合流
短い
ニヤニヤと十六夜に見られながら恥ずかしがっていたフェルシアは、小一時間眠れずに夜を悶々と過ごしてしていた。
料理はなにかない限りはフェルシアが毎日のご飯を作る事になった。フェルシアは一人で住んでいたので、料理やだいたいの家事は普通にこなせていた。
「十六夜さん、朝ご飯出来ましたよ」
十六夜は、朝から考え事をしていた。
「分かった今行く」
言いながら料理のもとに向かう十六夜。
「フェルシア。今日は普通に歩いていくぞ」
「仲間と合流するのに、急がなくていいんですか」
「あいつらが急いで向かってくるさ」と話している十六夜とフェルシア。
「飯も食ったし、少し休んでから行くぞ。急ぐ用事もないしな」
「十六夜さんはこの世界の人ではないと、ログハウスの時に言っていましたが、どういう事なんですか」
「そのまんま異世界から来た」
「それってどういう」
「今はまだ。どうせ分かるときがくる」
その後十六夜は風に当たりに外へ、フェルシアは食器の後片付けを始めた。数分後十六夜が戻り進み始めた。雑談をしたりしながら進み、昼ご飯を食べて、静かな道を歩いていった。
(十六夜がフェルシアから数分間離れていたのは、盗賊達がごろごろとはびこっていたので、百人近い盗賊共を掃除していたのだ)一部始終
「ガキが独りだ身包み剥いじまえ」
「寝言は寝ていえ、お前らじゃ俺は倒せねぇよ雑魚共」
「皆あの生意気なやつに思い知らせてやれ」
売り言葉に買い言葉の応酬。
「かかってこいよ」
「「「ウオー」」」三人が十六夜に向かって突撃した。
「邪魔だ」一喝一蹴して、即座に三人黙らせた十六夜。
「今度はこっちからだ」といい、残った九十人の近くに一瞬で行き、圧倒的な実力差と異常性を見せた十六夜。拳の一発で、終わらせられるが面白くないので普通に戦ったのだ。身体能力だけでも、一発拳を振るうごとに十人も戦闘不能になるのだ。しかも、殆ど力を込めてないにも関わらず。
「ハァ」ため息をつく十六夜。「まさかここまで弱いとは思わなかった」たったのパンチ一発が計九回、しかも力を殆ど込めていないのにも関わらずに、すぐに終わった。改めて自分の異常性が身にしみた十六夜だった。他の力や能力よりもこっちの方が、十六夜にとってもやりやすかった事もあったが。一部始終。終
「フェルシア、「はい」そろそろ晩飯にするぞ」
「「ついたー」」いきなりいったのは十六夜でも、フェルシアでもなく、流星、容静が間に合った声だった。
「お前ら早かったな、もう少しかかると思ってたんだが。飯作るから少し待ってろ、それと自己紹介も済ませておけよ」
言い残して、台所に向かう十六夜と頷く二人。
「「了解」っす」
フェルシアは二人に向けて自己紹介を始めた。こんなに落ち着いているのは、十六夜から二人が来ることと、自己紹介を済ませておけとあらかじめ言われていたからだ。




