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Arms & Magic  作者: Takunoji
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オリンポス山〜夜の山は危険だ〜

予言の意味をケンタウロスのケイローンに教わった一行、ゼウス神には、またの機会に会えたら良いと言う事にして、山を降りる事にしました。天界からは入り口付近に戻ったら、メリーナ、モナ、アルドラが待ちかねた様にしていたので楽に合流出来ました。そして、世界を見て回る事にしていたアルドラが一行に加わり山を降りる事になりました。

オリンポス山から天界へ行ったジース達、今度はグリークランドのデルフィへ向かいます。が、その前にジースが何か言いたいようです。

「みんな、今回はなんとか切り抜けたから良かったけど、旅するのにちょっと軽装過ぎたと思ってる。正直、オリンポス山まで来るのは初めてだったのと国外に出るときは、それなりの準備をするべきだったと反省しているよ…だから一度城に戻り、それなりの準備をしようと思うんだ。アルドラもそれでいいかな?」とみんなに話します。

アルドラは答えて「いいよ!」と言います。胸を撫で下ろしたジースは改めてオリンポス山を降り始めます。

色々とあった、アルドラは少し旅に出て世界を見て回る事にしたので、ジース達についていく事にしたのです、そして人間達に溶け込む為に、実体化した状態でいるようにしています。対して、ライカは人間モードでなくいつものライカになっています。どうやらこの方が落ち着くようです。「結局のところライカは、神様の一族なのか?」と腹の中で思ったパズですが、何も言わず。山を降り始めます。

なんだかんだで、メンバーが1人増えた形での帰国となりました。ニンフはニンフでも下級のニンフで妖精に当たるアルドラですが、森精アルセイスとしては能力が高く、(自称)優等生らしいです。

オリンポス山を登り降りする途中には、名前も知らない獣が沢山いるのですが登りのときはほとんど出会いませんでした、それと言うのは木精ドリュアスのモナの能力で、一言で言えば「気配」を消せるのです。今回はモナがいないので頑張って追い払う事になります。

火を吐く犬やワニの様な口を持つ鳥、キマイラ、オーク(邪鬼や小鬼)、人食い馬…沢山の怪物に出会いました。ジースの天気予報魔法、光の玉を出してコマンドを入力、操作する魔法、ライラの火・水・風の魔法で追い払い、ライカ、パズが威嚇や大剣の一撃などで打ちつけたりするのですが、それでも向かって来るものには、可愛そうだがトドメの一撃で倒してしまう場合もあり、山を降りるのも一苦労です。

当然、倒した怪物は台車に積んで持って帰ります。が、台車には乗り切らないので、必要な部位のみを切り取り持って帰ります。残りは他の獣達が食べるでしょう。ここは山の中ですから。

ようやく中腹位にきた一行、いい加減お腹が鳴って来ました。早速、倒した怪物を料理していただきます。

今回はワニの口を持つ鳥を焼き鳥にして食べます。肉食なので、栄養バッチリです。剥ぎ取った羽根やウロコは別な物に使うのでとっておきます。そして、ライラの十八番、火炎と風を組み合わせた魔法で丸焼きにしてそれをジースが切り刻み、葉っぱの上に乗せて出来上がり。そそくさと遅い昼食を済ませ、引き続き山を下りはじめます。

アルドラも実体に慣れて来た様で森の力を借りた魔法でみんなを助けます。

「日が昇る前に、山を降りるぞ!夜の山はもうこりごりだ!」天界から地上に戻った時は夕暮れでしたので、丁度天界への入り口に入った頃に戻ってきた感じです。なので、諦めてそのまま山を下る事にしたのでした。みなさんは、暗くなる前に山を降りましょう、危険です。

「おー、生きのいい獲物がいるじゃないか。人間か?珍しいな…」と言葉を使う怪物が出てきました。「あー、やっぱり出てきたな…」パズがぼやきます。「言葉を話すのか〜やな予感しかしないなぁ〜」とジース、「あーん、もう魔力がないよぉ〜」ライラが続きます。「霊体化してないとこんなに大変なんだ〜、ハァ、ハァ」アルドラは息が切れて、結構ヘロヘロになっている様子、するとライカがアルドラを咥えて背中に乗せます。走りながらなので、変な形でライカの背中に乗ったアルドラはライカにお礼を言います。そしてガァと一言吠えます。「あいよ〜」とパズが返事して更に早く、先程の怪物目掛けて走ります。「わりぃな、おめーを食ってる余裕は、ねぇみてーだ。」と言いながら大剣を抜刀します。「笑かすな!」と怪物が木を引っこ抜きパズへと振り下ろします。ベキッと音が鳴り木が折れます。怪物の手に握られた木の枝らへんからはガサガサと音がするので、怪物は持っている木を上空へ投げ飛ばします。そして、落ちてくるであろうパズを探しますが、見つかりません。投げ飛ばした木が落ちてくるのを注視しながら見ていると、突然木が自分目掛けて飛んでくるのを見て驚いた怪物は慌てて木を避けます。すると「じゃーな」と声が聞こえた瞬間に怪物の意識が消えてしまいました。「ぷぅ」とパズが一息つきます。続けて数秒の間、赤い血の雨が降ってズシーンと怪物の亡骸が倒れます。普段であればそこから食事なのですが、時間の都合で怪物の長い牙を折り持って帰る事にしました。「みんな、もう体力が残ってないだろ?あとは、俺がやるからライカに乗せてもらいなよ。」とジース、ライラに言います。「ついでに、これもよろしく。」と先程の牙を渡し、ライカと目を合わせます。みんなライカに乗ったらパズを先頭にライカがついて行くような形で山を猛スピードで降って行きます。「運動不足かなぁ〜?」とライラが言いそうですが、このスピードだと舌を噛むので黙っています。先程の様な怪物には出くわしませんでしたが4、5匹の獣とオークに出会いましたが、パズが威嚇して追い返すか、鞘付きの大剣で打ち据えるかするので難なく山を降りることが出来ました。

日が昇って来ました。時間的には1日しか経っていませんがとても長い1日でした。なんとか、リトホロにたどり着いた一行は、適当な宿を見つけゆっくり休む事にしました。流石にみんな疲れた様です。濃厚な1日でしたね。

続きは次回…

濃厚な1日を過ごした、一行に新しく木精(アルセイス)のアルドラを加えているリトホロにたどり着いた所で休む事にした一行。寝て起きたら次の目的地へ向かいます。次はグリークランド、ジースの城に向かいます。

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