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Arms & Magic  作者: Takunoji
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カテリーニ地方〜ジースの戦い〜

妖精のゴブリン達を倒したライラ。精気を吸われた人達は他の面子に任せ一撃で終わらせられなかった事を残念に思っています。「ここでこうすれば…」なんて独り言を言ってます。さて精気を吸われた町の人はどうするのでしょうか…

精気気を吸われた人達を兵士達の休憩所に寝かせてきたジース達、仕切り直して食料庫へと向かいます。

「しかし、いつのまに変なものが白に住み着いたんだ?つい半月前までは霊とか居なかったぞ?丁度我々が王子(ドリュアス)を助け出し、城の従者達も避難してからになるが、こんな事ありえるのか?」兵士長が尋ねます。

答えてジースが「実は気になっていたんだ、どう考えても王様が霊や妖精を呼び寄せたとしか思えない、王様は魔法とか霊術に長けたお人だったのかい?」首を横に振る兵士長を見てジースが首を傾げます。ジースの言う通りこのように、霊界やアストラル界からの生物がいるのには理由が必要なのです。霊であれば城の中ではなく自分の生活していた場所、妖精は気まぐれだから特定出来ないが城に数匹いるのは城に滞在しているハズがありません。

いるとしたら、野や茂み、アストラル界にある妖精の宮殿などでしょう。

そしていたずらをする相手のいないこの城には遊びに来る理由もない。

となれば…王様が呼んだ、となるのだが、王様は魔術師なのだろうか?当然修練と多くの学習が必要です。

などと首を傾げながら歩いていると何かが焼ける匂いがします「王様が食事の準備をされているのか?」兵士長が独り言の様に言います、「それにしちゃひどい匂いだ」パズが答えます。

余談ですが、ライカは一緒に歩いて来ているのですが、途中で浮遊霊やゴブリンなどを見かけるとつまみ食いしています。なのでジース達はちまちまと戦闘をしなくて済んでいます。

「うーむ、戦場では戦死者に飛び火して焼かれてしまう時があるが、それと似たような匂いだな…」とにかく、こびりつく様な、とても嫌な匂いが立ち込めている様です。

さて、食料庫の前に着きました。「どうぞ、お入りなさい。ご客人達」ジース達は少しだけギョッとしながら食料庫の中へ入ります。中には案の定王様がいて、邪教従の様な格好をしています。「ご無沙汰しております。ザックでございます。気を取り戻されたのでしょうか?もし私の問いかけがご理解いただけるなら答えていただきたく思います。」流石、兵士長です、言葉の使い分けがキチッとしています。王は暫く炎に向けて手を挙げていましたがやがてこちらを向き「私を殺しに来たのであろう?デュオニソスを追い払ってから、どうやら私は二重人格になってしまった様だ。気がつけばこんな格好をしている自分がいる、そしてまたいつおかしくなるかわからん。兵士長、ザック…最後の命令だ私を殺してくれ」

「承りました…」長い沈黙の後に兵士長が答えます。その一言を聞いた直後、王から異様な雰囲気が漂います『妖気』です、普段は肩まで垂れ下がっている髪が重力に反抗するように浮き上がり、目は茶色から赤色に変わります。ライラがジースの後ろに隠れます。ライラは見た目に気持ち悪いものが苦手です。「僕の出番かな?こうやって人に憑いた妖と戦うのはライラと出会った頃以来だなぁ。そして、今日の天気予報はにわか雨のち快晴だな!」とジースが言います。腰の剣を引き抜き、三角形の上部に横棒を入れた図形を描きつつ「コクマダートケテル」と唱えます。すると描いた図形の位置に半透明の球体が出現します。「イニット!」ジースが続けて唱えます。

球体がそよ風を起こし「初期化完了しました」と心に直接伝わる声で言います、つまりジースにしか聞こえません。「リスナーコントロール、スタート、オーアールシーエル」更に続けます。先程と同様に心の声で「リスニングボート1521番で起動します。空間マップ5350, 8700, 2570、現在位置1650, 4350, 800」ジースが剣を王様に向け「ターゲット」と言います。

「反逆者達よ、生きて帰れると思うなよ、正義の鉄槌を食らわしてくれる」王様が普段と変わらぬ口調で言います。パッと見では気が狂ってこんな事を言っているとしか思えません。

ジースの出した球体が気になりますが、続きは次回!

なにやら球体を出したジース、どうやら現在位置などの座標をジースに伝えている様ですが、これが天気予報の正体なのでしょうか?

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