表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/41

ep.20 食文化と台所事情

拙い文章ではありますが あなたの心に触れられたら 幸いです

 食は万人に欠かすことのできない要素であり、ゆえに民衆の生活や文化が如実に反映される。



 中世の時代に相当するこの世界において、庶民の食事回数は3~5回に加え間食と質素ながら意外と多い。

 逆に上流階級の人間は、贅沢でありながら昼と晩の2食しか摂らない。

 これは日中の活動内容による違いであり、頭脳労働と肉体労働のどちらに従事するかによる。食事の頻度は社会的ステータスの現れでもあるらしい。


 住居環境の問題により一般家庭で調理場を備えているのは少数で、庶民は食事を摂るのにわざわざ大衆食堂や屋台へ出向くそうだ。

 貴族である男爵の館では、当然のように常勤しているお抱えのシェフにより、出来立ての料理が振る舞われる。

 すぐさま消費してしまう食に関することに、金と労力を惜しまないのも、また社会的ステータスの現れなのだろう。


 メニューは安価で出回っている魚肉の塩漬けや豆類ではなく、新鮮な鹿肉や方々から取り寄せた色とりどりの果物、それから混じり気のない小麦の白パンなどが並んだ。

 味付けは貴重で贅沢品とされる胡椒を始め、南方の珍しい香草などがふんだんに使われているものの、化学調味料に慣れ親しんだ身としては、どうしても物足りなさを感じる。

(今日の朝食は何だろう? ジャンクフード……いや、米が恋しいな……)



 オレは空腹を訴える腹をさすりながら、無駄に長い廊下を渡る。

ご高覧いただき ありがとうございました 次回へ続きます

ご感想など お待ちしてます 活動の励みになります



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ