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Arms & Magic  作者: Takunoji
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オリンポス山〜妖精達との会話〜

改めて、始まったネライバフェスティバル、淡い期待もあり妖精が来たらどうしようかと胸を膨らませているライラ、パズは「どんな妖精が来るんだろうか?」と楽しみにしています。そして聞こえて来た、謎の声…心境穏やかではいられません

頭に直接響いてくる様な、そんな不思議な笑い声が近づいて来ます。

この声に気づいている人とそうでない人がいる様です。みんな祭りの陽気に乗せられて「その声」に気付く人と気付かない人がいるのです。

「今年はどんな料理が並んでるかな?」と楽しそうに話しているのが聞こえて来ます。好奇心旺盛なパズは試しに声をかけて見ることにしました。

「今年は、スヴラキが料理対決で勝ったんだよ。」半分独り言のように言ってみます。「ふーん、そうなんだ〜。スヴラキがね〜、今年は手抜きしたのかしらね。」姿は見えなくても声は反応あり…パズはそのまま続けます「いや、これがすごいんだ!」返答を待つパズ…「…何がすごいの?」何人かいるであろう声のうちの1つがちょっと怪訝そうに聞きます。構わずパズは続けます。「このスヴラキは、ただ焼いただけでなく…いや、ただ焼いただけで、外はパリパリ、中は肉汁の大洪水だ。」「本当に!」声の主が尋ねます。「ああ、本当さ!なんなら持って来てやるよ?」「本当に?」「ああ、本当さ…ただし残ってればな…ちょいと行ってくるからここに居て!」と足早にスヴラキを取りに行きます。程なくして…パズが息を切らして戻って来ます。「取って来たぞ…ってライカは誰と話してんだ?」顔を動かしながら身振りをするライカ、「二、ン、フ?なんだそりゃ?」と首をかしげるパズに「わたし達のこと知らないの?不勉強ね〜」と言われ「すいません…」とパズ「そのスヴラキに免じて許してあげるけどまずかったら…」と言葉が途切れたかと思うとパズよりも小さい女の子達がモグモグとスヴラキを食べています。「お?いつの間に?」女の子達はパズを無視してガツガツ食べてます。「こんなかわいい娘達とは思わなかったなぁ、ハハ。」と驚きつつも安心する、パズでした。

「あーおいしかった、あなたなかなか良い表現するわね、正に『肉汁の大洪水』だったわ。。。お礼に何かしてあげないとね。」と小さな女の子が言います。パズは、少しだけ複雑そうに「いや、いいよ。それよりおいしくてよかったね、親御さんは一緒に来なかったのかい?」と尋ねると、ライカに頭を叩かれ…ましたか?「これ!パズや見た目はアレだけどお前より年上の先輩だぞ。」と見慣れないお姉様がいます。「ライカが人間になった…ていうかライカ?」パズはびっくりしてキョドキョドしております。「ライカ〜久しぶりだねその姿。いつぶりかしらねぇ、パズは生まれてなかったんじゃない?私も小さかったし…あとこちらの方々はお知り合い?よかったら紹介して欲しいな」とライラが改めて尋ねます。「うむ、そうだな。久しぶりの人間語だし、少し喋るか。ここにいるのはニンフ、オリンポス山に住む妖精だな。妖精といっても沢山いるから『ニンフ』という風に呼ぶ事の方が多いな。ちなみにこっちから『ナイアス(水精)』のメリーナ、『アルセイス(森精)』のアルドラ、『ドリュアス(木精)』のモナ。そして、このわんぱく坊主がパズ、その姉のライラ、私の名前にあやかりつけたらしい。この子らが生まれた時から一緒にいるから、まぁ家族だな。そして、こっちにいるのがジース、ライラの婿になる。南方の国グリークランドの王だ」と一堂に会した者達を紹介するライカでした。

「ふーん『パズ』っていうんだねよろしくね。」とメリーナが挨拶する、パズは年上なんだか年下なんだか良くわからないといった感じで「おう、よろしくメリーナさん」とまぁこんな感じで皆うちとけて話が出来る様になりました。ところで、周りの人間はというと「妖精がいる」ことに気がついていない様です。見た目は余り人間と変わらないので姿を現しても気が付かないのです。

さて、妖精の存在も公にならないまま「ネライバフェスティバル」は続いて行きます。ほぼ、町ぐるみの飲み会みたくなっています。「そういえば、スヴラキのお礼してないよね?」とアルドラが言います。「オリンポス山を案内してあげるよ、ライカさんも久しぶりにいかがですか?まぁちょこっと危険な奴もいるんですけどね…」パズ達は明日あたりにオリンポス山へ観光しに行く予定です、これは丁度良いと思ったジース「僕らも明日、オリンポス山に行く予定なんですよ、せっかくだから案内してもらえるとうれしいな」と誘いを受けます。「じゃ決まりね。そろそろ、あたし達は山に戻るから、明日山に着いたら入り口にある川の近くに大きな木があるからそこでわたしの名前を呼んで。」と言ってから、何を言っているのかわからない

が、何か唱えて姿を消してしまうのだった。明日はオリンポス山に登ります。今日はもう遅いので寝ることにした一行は、パズのマーキングした木に登り、眠りにつくのでした。

続きはまた次回…

打ち解けた妖精達がオリンポス山を案内してくれるそうなので言葉に甘える事にした一行、「ちょっと危険な奴」が気になりますが、いずれにしろ、山には登る必要があるので、丁度良いという判断です。一応、オリンポスの神々に予言の事を尋ねるのが目的です。

さて何事もなく登れると良いのですが…

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