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Arms & Magic  作者: Takunoji
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道具屋の依頼〜マラトンの町〜

道具屋のオヤジに頼まれて、マラトン湖にラピスラズリを取りに行く事にした一行、マラトン湖はどんなとこなのでしょうか?そして、どんな食材があるのでしょうか?

ジース、ライラ、アルドラ、パズもライカの3人と1匹はグリークランドのアテネからマラトンに向かいます。

アテネはジース達の城がある町です。

そして、今回は次の旅への予行演習(よこうえんしゅう)()ねるので、ある程度の、今用意できる装備(そうび)と持ち(アイテム)を待って行くのでした。

一応、みんなの装備(そうび)を確認します。やっぱりジースが仕切ります。「みんな、装備の方は現状でできる範囲(はんい)のものを装備したかい?僕は、いつものレイピア (術式なし)と火炎玉、水筒(すいとう)、術式カードだね。」と持ち物を見せます。「ふーん、術式が書いてあるカードか…魔法が使えれば色々と使えるね」とパズが感想を言います。「さっきのパズが書いてたやつ?絵柄(えがら)が違うけど、これも呪文とか(とな)えなくていいの?」とアルドラが質問します。「そうよ、あたしの様な魔法を主力にして戦う人はカードではなく、宝石とか、アクセサリーにして何回も使える様にしてるわよ?」ライラが補足して言います。

そして、ライラは「あたしは、いつもの腕輪(うでわ)短剣(たんけん)、レッドセッカとブルースイセキ、ルビーのネックレスかな?(ちな)みに、ルビーは火属性のパワーストーンで魔法の効果を高める事が出来るのよ?」ライラがちょくちょく説明するのは、アルドラが同じタイプの戦闘スタイルだからです。アルドラも真剣に話を聞きます。

「俺は、いつものやつだな」とパズ。

パズは、大剣と、七つ道具です。これがあれば仕事が出来ます。アルドラは魔道具屋でもらった、使い古しの杖を装備しています。他は干し肉などの食料です。これらは携帯食料として持って行きます。

アテネからマラトンまではケイオンに乗せてもらいます。そうする事で、余計な戦闘をしなくて済むからです。でも、今回の目的であるラピスラズリがある場所はケイオンやオルトには狭すぎるのと、彼等がそういう場所を嫌う(ため)、目的地には自分達で行かなくてはなりません。

そんなこんなで、マラトンに着きます。ここからがジース達の仕事になります。

「みんな、早速(さっそく)マラトン湖に向かおうか?それとも情報収集(じょうほうしゅうしゅう)してから行くかい?」とジースがメンバーに(たず)ねます。「俺はすぐに行きたいな。」とパズが言います。「とりあえずは情報収集が先でしょ?お母さんにもよく言われたでしょ?」とライラがパズを(しか)ります。「なんだよ、その土地の食材が気になるだけのくせに…」と愚痴(ぐち)をこぼします。「なんか言った?」とライラ、「なんでもありません。」とパズ。ごはんを作ってくれる人には逆らわないのが生きる上でとても大切な事なのです。

そんなわけで、マラトンの町を見て回る事にした一行は、一つの銅像の様なものに目が行きます。

このマラトンの町はアスリートの町としても栄ていましたので、その銅像は

フィリピデスという人物の銅像でした。町の中央にある、大きなラピスラズリは『最強の聖石(せいせき)』と呼ばれていて、そのラピスラズリを湖の反対側この町から約42.195キロ離れた地点から持ってきたという逸話(逸話)が残っています。

現在、パズ達がいるこの時にはこの町の名に(ちな)み「マラソン」という競技が流行(はや)っております。

つまり、湖の反対側にラピスラズリの取れる洞窟(どうくつ)がありそこからラピスラズリを持って帰るのが伝統的に行わているという事です。このラピスラズリを取りに行くのは、とても大変です。ポイントとしては次の様な部分で大半の人が挑戦しません。

1. その洞窟までの距離が42.195キロ

2. 水辺に肉食動物が沢山いる

3. 周りはジャングルの様になっていて、道を切り開いて進む必要がある

なので、ラピスラズリを取ってきた人は、ちょっとした有名人になれるのです。そして、ラピスラズリは高く売れるので…「富と名声が手に入る」と言ったところでしょうか。

「なんか、面白そうだな!ラピスラズリってどんな素材だ?」とパズが言います。「取りに行かないで買う方向で考えようか?」とジースが言います。

「とりあえず、売っているのか?値段はいくらか?を確かめましょ?」とライラが言います。そんなわけでラピスラズリを持っている人を探します。

やはり、有名人になってしまう様ですぐに見つかりました。早速交渉(さっそくこうしょう)に入ります。

「すいません、ラピスラズリを少々、(ゆず)ってもらえないでしょうか?」とジースが店番の男に尋ねます。「うーん、実はコレ。もう売れちゃってるんだよ。明後日に品物を引き渡す予定なんだ。」と申し訳なさそうに言います。「因みに、おいくらなんですか?」とライラが尋ねます。「まぁ家が一軒変えるくらいかな?」と男が答えます。

肩をがっくりと落とすジース。この一言で42.195キロが確定したからです。

「いやぁ、いい値段するんだねぇ。諦めて帰ろうか?」と最後にあがきの一言を言いますが、予想通りライラの一喝(いっかつ)でラピスラズリを取りに行く事になりました。

「あと、外の動物はお客さんの連れかい?このまちでは、動物は嫌われるんだ、町の外に出すとか、何かした方が良いよ?」と店番の男が言います。「なん…」パズが喋ろうとしたところをライラが止め「どうも、失礼します」と店を出て来ました。「なんで止めんだよ?」とパズが不機嫌に言います。「あーいうのは、相手にしてもダメ。話にならないのよ。」とライラが答えます。『その人が常識(じょうしき)的に思っている事には理屈が通じない』という事です。人によって『常識(じょうしき)』は(ちが)うものです。

()え切らないパズの気持ちをよそに「じゃ、俺はライカと町の外に出ているよ。」とパズ。「じゃ私も行く〜」とアルドラ。そんなわけではジース、ライラチームとパズ、ライカ、アルドラチームに分かれて行動する事になりました。

続きは、また次回…

店番の男に注意を受けて、ライカと町の外に出るチームと町の探索に行くチームに分かれて行動する事にした一行。

町の人々と周りの動物達はどんなもの達がいるのでしょうか?

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