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Arms & Magic  作者: Takunoji
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カテリーニ地方〜エドニア国の町へ〜

エドニア国に入り、騒ぎを目にしたパズは、女性を助けました。

そして、昼食をご馳走になるのですが

その女性から、驚くべき事を聞かされます、どんな内容なのでしょうか?

兵士と一悶着あった女を助け、昼飯をご馳走になったパズ達は、女の話を聞く事にしました。

食事中の会話でわかったのは女の名前はシブラ、「女」と言ったのは大人の女性の様に見えたからです。パズ達が話をしている間に顔を洗って来たのでよく見るとうら若く美しい女の子でした

年はパズと同じくらいで背丈もパズと同じくらいでした。そして、その女の子の話は以下の様な事でした。

この国の王、リュクルゴスがある日を境にデュオニソスへの信仰を禁止した時から異変が始まりました。今まで潤沢な水と食料が育つ良い土地だったのがその日を境にどんどん少なくなっていき、農家を生業とする人々は生活に困って来ているのです。町から離れているこの辺りは問題ないけど、町近辺に住む友人や親戚が困っているという話で、さらにこの辺りの農家の人々にはデュオニソス信仰を持っている人が多くそれがバレた日には市中引き回しの上むち打ちの刑に処され、信仰を変えさせられる、つまり踏み絵をやらされるという事でした。

パズは「信仰」というものは持っていませんが、「かくあるべき」という信念にも似たものがあります。それは日本人の「武士道」に近く、またオリエントのメンバーも人道八徳を持もって仕事や生活を送る様にしています、パズが毎朝トレーニングしてるのもこの教えによるところです。

ちなみにライラは母親寄りなので、オリンポス十二神のヘスティア信仰を持っています。そして、大地の女神デメテルへの信仰も持っています。多神教なので、当たり前な話です。そして、信仰を曲げられるのは、許せないと思うパズ達なので、 シブラが参加している信者のグループのうち2人が捕まってしまったという話をきいたときには「その王様は王様じゃないな、ひと暴れしてやろうか…」とイライラし始めました。なだめる様にライラが言います。「ダメよ、腕力にものを言わせたら…だから城ごと焼き払いましょう!」

「魔法もダメ!」ジースが突っ込みます「この国とは昔から交流があったんだけど、最近へんなうわさを聞くことが多くてね、様子を見に来たんだよ。でも、うわさ通りだね、友好国の立場としては、黙っていられないのは確かな事だけど…どうしたら、穏便に片付くだろうか…」「焼き払う」「城を潰す」ライラ、パズの順に答えます。

腹の中で「この姉弟はどうしようもないな!」とつぶやきました。

さて問題は、王様がおかしくなった原因です。何故そうなったのか?これは町で聞き込みなど調査する必要があります。夕食会は夜の予定なので、それまでに、情報集めをやるか、もしくは夕食会の間にパズが頑張るか…

「ライカはパズのお守りをよろしく。」色々と考え始めたジースをよそにライラが言います。「結局、時間までみんなでやって、時間が来たらパズに任すって事でしょ?さぁ、行きましょ。ごはん美味しかったよ、ご馳走さま」と挨拶して、町に向かう事にしました。

オリンポス山から流れる川が中央に走り、川を囲む様に岩壁が川の両岸に出来ています。丁度、河川敷に村がある様な平地が岩壁に囲まれた様な風景です。民家がポツポツとあり、みんな畑を作り家畜を飼っています。オリーブの木もあり、果物も取れそうです。

町に行く途中で人を見かけたら話しかけ、この国の王様はどんな人で、この辺りの見所とかを聞いて回りました。

町に着くまでに集めた情報は以下の様なものです。

・気性の険しい、荒々しい王様である

・デュオニソス信者で夫や子供を

放ったらかしにする者に激怒して

以来デュオニソス信仰を禁止

・実際にデュオニソスがやって来たが

従者を牢に入れ、デュオニソスは

追い払われた

町についてみると殺伐とした雰囲気で、町を歩いている人がいません。

ジースとライラは、そろそろと城に挨拶して王に直接話を聞きに行がなければなりません。「じゃ、俺はライカとプラプラしてるよ。いってらっしゃい」と言い、そのまま何処かへ行きました。ジースとライラは、そのまま城に向かいます。

「グリークランドのジースと申します、王様はいらっしゃいますでしょうか?」城の門番に話しかけます。

「失礼ですが隣の国の…」兵士が国の使いか、どうか判断しかねているのを見て「王とその妻でございます。」とライラは助け船を出します。兵士は更に怪しく思い、「王様は単身でこんな遠くにくるもんですかね?」と言葉を返します。「はっはっは、よく言われます。我が国では王たる者は国民の為に動きます。なので、この距離を従者と共にくるのは、国の負担にしかならないと判断したので、少数精鋭で動いております。故に私と妻で参りました。」すると言葉よりもジースのオーラというか、威圧感というか、言葉では表現出来ない圧力に負け「へへー失礼致しました。どうぞお通りください…と申し上げたいのですがそうもいかないのです。」

納得してくれた様子を見せた兵士のこの言葉は一体何を意味するのでしょうか?

この続きは次回…

兵士の言葉が何を意味するのか、実はピンチかもしれないジースとライラ…

どうなるのでしょうか?

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