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止まった夏
ッジジ………ミーンミンミンミー
ガチャ……バタン……
リュックをソファーに投げつけて冷房が効いている部屋で扇風機を回し始める
「涼じい……あーあー」
ピッ……
あ……
「母さん!やめてよ、外から帰ってきたばっかなんだけど?」
母親はため息をついた
「全く、寒いじゃないの!エアコン効いてるから寒くないでしょ?リュックはあんたの部屋に持っていく!わかったね」
口喧嘩になっても面倒なので二階の自分の部屋へと向かう
ギイ……バタン……
リュックを適当なとこに放り投げベットに直行する。
机の方をみると、剣道の輝かしい経歴たち………があったはずのいまは参考書まみれの棚。
はあ……
一息着くと、やる気なく塾の宿題に向かってみる。
やる気もないのに……
カリカリ……カリカリ……
………学歴がなんだよ。僕はずっと剣道しかやってこなかった。剣道にしか情熱が向かないんだ。
ペンを放り投げ、ベッドに倒れる
……うう ……くそ… ……くそ……
全治一年の怪我………交通事故だった。その日はよく星が見える日だった。
ガヤガヤ……ブ~ン……
追い抜いていく車たちを見送りながら、僕は自転車を走らせる。
坂道を通って、一本道に入った。信号待ちをしていると、車がこっちへ向かってきていた。
ピッピッピー
ライトが眩しかった。それしか覚えていない。




