カテリーニ地方〜いざ潜入〜
しれっと、作られた秘密の抜け穴にたどり着き潜入開始した、王討伐メンバー
無事に王のとこまでたどり着けるでしょうか
石を押してできた穴から北東の塔に潜入したジース達、夜なので真っ暗闇の階段がある通路に出ました。
「松明を付けよう.何も見えないよりましだし、相手に見つかっても問題ないよね」とジース、そして、パズが頭を傾げています。「ここには王様しかいないんだよな?」と確認します。答えて兵士長が「左様、王は食料庫の食材を食べていらっしゃるだろう、必然的に目指すは食料庫になる、ここを下り、城の反対側に食料庫がある」
パズは「王様は人間か?」と聞きます。兵士長は「当たり前だ!」と答えます。「うーん、ここ最近の内に町の人が倒れたり、死んだりしてないか?」「そういえば、妙な噂を聞くな『神隠し』が多発しているとか…」パズと兵士長のやり取りがあり、ライラが「それは悪霊の類ね」「あー、俺が言いたかったのにー」とパズ、ニヤリとするライラ「はいはい、出てきたらやっつけるよ…」とジース。「ジ、ジース殿は王家の方ですよね?」妙に落ち着いているし、普段と全く変わらない言動からしてこういう状況に慣れていると感じた兵士長が尋ねます。「生まれと育ちは違うけどね。あ、塔を抜けたらどっちいけば良いのかな?」兵士長が慌てて示します。ここまでは何もなかったので、ちょっと安心した兵士長でした、がそうは問屋がおろしません。「ヒュン」という音が聞こえる聞こえるや否や兵士長の兜の飾りが吹っ飛んでいきます。「なんで動物霊が実体化してるんだろう?」とパズ「珍しいわね、魔術師でもいるのかしら?」ライラが続きます。「霊体相手だからエイドスより、イデアを使おうね〜」とジースが締めます。なんのこっちゃわからない兵士長はとりあえず切りかかります。「おりゃー!あ〜」動物霊の体をすり抜けて地面を切りつけてしまった兵士長は手が痺れたようです。「オッチャン!」とパズが反撃に移った霊を一撃のもとに無に帰します、正確には大地の精霊の元に返すのです。
人も動物も母なる大地に帰るものです、そして霊体に攻撃をするには、精神エネルギーをぶつける必要があります、なので精神エネルギーの通わない一撃はすり抜けてしまう訳です。
「おー助かった、ありがとう」「オッチャン、イデアを攻撃に乗せて戦うんだ、そしたら攻撃が当たるよ!」とパズが説明をするが、なんのことやら、わからんちんの兵士長はとりあえず、逃げ回っていました。ここでいう『イデア』とは現代でいう『気』に相当するものです。これに対し物理的なものは『エイドス』と呼びます。
なんとか、動物霊を蹴散らしたので後はライカが食べるだけです。ライカの主食は『イデア体』ですので、久しぶりの食事にご満悦です。言葉を変えると、人間が食べるオリーブや食パンなどの実体のあるものは『エイドス』に属し、霊とかお化け、人の精神などは『イデア』に属します。
このように、蹴散らす→食べるパターンで片をつけました。兵士長は「不思議なもんだなぁ、あっちからの攻撃は当たるのにこっちの攻撃が当たらないなんて物の怪の類か、これは?」と安堵しながらもまだ信じられないといった感じです。
そして、目的地まではまだ距離があります。城の地図があったとしたらほぼ正方形の様になり、今はその一番右上に位置します、そして目的地はその対角線上の反対側です。兵士長の説目によるとルートは3つ、兵士達の休憩所と武器庫がある通路と王の間を通る通路、戦死者を弔う墓場の前を通る通路です。動物霊がいたので武器庫の通路を進む事にした一行はイメージ的に正方形の上側を通る形を取りました。
武器庫の通路には、先に話した部屋の他に練武場、工場があります。「なんか物々しいね…」とジースが独り言を言います。「我等が国の軍は武器を使う事に長けた部隊が主力なので、手入れから練習までやり易い様になってます、なかなか充実しているでしょう?」と兵士長が得意げに話します。「ん?なんかいるぞ!」と武器庫の方からガチャガチャと音がします。感のいい人は何がいるのかわかるかも知れません。お馴染み『さまよう鎧』です。普段からの手入れが行き届いているので所有者の手間が見て取れる鎧ばかりだ。「ほぉ…立派な鎧ばかりですね。これは素晴らしい」とジースが見とれています。兵士長は剣に手をかけるも、抜剣出来ずにいます。だがしかし腹を決めた様に「レオニダス剣法ザック!推参!」と名乗りを上げてさまよう鎧の群れの中に突っ込んで行きます。「ザックって名前だったんだ…」パズがびっくりしています。さて、いままで三枚目の兵士長でしたが、伊達で兵士長はやっていないというところを見せてくれます。さまよう鎧達は革の鎧から鉄の鎧まであり、革の鎧は問題無く「やぁ!」と気合を入れて切り捨てて行きます。ブロートソードを愛用していて、革製のものであれば2,3体まとめて切り破る様に倒し、鉄製の鎧は一刀両断。動物霊に手こずっていた人と同一人物には思えません。
そして、一番丈夫そうな鎧が残りました。「ふー、あらかた、片付いたか…残すは、お前だー、ワシの鎧!安心して眠りにつくが良い…」気を更に引き締めて必殺の気合いを放ちます。しかし、突然鎧が崩れ落ちていつもの鎧に戻った様に見えます。「おー!共に戦いたいか…」と鎧を着だします。「オッチャン…」パズは道具を大切にする兵士長の態度に感動して「やめた方が良いよ」とは言えなかったのです。そして、パズの嫌な予感が当たります。
「かかったなぁ、ザックとやら…その鎧の術はまだ解けていないわ!」と声がします。いったいどこの幽霊でしょうか。実は見物を決め込んでいる他のメンバー、話は次回に続きます。
鎧達を操っていたボス的な何かが出てきました。多分幽霊だと思いますが、城が幽霊屋敷みたいな事になってます、なんででしょうか?




