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Arms & Magic  作者: Takunoji
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カテリーニ地方〜エドニア国の冒険〜

霊験あらたかな経験をしたパズ達はゆっくり寝て、石版を調べる事にしますが果たして読めるのでしょうか。

そして、今日からは新天地に向かいます。

初めてのダンジョン探検を終えたパズ

発見したお宝は『フローライトの石版』でした。今日は、みんな揃った所で石版の文字を読む事になっております。

パズ一行のメンバーがテーブルに揃いました。「みんなおはよう、よく眠れた様だね。早速、石版の中身を確認しようか。」とジースが音頭を取り中身を見ていきます。「わ…う…あれ?ごめん、これは読めないや…持ち帰って調査するしかないね。」あの霊達はやっぱり違う言葉を使う人々だったのだろうと思ったジースでした。

でも、洞窟の中では、実際に話をして来たのになんで?と思うかもしれません。それは、アストラル体は言葉ではなく意思そのものの伝達、テレパシーなので会話が成立したわけです。

石版はさて置きにして、次の目的地は

オリンポス山のある、カテリーニ地方です。ここは、ジース達の国とは別の国になります。そして、獣車を引いている「ケイオン」と「オルト」とはここでお別れです。国内を住処にしているので、ナワバリを離れたく無いのです。パズ達はその事を知っているので、国内は獣車を使う事にしたのでした。

ちなみに、ジース達の国、グリークランドは現在のアテナとほぼ同じ場所です。

さて、カテリーニ地方とグリークランドの境界には、エドニアという国がありこの時の王は『リュクルゴス』と言いました。そして、どういうわけか豊穣の神「デュオニソス」への信仰を禁止していました。「デュオニソス」は農業を生業とする人々に、人気のある神様です。パズも幼い頃には畑仕事をしていた(手伝わされていた)ので信仰までいかないにしろ畏怖する神の一柱です。

なので、農業を生業とする人々は隠れて信仰していました。そんな時にパズ一行は、ここカテリーニはエドニア国にやって来たのでした。

ネメアは渓谷に作られた王国で、勇者ヘラクレスの初めの難行「ネメアの獅子」を退治した所です。そしてその獅子は今でも夜空に輝く『獅子座』になったそうです。

「ここがネメアかー!昔通った時とは大違いだな!」とパズは、はしゃいでおります。ジースは次の仕事の事を考えているのかぶつぶつと独り言を言ってます。ライラとライカは大人なもので風景を楽しんでいる様です。

「うーん、ここでの仕事はこの国の王と会って食事などする予定なんだ。ライラとぼくは、その間パズとライカとは別行動になるけど、いいよね?」と確認を取ります。もちろんパズ達は二つ返事です。まだ夕食の時間まで余裕があるので、パズ一行は観光がてらに町を見て歩く事にしました。

町中に行く途中、叫び声が聞こえました。「何してるんだ、キサマー!!」「ぐわー!」などと聴こえて来ます。

好奇心旺盛なパズとライカは即座に反応し、見事な連携を見せビューンと音はしないが飛ぶように音のする方に行ってしまいました。「かぁー相変わらずだなぁ、僕らも行くかな」ジースがボヤきます、ライラはすでに歩き始めていて「早く〜」とジースを呼んでいます。

さて、パズが叫び声がするとこにたどり着いた時には兵士が美味しそうに食事をしていました。はて、叫び声が聴こえて五分と経たず、こうなるだろうか?「あのう、なんかの叫び声がしたんで走って来たのですが、ご存知ないでしょうか?」パズが大人な言葉使いをします。兵士が機嫌良く「いや俺が早とちりしたんだよ、坊ちゃん。何も問題ないよ。」それを聴くと会釈してパズ達はジース達の所に戻るのでした。

「叫び声が聴こえた所に行ったら兵士が上機嫌で飯食ってた…なんか変な国だなぁ」パズが呟きます。まぁそんな事を気にしても仕方ないので、物見遊山しながら町中に向けて歩きます。

途中、また叫び声が聞こえました。今度は全員でその方向に向かいました。その場所に着くと修羅場になっていました。(かた)や火の玉を宙に浮かせいつでも飛ばせる体制をとり、方や抜刀していつでも切りつける体制をとりにらみ合っています。

まだ、血の雨は降っていないので間に合います。「おお、お二方落ち着いてください、何もそこまでしなくて良いのではないですか?」ジースが仲裁に入ります。2人は互いの目を逸らさずにいます、片方の男が答えました。

「この女は国の禁止事項を破ったのだ、だから捕まえるのだ。」

「いや、あたしは禁止事項を破ってないよ!なんくせをつけないでもらいたいね!」と揉めています。いつもだったら、ここはジースの出番なのですが、今回は、パズが出てきました。

「いずれにしろ、得物を引っ込めるのが先だよね。女相手に恥ずかしくないのか?あんた」兵士はぐうの音も出せず、得物をしまいます。「貴様らは外国人だな?我が国では禁教信仰者はむち打ちの上、獄門と決まっているのだ」「だから、濡れ衣だって…」女が言います。パズは少し考えてから「兵士さんは何を見て禁教の信仰をしてると思ったの?」「それは、今女が持っているものが信仰に使うものだからだ」と兵士が答えます。パズは女の手を見てから「兵士さんは酒を飲まないの?」兵士は固まります。デュオニソス神はローマ名を「バッコス」お酒の神様でもあります、昼から酒を持っているのは、おかしいがそれで禁教信仰者と言われても難癖つけられたようにしか見えません。兵士は「昼から酒なんぞ持っているから、からかっただけだ!」と捨て台詞を残しさっさと去って行きました。「お兄さん、ありがとうね、危うく市中引き回しにあうとこだったわ」パズは軽く会釈して去ろうとします。「ちょっと話を聞いて欲しいんだ、ご飯ご馳走するからさ。」と女は引き止めます。ライラとジースは首を縦に振っています、「じゃあ、遠慮なく…」と昼飯をご馳走になる事にしました。元々渓谷だった場所に町を作ってあるので、水は湧き水、巨大な果物に焼き魚と来たもんだ。パズはよだれが垂れるのをこらえてから「いただきます」と上機嫌です。ライカは生魚をいただいてます。

女がひと段落したところで口を開きます。それは、結構酷い話でした。


助けた女の家にてご馳走になったパズ達は女の話を聞いてとても心痛めます。

どんな話だったのでしょうか

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