に戻ると、出掛けている間に旅館の従業員が晩御飯の食器等を片付け、きちんと布団を敷いてくれていた。部屋の中を見ながら、優奈が感心しながら僕に言う。
「お~、さすが皆生温泉の旅館の従業員やな~。いつの間にか晩御飯の食器とかお盆とかを片付けてくれて、布団を敷いてくれたんやな~」
「うん。僕と優奈が出掛けてる間に片付けてくれて、布団を敷いてくれたなんて、正にプロの技やな~。ちょっと感動したわ~」
二人で浴衣に着替える為に服を脱ぐ。優奈が着替えている姿があまりにも色っぽく、思わず見とれてしまう。我慢できずに下着姿の優奈を思いっ切りぎゅ~っと強く抱き締める。優奈も僕をぎゅ~っと強く抱き締める。唇と唇を熱く重ね合わせ、ディープキスを続ける。唇をそ~っと離し、優奈が色っぽい笑顔で僕に言ってきた。
「ウフフ、興奮してきちゃったけど、まずは大浴場に行って、部屋に戻って来てから、熱~く愛し合おうよ!」
「うん!まずは大浴場やな。後で優奈と愛し合うの、待ち遠しいわ~!」
二人で浴衣を着用。部屋から出て鍵をかけ、手を繋いで歩いて大浴場に向かう。エレベーターで大浴場のフロアに移動し、少し歩いて大浴場の前に到着。優奈が僕に満面の笑顔を振りまいてきた。
「じゃあ、大体四十分後にここで待ち合わせでいい?大浴場、気持ち良さそうやし、私もあんたも、遅れてもいいって事でね~」
「了解!それでいいで~!確かに大浴場が気持ち良過ぎて、遅れるかもしれへんな~」
僕が男湯、優奈が女湯に向かって歩く。暖簾をくぐり、僕が男湯、優奈が女湯の脱衣所に入る。脱衣所にはたくさんの男性がいて、着替えたり身体を拭いたりしている。僕が浴衣と下着を脱ぎ、いよいよ大浴場に入る。大浴場に入ると、大きな浴槽の温泉や、泡が出る温泉や、サウナ等がある。まずは簡単に身体を洗い、大きな浴槽の温泉に入る。さすが皆生温泉。入った途端に肌がスベスベツルツルになる。肩まで浸かり、皆生温泉を十分に味わう。泡が出るお風呂にも入り、サウナにも入った。サウナの中はかなりの高温だが、暫く熱さに我慢して過ごし、限界を感じてサウナの外に出ると、ちょっと寒い位の感覚。サッとシャワーで汗を流し、再び皆生温泉の大きな浴槽の温泉に入る。やはりめっちゃ気持ちいい。暫くの間、肩まで浸かり、優奈の事を考える。
―あ~、めっちゃ気持ちいいわ~!でも、やっぱり、優奈と一緒に入った貸切風呂の方が気持ち良かったわ~!やっぱ、優奈と一緒に入るのが重要なんやな~」
のぼせそうになる前に、大浴場から出て、バスタオルで身体を拭き、下着と浴衣を着て、脱衣所から出る。優奈が既に出て待ってくれているかもしれないと気がかりだったが、まだ来ていない。丁度、ベンチがあったので、ベンチに座ってスマホをいじりながら優奈を待っていると、少し時間が経ってから、優奈が女湯から出て来て、ニッコリと笑いながら僕に言ってきた。
「あ~、気持ち良かった~!やっぱ、皆生温泉は最高やな~!」
「うん!ほんまに気持ち良かったわ~!でも、やっぱり、優奈と一緒に入った貸切風呂の方が気持ち良かったわ~!皆生温泉に入りながら優奈と愛し合えて、ほんまに幸せやわ!早く部屋に戻ろうや!」
「ウフフ、そうやね~。私もあんたと一緒に入った貸切風呂の方が気持ち良かったし、めっちゃ幸せやで~!さぁ、早く部屋に戻って熱~く愛し合おうよ!私の身体をい~っぱい好きにしていいで~!」
「お~、ありがと~!優奈と愛し合うの、めっちゃ楽しみやわ~!」
二人で手を繋いで部屋に移動し、部屋の前に到着。優奈が鍵を使ってドアの鍵を開け、二人で部屋に入り、優奈が鍵を施錠。早速、我慢できずに、僕が優奈をぎゅ~っと熱く強く抱き締める。優奈も僕を熱く強く抱き締める。唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌を濃密に絡め合う。僕が興奮し、優奈の浴衣と下着を脱がせ、一気に優奈を裸にする。優奈のめっちゃでっかいおっぱいとふくよかなお尻が、僕の目の前にブルンブルンと揺れながら現れる。優奈も興奮していて、僕の浴衣と下着を脱がせ、一気に僕を裸にする。僕と優奈が最高潮に興奮している状態で、じ~っと見つめ合い、唇と唇を熱く重ね合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、二人で布団にゆっくりと倒れ込んだ。
唇と唇をグリグリと重ね合わせ、舌と舌を濃厚に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。皆生温泉に入った後という事で、身体がまだ適度に熱く、僕も優奈もめっちゃ興奮しながら熱く激しく無我夢中で時間が経つのを忘れてひたすら愛し合いまくる。僕も優奈も汗だくになりながら、激しく身体を動かしまくり、気が狂ったように極上の気持ち良さを味わいながら、更に熱く激しく燃え上がりながら無我夢中で時間が経つのを忘れてひたすら濃密に愛し合いまくった。
ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、心地良い疲労感に包まれて、余韻に浸る。
「あ~、あんたの愛をいっぱい感じるわ~。めっちゃ良かったで~!最高に幸せやわ~!好き!大好き!愛してるで!」
「うん。僕もめっちゃ良かったわ。幸せや~!大好きやで!愛してるで!でも、やっぱり気になるわ。小樽で出くわした男と何も無いよな?マスターと愛し合ってへんよな?プロデューサーと、その瞬間が訪れてへんよな?」
「へっへ~、教えへんで~!あんたの浮気防止や~!いろいろ考えて苦しむのも、あんたに必要な事やで~」
「う~、そこは教えてくれへんねんな~!めっちゃ気になるわ~!」
唇と唇を濃厚に重ね合わせ、舌と舌をグリグリと絡め合い、ぎゅ~っと強く抱き締め合う。僕が身体を優奈の身体からそ~っと離そうとすると、優奈がニッコリと笑って僕に言ってきた。
「待って!離れんといて!そのまま、もっと激しく愛し合おう!」
「え!このまま愛し合ったら、大変な事になるかもしれへんで」
「あはは、ちょっと位いいやんか~。私がうま~く身体を動かして、あんたをめっちゃ興奮させるで~!」
「うん。分かった。優奈の身体の動きで、最高潮に興奮しそうやな。優奈の身体の動き、めっちゃ楽しみにしてるで!あ~、めっちゃ良さそう~!」
「ウフフ、そんなに期待されると、緊張してしまうわ~。頑張るわ!」
早速、優奈が妖艶に巧みに激しく身体を動かす。優奈の絶妙の身体の動きに、僕も合わせて身体を動かす。あまりにも良く、優奈も僕も最高潮に興奮する。
「優奈、ありがと~!優奈のお陰でめっちゃ興奮してるわ!これから激しく動かすで」
「うん。またあんたと愛し合いたくて、頑張ったわ。激しくしてね~!」
僕が激しく身体を動かす。優奈も僕の身体の動きに合わせて激しく身体を動かす。僕も優奈も興奮度マックス!更に熱く激しく時間が経つのを忘れて無我夢中でひたすら濃密に愛し合いまくった。
僕が優奈に身体を覆いかぶせながら、最高の気分で心地良い余韻に浸る。
「あ~、あんたの熱~い愛をいっぱい感じるわ!めっちゃ良かったわ!ありがと~!最高やわ!幸せや~!愛してるで~!」
「うん。僕もめっちゃ良かったわ。最高に幸せやわ~!ありがと~!愛してるで~!」
唇と唇を濃厚に合わせ、舌と舌を濃密に絡め合い、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合いながら、二人で布団の上に寝転がり、濃厚にディープキスをしながら、ぎゅ~っと熱く強く抱き締め合う。二人で時間が経つのを忘れて、思いっ切り激しく愛し合いまくる。更に激しく無我夢中でひたすら濃密に愛し合いまくる。ふと、優奈が優しく微笑みながら、僕に言ってきた。
「ウフフ、そろそろ眠くなってきたわ。いつ寝てもおかしくないし、もう言っとくね。おやすみ~。愛してるで!いい夢を見てね!」
「うん。ありがと~!僕も眠くなってきたわ~。おやすみ~。今日は優奈の夢を見て、気持ち良く寝れそうやわ~。愛してるで~!優奈もいい夢を見てね~」
「うん。ありがと~!私もあんたの夢を見て、気持ち良く寝るわ~」
二人で濃密に愛し合いながら、目を閉じると、いつの間にか気持ち良く眠りについた。
―あれ?ここは何処なんやろ。周りが光り輝いてるなぁ―
僕が目を開けると、眩いばかりの光に溢れている世界にいるのが分かった。
―な、何や、ここは。光ばっかりで、何も無いで!どういう事や!とにかく、歩いてみよう。暫く歩いたら、何かが見えてくるかもしれへん―
とりあえず、適当に歩いてみる事に決め、思い付くままに歩く。歩いても歩いても、光ばかりで、何も見つからない。途方に暮れかけた、その時、向こうの方に、キラキラと輝いている丸い物体が見えた。
―あ!あそこに何かがあるで。何やろ。とにかく、行ってみよう―
光り輝く丸い物体を目指して、小走りで進む。どんどん丸い物体が近付いて来た。そして、気付いた。その物体とは、優奈がスイちゃんと呼んでいる、小さい水晶玉だ。
―あれは、優奈の小さい水晶玉や!なんでこんな所にあるんやろ。そもそも、この世界は一体何やろ。あれこれ考えていても仕方ないし、行ってみるで!―
更に水晶玉に近付き、水晶玉の目の前に立つ。その時、水晶玉から声が聞こえた。
「どうしても君に言いたい事があって、君の夢の中にお邪魔させてもらったよ」
水晶玉の声を聞き、僕がびっくり仰天する。
―え!水晶玉がしゃべった!ここは僕の夢の中やねんな。夢で良かったけど、水晶玉が僕に言いたい事って何なんやろ―
「優奈が大切にしてる水晶玉やな。確か、優奈はスイちゃんって呼んでたな。僕に言いたい事って何なん?言ってや!」
「それじゃあ、言うよ。君、優奈ちゃんという、魅力溢れる素晴らしい彼女がいるのに、浮気してるだろ。僕には分かるんだよ。勿論、優奈ちゃんだって気付いてる。優奈ちゃんは、君の浮気に苦しんでるんだよ。いい加減、浮気するのを止めろ!僕は、優奈ちゃんに悲しんで欲しくないんだよ!優奈ちゃんには、笑っていて欲しいんだよ!これ以上、浮気するなら、僕が君を許さないよ!」
―水晶玉が言いたい事って、僕の浮気を止めろという事やったんやな。水晶玉、優奈の事が好きなんかな。ここは、優奈に対しての返事と同じように、嘘で浮気してへんって言っとくか。僕の嘘なんて、簡単に見破られそうやけどな―
「優奈にも言ったけど、僕は浮気してへんで!そもそも、なんでお前が、そんな事を僕に言ってくるんや!ほっといてくれや!」
「やっぱり、優奈ちゃんに対する返事と同じように、浮気してるくせに、浮気してないって言うんだね。もういいよ。僕も優奈ちゃんも、君の事なんて、これっぽっちも信じてないからね!僕は、優奈ちゃんの事が好きなんだよ!勿論、僕と優奈ちゃんが結婚できる訳がないのは分かってる。でも、優奈ちゃんには幸せになって欲しいんだよ!悔しいけど、優奈ちゃんは、君の事を愛してる。だから、君に優奈ちゃんを幸せにして欲しいんだよ!ところで、優奈ちゃんがどうやってこんなにも素晴らしい占い師になったのか、知りたいだろ。僕が君の夢にお邪魔させてもらった、もう一つの目的は、優奈ちゃんの頑張りを見てもらう事なんだよ。どう?君が望むなら、教えてあげるよ」
―え!優奈がどうやって素晴らしい占い師になったのか、教えてくれるんや~。この水晶玉、さっきから衝撃的な事を言ってくるな~。確かに気になるし、教えてもらうか~―
「うん。知りたいわ。教えてや」
「よし!分かった!右を向いてよ」
僕が水晶玉に言われた通り、右を向くと、突然、映像が映し出された。映像には、少女の頃の優奈が映っている。
―うわ!少女の頃の優奈や!覚えてるわ!懐かしいなぁ。可愛いし、大人っぽい美しさもあるけど、スタイルは、まだセクシー一歩手前位やな―
「おぉ~!少女の頃の優奈や~!可愛いし綺麗や~!懐かしい~!」
「その通り!この映像は、僕が記憶してる、少女の頃の優奈ちゃんだよ。優奈ちゃんは、この頃から、占いの修業に明け暮れてたんだよ。優奈ちゃんの涙ぐましい努力を、しっかりと見てよ!これを見たら、もう浮気するなんて発想にはならないはずだよ」
「分かった。見るわ。映像を動かしてや。楽しみやな~」
「よし!映像を動かすよ。音声も出すからね。しっかり見るんだよ!」
水晶玉の言葉の直後、映像が動き出した。少女の頃の優奈が、一生懸命、書物を読んで、呪文を覚えようとしている。
「あ~!呪文、長くて難しい言葉があって、覚えられへん~!でも、覚えへんかったら、いい占いができない~!う~、仕方ない。頑張って覚えるか~」
引き続き、優奈が呪文を覚えようとして、書物を何回も読む。時々、上を向き、覚えた呪文を声に出して言う。途中で間違えて、悔しがり、再び書物を読み、また上を向いて、覚えた呪文を発声する。この作業を何度も何度も繰り返す。
占いの修業とは関係ない場面は映っていなくて、何日もかけて呪文を覚えようと努力している場面が映し出されている。
何日も何日も、優奈が呪文を覚える為に努力を重ね、漸く、優奈が満面の笑顔になった。
「やった~!完璧に覚える事ができた~!ばんざ~い!私って、凄~い!」
その言葉の直後、優奈の母親がやって来て、優奈に笑顔で言ってきた。優奈の母親は、今の優奈ほどではないが、綺麗でセクシーなスタイル。
「優奈、おめでとう。よく頑張ったわね。でも、勿論、そこがゴールとちゃうで。この呪文を、想いを込めて、そこにある、小さい水晶玉に向かって唱えるんや。想いが弱いと、いい占いができないからね。さぁ、やってみて」
「うん!分かった!お母さん、ありがと~!頑張るで~!」
優奈が水晶玉の前に立ち、真剣な表情で呪文を唱え始めた。暫くの間、呪文を唱え続ける。優奈の様子を、優奈の母親が真剣な表情で見守る。優奈が更に真剣な表情で呪文を唱え続ける。ふと、優奈が疲れた表情を見せながら、優奈の母親に言ってきた。
「あ~、全然占えへんわ~!なんでやねん!イライラするわ~!くっそ~!この小さい水晶玉、私の事、なめてんのかな~!」
「優奈、最初から上手くいく占い師なんて、おらへんで~。根気良く粘り強く想いを込めて、何回も呪文を唱え続けるしかないんやで~」
「そっか~。仕方ないな~。分かったわ。頑張るしかないな~」
優奈が引き続き、小さい水晶玉に向かって呪文を唱え続ける。途中、何回も休憩し、何回も呪文を唱え続ける。何日も何日も、小さい水晶玉に向かって呪文を唱え続ける。
どれ位の日数をかけただろうか。この日も、優奈は水晶玉に向かって呪文を唱え続けていた。この日の優奈は、表情が鬼気迫るものがあった。今日こそ上手く占ってやるという覚悟があった。必死の想いで、優奈が呪文を唱え続ける。すると、急に優奈が満面の笑顔になり、優奈の母親の方を向いて、大声で喜びながら叫んだ。
「お母さん、やっといい占いが出来たわ!バッチリ占えたで!やった~!嬉しい~!」
「優奈、おめでとう!やっと占い師としての一歩を踏み出せたね!今日はお祝いやな!」
「お~!やった~!美味しい御馳走を食べられるんや~!ばんざ~い!」
その日の晩御飯は、優奈の好きな食べ物がズラリと並び、ケーキも用意された。優奈が晩御飯を美味しそうに食べている時、優奈の母親が優奈に訊ねてきた。
「優奈、占い師になって、どんな事をしたいの?」
「エへへ、た~っくさんの人を占って、その人にとって一番いい道筋を示してあげたいの。時には、嫌な事を言わないとあかん事もあるんやろうけど、最終的に、その人にとっていい事になると思うねん」
「お、よく分かってるやんか。その意識はめっちゃ大切やで」
「うん!ありがと~!後ね~、エへへ、あいつの為に、占ってあげたいの~!」
「あいつって、誰なの?」
「エへへ、あいつって言えば、あいつやで~。幼馴染の、あいつ~!」
「あ~、あの男の子ね~。優奈、あの男の子の事、好きなの?」
「ウフフ、ひ・み・つ~。さ、食べよ食べよ!」
そんな会話を楽しみながら、ワイワイと食事が進んでいった。
次の日からも、優奈の占い師としての修業が続く。小さい水晶玉に向かって呪文を唱える占いは、完璧にできるようになっていた。この日、優奈の母親が、少し微笑みながら、新たな課題を優奈に言ってきた。
「優奈、小さい水晶玉を使う占いは、もう大丈夫やね。次は、大きい水晶玉を使う占いが出来るように、しっかり練習するで~!水晶玉にはそれぞれ特徴があるから、小さい水晶玉に対する想いとは、また違った想いを、大きい水晶玉に向けていかないとあかんで~」
「え~!また一から練習するって感じやな~。まためっちゃ時間がかかりそうやな~。でも、仕方ないわな~。頑張るしかないな~。とりあえず、小さい水晶玉を使う占いは、完璧にできるようになったし、この小さい水晶玉に、名前を付けるわ~」
「ウフフ、名前を付けるなんて、優奈らしいね。何て名前を付けるの?」
「そうやな~。え~と、ん~と、あ、そうや!水晶玉の水を取って、スイって名前にするわ~。スイちゃん、よろしくね~!」
「スイちゃんか~。可愛い名前やな~。いいと思うで~」
「うん!ありがと~!じゃあ、大きい水晶玉を使う占いの練習、頑張るわ~!」
優奈が大きい水晶玉に向かって、真剣な表情で呪文を唱え始めた。暫くの間、呪文を唱え続ける。優奈の母親が、優奈の様子を真剣な表情でじ~っと見つめる。時々、休憩し、何度も何度も呪文を唱え続ける。どれ位の時間が経っただろうか。優奈が、ふ~っと息を大きく吐き、疲れ果てた表情を浮かべながら、大きな声で叫んだ。
「あ~!ぜんっぜん占えへんわ~!スイちゃんに向かって占った時と、全然違うわ~!なんでやねん!何が違うねん!くっそ~!悔しいわ~!」
「優奈、落ち着いて。この水晶玉は、大きい分、小さい水晶玉よりも、占うのが大変やねん。私が見てると、気が散るかもしれへんし、私は部屋から出て、用事を済ませるわ。私が見てなくても、しっかり頑張るんやで!」
「うん。分かった。諦めずに、いい占いが出来るように、必死に頑張るわ」
優奈の母親が部屋から出た。優奈が引き続き、大きい水晶玉に向かって、真剣な表情で呪文を唱え続ける。何度も休憩し、何度も呪文を唱え続ける。結局、その日は、大きい水晶玉を使う占いが上手くいかず、練習を終えた。
次の日も、その次の日も、その先の日も、優奈が粘り強く根気良く、大きい水晶玉に向かって呪文を唱え続ける。表情の真剣度がどんどん増してくる。優奈の母親が、時々、優奈の一生懸命な姿をじ~っと見守る。
どれ位、時が過ぎただろうか。この日も、優奈が真剣な表情で、大きい水晶玉に向かって呪文を唱え続ける。鬼気迫る表情で呪文を唱え続ける。優奈の様子を、優奈の母親がじ~っと見守る。更に鬼気迫る表情で、呪文を唱え続ける。ふと、優奈の表情が少し和らいだ。引き続き、呪文を唱え続ける。すると、優奈の表情が一気に満面の笑顔に変わり、弾んだ声で叫んだ。
「やった~!大きい水晶玉を使って、いい占いが出来たで~!やっぱり、スイちゃんに対する想いとは違う想いで、大きい水晶玉に向かって占ったのが良かったわ~!」
「お~!優奈、おめでとう!よく頑張ったわね~!一体、どんな想いで占ったの?」
「エへへ、実はね~、急に、幼馴染の、あいつの顔が、頭に浮かんだの。それで、鬼気迫る感じから、優しい感じになって、そのままの想いで占ったら、上手く占えたんやで。でも、スイちゃんの時、スイちゃんの気分によって、めっちゃ真剣に占ったら上手く占えたり、優しい気持ちで占ったら上手く占えたりするから、この大きい水晶玉に対しても、今日は優しい気持ちで占って、上手く占えたけど、大きい水晶玉の気分次第で、真剣に占ったら上手く占える時もあると思うねん。水晶玉の気分を、どうやって掴むのかが、大切なんやな~って思ったわ」
「うん!そこまで理解する事ができたのは、大きな進歩やで!優奈、着実に、いい占い師に向かって進んでるで!今日もお祝いやな!また優奈の好きな食べ物を用意するわ!」
「うん!ありがと~!めっちゃ楽しみやわ~!いい占いが出来たし、この大きい水晶玉にも、何か名前を付けるわ。そうやな~、え~と、そうや!小さい水晶玉には、スイっていう名前を付けたし、大きい水晶玉には、水晶玉の晶を取って、ショウって名前を付けるわ!ショウちゃん、よろしくね~!」
「ウフフ、ちょっと単純な気もするけど、優奈が気に入ったなら、それでいいと思うわ。明日からはまた違った占いの修業が待ってるで~!明日からも頑張るんやで~!」
「うん!もっちろん!ありがと~!頑張るで~!」
優奈の母親が部屋から出た後、優奈が独り言を口にした。
「よし!占い師として成長してる!これからもどんどん成長して、あいつの為に、いっぱい占うで~!いつか、あいつと結婚できたらいいな~!うわっ!私、何言ってるんやろ~。こんな事、誰かに聞かれたら、恥ずかしいわ~!」
その日、優奈の占い師としてのレベルアップを祝し、盛大にお祝い会が催された。
次の日、優奈の母親が、たくさんの枚数の、トランプのようなカードを優奈に渡し、少し微笑みながら優奈に言ってきた。
「優奈、今回はカードを使った占いの練習をするで!まずは、新しい呪文を覚えないとあかんねん。覚えたら、カードを使った占いのやり方を教えるわ」
「え~!また呪文を覚えるんか~!ほんまに占いって、大変やな~!うんざりしてきたけど、いい占い師になる為に、頑張るしかないか~!」
「そうそう。その意気込みやで!じゃあ、この書物のここに書かれてる呪文やで。頑張って覚えてや。私、覚える邪魔にならへんように、部屋から出るわ」
「うん。分かった。呪文の暗記、苦手やけど、早く覚えられるように頑張るわ~!」
優奈の母親が部屋から出た。優奈が書物に書かれている呪文を、声に出して何度も読む。勿論、一筋縄でいく訳がなく、何度も間違えながら、何度も何度も読み続け、時々、休憩し、気分を取り直して、再び呪文を読み続ける。この日だけでは、呪文を覚える事ができず、ふ~っと大きく息を吐いて、ベッドに仰向けに寝転んだ。
次の日も、その次の日も、呪文を覚える為、優奈が何度も何度も呪文を声に出す。なかなか覚えられず、更に日が経っていく。かなりの日数が経ち、この日も、優奈が何度も何度も書物に書かれている呪文を声に出す。この日の優奈は、気合に満ちた表情をしている。更に何度も何度も呪文を声に出し、漸く、優奈が満面の笑顔になった。
「よっしゃ~!呪文を完璧に言えたで~!時間がかかったけど、私、よく頑張ったわ~!自分で自分を褒めてあげたいわ~!」
優奈の喜びの声を聞き、優奈の母親が優奈の部屋に、走りながら入って来て、優奈のところに駆け寄って来た。
「優奈、呪文を覚えられたんやな~!よく頑張ったね~!それじゃあ、いよいよ、カードを使った占いのやり方を教えるわ。ありとあらゆるパターンがあるから、覚えるの、大変やけど、頑張って覚えるんやで~!」
「うわ~!やっと呪文を覚えたと思ったら、今度はカードを使った占いのやり方を覚えないとあかんねんな~!大変やわ~!でも、いい占い師になる為や!頑張るで~!」
「うん!その意気やで~!じゃあ、教えるで~。しっかり聞いてや~」
優奈の母親が優奈に、カードを使った占いのやり方を教え始めた。優奈が真剣な表情で説明を聞く。約一時間、レクチャーを受けた後、いよいよ実践。優奈がたくさんの枚数のカードから、何枚ものカードを選んで、床の上に置く。呪文を唱え、何枚かのカードをめくる。更に呪文を唱え続けるが、暫くしてから、優奈が浮かない表情になってしまった。
「あ~、あかんわ!いい占いが出来ない~!カードを使った占い、めっちゃ難しいわ~!私、こんな占い、出来るようになるんかな~。不安やわ~」
「まぁまぁ、優奈、そんなに落ち込まんといてや。最初から上手くいく占い師なんて、この世におらへんで。私も、出来るようになるまで、めっちゃ時間がかかったわ。めげずに、粘り強く根気良く、頑張るんやで!」
「うん。分かった。諦めたらそこで終わってしまうし、諦めずに頑張って、絶対にカードを使った占いが出来るようになるで~!」
「そうや!その意気や!強い気持ちがあれば、絶対に出来るようになるで!じゃあ、私は部屋を出るから、集中して練習するんやで~!」
「うん!分かった!ありがと~!必死に頑張るわ~!」
優奈の母親が部屋から出た。引き続き、優奈がカードを使った占いを練習する。何度も何度も失敗を重ね、その都度、何が悪かったのかを考え、暫く休憩して、再び練習に取り掛かる。結局、この日はカードを使った占いをマスターする事ができず、気分転換に、優奈の好きな事を始めた。
次の日も、その次の日も、優奈がカードを使った占いの練習に励む。優奈の母親が、優奈の練習姿を真剣に見守り、適当な時間に部屋から出る。優奈が練習を続ける。そんな日が、どんどん過ぎていく。
かなりの日数が経った、ある日、優奈が相変わらず真剣に、カードを使った占いの練習に励む。この日の優奈は、真剣な表情ながらも、何処か楽しそうな雰囲気もある。更に一生懸命練習に励んでいると、納得がいったのか、優奈の表情が一気に明るくなった。
「うん!これや!この感覚や!出来たで!カードを使った占いを、漸くマスター出来たわ!よっしゃ~!私、やれば出来るやんか~!」
優奈の弾んだ声を聞き、優奈の母親が、優奈の部屋に駆け込んで来て、優奈のところに行き、満面の笑顔で優奈をぎゅ~っと抱き締めた。
「優奈、カードを使った占いが出来るようになったんやね~!おめでとう!凄いやんか!さすが、私の大切な娘やわ~!占いを見せてや~!」
「うん!ありがと~!お母さん、しっかり見ていてや~!」
優奈がカードを使った占いを、優奈の母親に見せる。占いが完了し、優奈の母親が再び優奈を抱き締め、優奈を褒めまくり、次の日から、スティックを使った占いの修業に取り掛かる事を優奈に説明し、部屋から出た。その直後、優奈が独り言を口にした。
「うん!私、着実に前進してるわ~!いい占い師になれそう!どんどん自信が付いてくるわ~!早く一人前の占い師になって、自分の占いのお店を持って、たっくさんの人を占って、幸せにするで~!あいつの為にも占って、あいつを幸せにして、私も幸せになるで~!私は、あいつの事、好きやけど、あいつは、占い師としての私を、好きになってくれるかな~。ま、そんな事を考えていても仕方ないか。今は、いい占い師になる為に、一生懸命頑張るで~!」
その日、優奈の占い師としての大きな成長を祝し、ぱ~っとお祝い会が開かれた。
次の日、優奈の母親が、真剣な表情で優奈に言ってきた。
「優奈、これからスティックを使った占いの練習を始めるで~。まずは、また新しい呪文を覚えないとあかんねん。占いに呪文は付き物やねん。また大変な作業が待ってるけど、心を折らずに、しっかり頑張って覚えるんやで!」
「そっか~。やっぱり、また新しい呪文を覚えないとあかんねんな~!覚悟はしてたけど、いざ言われると、またか~って感じで、テンションがちょっと下がったな~。でも、いい占い師になる為に、必死に頑張るしかないし、早く覚えられるように、しっかり頑張るわ!」
「うん!その気持ちが大切やで!強い気持ちを持って、少しでも早く覚えられるように、頑張るんやで!じゃあ、早速、呪文を教えるわ。この書物の、ここに書かれてる呪文を覚えるんやで。大変やろうけど、頑張ってや!私は部屋から出るし、しっかり集中してや!」
「うん!分かった!ありがとう。少しでも早く覚えられるよう、必死に頑張るで!」
優奈の母親が部屋から出た。優奈が書物に書かれている呪文を声に出す。勿論、一回言うだけでは覚えられず、何回も声に出す。喉が渇いてきて、オレンジジュースを少し飲み、再び呪文を発声する。何度も何度も、呪文を声に出しては、休憩し、また呪文を声に出す。オレンジジュ―スをどんどん飲み、とうとうグラスが空になってしまった。相変わらず、呪文を覚えられていない。また呪文を言葉にして言う。再び喉が渇いたが、もうオレンジジュースは残っていない。
「あ~、ダメや~!なかなか呪文を覚えられへん~!焦っても仕方ないし、今日はこの辺にして、音楽でも聴くか~」
この日の練習は、これで終え、優奈の好きな音楽を聴き始めた。
次の日も、その次の日も、更に先の日も、優奈が呪文を覚える為に、何度も何度も呪文を言葉にして言う。必死に頑張っているが、なかなか覚えられない。気分がイライラしてきて、休憩する。その時、優奈がぼんやりと僕の事を考えた。
「そうや!あいつの為にも、頑張らないとあかんねん!頑張って少しでも早く呪文を覚えないとあかんねん!よ~し!やるで~!」
優奈のやる気が再び戻り、何度も何度も覚えるのを諦めずに呪文を言い続ける。早く呪文を覚えたい一心で、必死に呪文を声に出す。暫く時間が経ち、ふと、優奈の表情が満面の笑顔になり、ガッツポーズを見せた。
「よっしゃ~!やっと呪文を完璧に覚えたで~!私、やっぱりやれば出来る人やわ~!早速、お母さんに来てもらって、スティックを使った占いのやり方を教えてもらうで~!」
優奈がはしゃぎながら部屋を出て、優奈の母親を探していると、すぐに見つかり、呪文を覚えた事を言うと、優奈の母親が大喜び。二人で優奈の部屋に入り、優奈の母親がスティックを優奈に渡し、真剣な表情で言葉を掛けた。
「優奈、いよいよスティックを使った占いのやり方を教えるで。この占いは、スティックを投げたり、スティックが向いてる方向を気にしたりして、特殊な感じの占いやけど、コツを掴んだら覚えられるから、自信を持って頑張ってや!優奈なら、絶対に出来るで!」
「うん!分かった!難しそうやけど、頑張って覚えるで!」
「よし!いい返事や!じゃあ、早速教えるで」
優奈の母親が、丁寧にスティックを使った占いのやり方を優奈に教え始めた。優奈が真剣な表情で説明に聞き入る。一時間以上経過し、説明が終了。優奈の母親が優奈の方を向き、真剣な表情で言う。
「じゃあ、これから実践に入るで!最初投げる時は、物を壊さへんように気を付けないとあかんで。勢いがあり過ぎると、物に当たって、壊れるかもしれへんで」
「うん!分かった!早速やってみるわ」
優奈がスティックを握り、呪文を唱えながら、スティックを上に投げた。自分では弱く投げたつもりだったが、スティックが勢い良く天井に当たり、なんと、優奈の頭に迫りながら落ちて来た。
「危ない!」
優奈の母親が叫んで、優奈を抱き締めながら、優奈を自分の身体の下になるように、床に倒した。スティックは、そのまま床に落ち、ギリギリ当たらずに済んだ。
「優奈、大丈夫?だから、気を付けないとあかんって言ったやんか。もっとゆっくり投げないとあかんで!変な所に当たったら、大変やで!」
「うん。分かった。助けてくれてありがとう。あ~、ビビった~!」
優奈と優奈の母親が起き上がり、再び優奈がスティックを握り、呪文を唱え、今度はゆっくりとスティックを上に投げ、スティックが弧を描きながら、床に落ちた。優奈がスティックの指す方向をじ~っと見ながら考える。暫くの間、考えるが、優奈が浮かない表情になり、溜息混じりで優奈の母親に言った。
「あ~、あかん!スティックを見て、考えたけど、さっぱり分からへんわ~!私、まだまだやな~。スティックを使った占い、めっちゃ難しいわ~!こんなん、私、ほんまに出来るようになるんかな~。全く出来る気がせぇへんわ~!」
「優奈、投げやりになったらあかん!気持ちを切らしたら、出来る事も出来なくなってしまうで!落ち着いて、しっかり頑張ったら、絶対出来るようになるで!練習あるのみや!気持ちを強く持って、頑張るんやで!」
「そっか。分かった。確かに、諦めたらそこで終わりやし、頑張るしかないな~。そうや!私なら出来る!絶対に出来る!よ~し、頑張るで~!」
「そうや!その意気や!私は部屋を出るから、しっかり頑張るんやで!」
優奈の母親が部屋から出た。優奈が再びスティックを握り、スティックを上に投げ、スティックが床に落ちる。スティックが指す方向を見て、じっくり考える。やはり分からない。休憩してから、もう一度、挑戦する。また分からない。その繰り返しで、結局、その日は、スティックを使った占いをマスターする事ができず、疲れ果ててベッドに仰向けになって寝転んだ。
次の日も、その次の日も、更に先の日も、スティックを使った占いを必死に練習するが、やはりマスターする事ができない。何が悪いのかを優奈の母親に訊ねてみたが、自分自身でコツを掴むしかないと言われ、テンションが下がる。その直後、思い直し、テンションを上げ、再び練習に取り掛かる。段々疲れてきて、ベッドに座り、何となく、僕の事を考える。すると、元気が湧いてきて、やる気満々で練習を再開。何度も何度もスティックを上に投げ、床に落ちたスティックが指す方向を見て、じっくり考えると、急に、頭に閃いた。コツを掴んだ感じがして、もう一度、スティックを上に投げ、床に落ちたスティックが指す方向を見て、じっくり考えると、完璧に分かった。優奈の表情が一気に満面の笑顔になった。優奈がスティックを使った占いをマスターした瞬間だった。
「やった~!やっとスティックを使った占いをマスターする事ができた~!めっちゃ嬉しい~!早速、お母さんに見てもらおう!」
優奈が大喜びで部屋から出て、優奈の母親を探すが、家の中にはいない。暫くの間、早く帰って来て欲しいと思いながら、帰りを待っていると、優奈の母親の声が聞こえた。
「ただいま~。ちょっと晩御飯の買い出しに出掛けてたわ~」
優奈が玄関に走り、優奈の母親に、スティックを使った占いをマスターした事を言うと、優奈の母親が大喜びで優奈を抱き締め、二人で優奈の部屋に行き、優奈がスティックを使った占いを披露。優奈の占いを見た優奈の母親が、満面の笑顔で優奈に言ってきた。
「優奈!完璧やわ!凄いわ!さすが私の娘や~!よく頑張ったね~!おめでとう!」
優奈の母親が優奈を抱き締める。優奈は満足感いっぱいの笑顔。優奈の母親が部屋から出て、優奈が独り言を口にする。
「うん!私、占い師として、どんどん成長してる!将来、占い師として、やっていけそうやわ~!あいつが、占い師としての私を好きになって、私と結婚してくれたら、めっちゃ嬉しいんやけどな~。あ、また変な事を言ってしもうた~!誰にも聞かれてへんよな~」
その日の夜、また豪華な晩御飯で盛大にお祝いしてもらい、優奈がどんどん占い師としての自信を付けていく。
次の日からも、優奈の、いい占い師になる為の修業が続く。修業を全て終え、優奈が一人前の占い師になった時、優奈はめっちゃ綺麗で、おっぱいがめっちゃ大きく、お尻がめっちゃふくよかな、超絶セクシー美女になっていた。
映像が終了し、僕が優奈の事を考える。
―優奈、ほんまにめっちゃ頑張って、いい占い師になったんやな~。やっぱ、優奈、凄いわ~!それにしても、優奈、僕の事、こんな少女の頃からずっと好きなんやな~。僕の為に、占い師の修業を頑張って、いい占い師になったなんて、めっちゃ嬉しいし、感動したわ~!優奈、ありがと~!愛してるで~!優奈の為に、もう絶対に浮気せぇへんで!絶対に優奈を幸せにするで~!―
僕が優奈の事を考えていると、ふと、小さい水晶玉が僕に言ってきた。
「どう?優奈ちゃん、すっごく頑張って、いい占い師になったのが、よく分かったでしょ?優奈ちゃんは、こんなにも、君を愛してるんだよ!それなのに、君は、そんな優奈ちゃんを裏切って、浮気なんかして、最低だよ!僕が優奈ちゃんを幸せにする事ができたら、一番いいんだけど、それは無理だし、君が優奈ちゃんを幸せにするしかないんだよ!もう絶対に浮気するなよ!今度優奈ちゃんを悲しませたら、僕が許さないよ!」
「勿論、僕が優奈を幸せにするで!浮気してへんけど、絶対に浮気せぇへんで!」
「浮気したんだと思うけど、まぁ、これから浮気しないと言ってくれたし、優奈ちゃんを幸せにしてくれるみたいだし、これからの君に期待してるよ!」
僕と小さい水晶玉との会話が終わり、ふと、僕が考える。
―また浮気してへんって嘘をついたな~。この水晶玉も、お見通しっていう感じやな~。あ、そうや。もしかしたら、この水晶玉、優奈が小樽で出くわした男や、マスターや、プロデューサーとの事を、知ってるかもしれへんな~。試しに、訊いてみるか~―
「ところで、優奈が、小樽で出くわした客の男にキスされそうになって、よく行く店のマスターと、愛し合う為に裸でベッドに横になって、出演したテレビ局の番組のプロデューサ―に、ベッドで二人共裸の状態で愛されて、その瞬間が訪れようとしたって言ってたんやけど、優奈が、小樽で出くわした男と何も無いかどうか、マスターと愛し合ってへんかどうか、プロデューサーと、その瞬間が訪れてへんかどうか、知ってる?優奈に訊いても、どうしても教えてくれへんねん。知ってるなら、教えて欲しいねん。お願いや!」
「それは無理だよ。優奈ちゃんが教えてないんだし、僕から教えられる訳ないだろ!そもそも、僕がそんな事を知ってるかどうかだよね。知ってるかどうかも、教えられないけどね。優奈ちゃんの決意を、僕が水の泡にする事なんて絶対に出来ないよ!」
「そうか~。まぁ、そう言うと思ったわ。めっちゃ気になるけど、優奈の事を信じて、頑張って気にせぇへんようにするわ。優奈の事、いろいろ教えてくれて、ありがとう。絶対に優奈を幸せにするから、心配せんでいいで~」
「うん!分かったよ!君の事を信じて、優奈ちゃんの事を、君に託すからね!じゃあね。これからも優奈ちゃんの占いで僕が使われる事があると思うけど、優奈ちゃんの占いが成功するように、僕も頑張るよ!」
小さい水晶玉がそう言うと、辺りがぱ~っと光に包まれた。
≪Vol.14に続く≫
主人公と優奈が、鳥取で幸せな時間を過ごしている中、主人公の夢の中に、小さい水晶玉のスイちゃんが出て来て、優奈が占い師になる為の修業について、教えてくれました。今後、主人公にどう影響してくるのでしょうか。次回をお楽しみに!




