表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Arms & Magic  作者: Takunoji
47/52

道具屋の依頼〜ライラ達の情報収集〜

動物を追い払い、アルドラに教えてもらい、森の妖精達の言葉を聞いたライカ達は疑問を感じました。魔法使いが呪いのようなものをかけた理由がわからないと、この町で感じた違和感(いわかん)の原因がわからないからです。

魔法の練習を()ねて外で待機(たいき)いしてたライカ、パズ、アルドラの3人は、一度ライラ達と合流する事にしました。

一方、ライラ、ジース達はというと…

ライカ達と別れたところからお話しします。

「しかし、失礼しちゃうわよ!ウチのライカが『危険な動物』に見えるかっつーの!」とライラが愚痴(ぐち)をこぼします。「ライカは威厳(いげん)というか迫力(はくりょく)があるからね。」とジース。「なによ?ウチのライカに文句あるの?」ライラが昔のヤンキーみたいです。「いや、ライカには威厳(いげん)の様なものを感じているんだ。尊敬(そんけい)してるし好きだよ?」とジースが返します。「うん、ありがとう。自分の事みたいに(うれ)しい、」とライラ。なんか微笑(ほほえ)ましいですね。

さて、文句を並べていたライラですが、しっかり者なので、やる事はやってます。町の人々の生活や、食事など(売っている野菜などを見れば大体想像がつくみたいです)を観察(かんさつ)します。

そして、以下の点に気がついた様です。

1. 肉食が少ない、ほぼ野菜など木から取れるもの、つまり採集(さいしゅう)したものを食べている

2. 編み物や来ている服も獣皮(じゅうひ)などを使用しない物ばかり

3. 武器になる様なものが売っていない

以上の点に気がついたので、ライラがジースに言います。「ねぇ…この町には、毛皮とか、肉とか動物から取れるものが店に置いていないよ?あたし達の生活には肉とか毛皮の(たぐい)必須(ひっす)なのにね?おかしくない?」

「ん?そうだね。流石(さすが)に肉を食べないと狩猟(しゅりょう)が出来ないね、冬が来たら寒いから毛皮もいるしね。」とジースが言い、剣の()(にぎ)ります。この動作には意味がなく、なんとなくジースがそう動いたのです。

「?!、もしかして、この町の人は(かり)をしていない?」突如(とつじょ)ジースがそう(つぶやき)ます。それなら、ライラの気付いた点も納得(なっとく)がいきます。本当にそうなのか、改めて町を歩いてみます。「うーん、本当に肉とか食べないんだろうか?ちょっと、お店 (テントに品物を並べています)の人に聞いてみよう」とライラが店を出している人に話しかけます。

「すいません、お肉が欲しいのだけど売ってる人いませんか?」

「すまんね〜、肉は仕入れがなくてね。」と店のオヤジが言います。「やはり」と思いつつ、ライラが続けます。「私達、外から来た、旅の者なんですけど、武器とかもないんですか?」ちょっと(おどろ)いた様子で「そうでしたか、じゃ、この町の常識など知らないでしょう?この町の住民はこの辺りの獣達(けものたち)に目をつけられてしまった様で、獣にやられてしまう者が続出した時期があってね。

それ以来、みんな外に出ないんだ。」そう話した後に、店のオヤジがため息を()らました。「そうなんですか…ラピスラズリが欲しくて来たんですけど、取りに行くしかなさそうですね…」とライラが言います。「何?『パンの洞窟』に行くというのか?」と店のオヤジが目を見開いてライラに(たず)ねます。「え?『パンの洞窟』は知らないけど、ラピスラズリは取りに行きますよ?」少し驚きつつも返事をしたライラ、店のオヤジは「ラピスラズリの採掘場は『パンの洞窟』と呼ばれておる場所にある。この町から42.195キロ離れた場所にあり途中で寝泊まりする町などはない。だから、走り抜ける必要があるんだ。途中…」と長々と道程(どうてい)を説明してくれたのですが、今日は()()れて来たのでどこかで宿を取ろうかと算段をしていると、町の入り口の方からパズとアルドラ、ライカが歩いてくるのが見えます。「おーい、こっち、こっちー」とライラが声をあげます。

「丁度よく見つかったなぁ」とパズが言います。パズ達の感じた違和感(いわかん)とライラ達の仕入れた情報を合わせて今後の進む方向を考えるために宿を取り、今日は夕食を食べ休むことにします。そして、ライカが動物モードのままだとバツが悪いので、今日は人間モードでいる事にしたライカでした。ライラが、ライカの格好(かっこう)に問題ありとして、服を一着かいました。それは、麻の布を体に巻きつけ腰とふとももに細い紐で止めたシンプルなものでした。ライカは人間モードの時でも、通常(つうじょう)の人間と比べると一回り大きいのです。なので、通常の女物の服はちいさすぎるのでした。

(ちな)みに、ライラは布のシャツに皮の半袖より少し(そで)の長いジャケット(ポケットが弾丸をしまえるような筒状になっています)に腰に巻けるポシェット、皮のパンツ(ズポン)で、首からルピーのネックレスをつけています。そして、アルドラは皮のチューブトップ(むねあて)、皮のスカート、ふとももに巻いたレッグチェーン(小物の魔道具などをセットするホルダー付き)、マントを(かた)から膝の高さまで垂らし、アクセサリーは石英(せきえい)のイヤリングを両耳につけています。以上、女性陣(じょせいじん)のファッション情報でした。

そして、夕食は野菜中心で済ませ全員の情報を持ち寄り今後の方針を決めようというところまで来ました。「…とまぁこんな感じで不自然なんだ。」とパズが練習中に起きた事を話しました。そして、ライラ達の話もして以下の点を解決する必要がある、という事になりました。

1. 森の動物達に魔法をかけた魔女は一体誰(だれ)なのか?

2. 町の人々が狩猟(しゅりよう)をやめてしまった理由、つまり狩猟は生活の上で必須なのにそれを行わない本当の理由は何なのか?

「まぁ今日はもう遅いし、これらの事は明日考えよう。」とジースが言います。みんな寝る事にしました、

そして、話は次回に続きます。

でわでわ。。。


ライカ達の情報とライラ達の情報を照らし合わせ問題点を整理しました。

次は、問題解決のための作戦会議をやる予定ですが…どうなるでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ