第2話-4 交錯する共鳴
緊急事態により、支部は突如休業。運営関係者以外は出払っていた。
そこにやってきたのはザイロ、レイン、リサ。そして両手を縄で縛られ、こめかみに青あざを作っている、顔面蒼白のハデム。
胴にも縄が巻かれており、その先をリサが誇らしげに握っている。特に何もしていないはずだが。
それをドルバーンを含めた複数の関係者達が迎えた。
雰囲気を見るに、支部の人間たちはハデムが何をしたのかおおよそ分かっているようだった。
「よくやった。レインに……ザイロか」
その顔を見て、ドルバーンは驚いているようだった。「まさか、お前が捕まえてくるとはな」
ザイロは後ろのハデムを、親指で指した。
「こいつを見ても、まだ実力不足って思いますか?」
隣でいまだ歩きにくそうにしているレインは鼻を鳴らして笑う。
「貴様だけで捕まえたのではないだろう」
「いいんだよ、そんな細かいことは」
「細部はどうであれ、捕獲したのは事実だ」
そう言ってドルバーンは頷いた。「通常これは、二等級者以上の任務に値する。認めなくては、他のものに示しもつかない。とりあえずそいつを受け取ろう。検査官が行方不明なんだ。おそらくそいつの仕業ーー」
「動くなボケ共が!」
突然、ハデムが叫び、全員の視線が向くと、拘束を解いたハデムがリサの後方に回り、首筋を掴んでいた。
「一歩でも動けば、この女の首を捻り潰すぞ!」
「ザイロ! ザイロ!」
切羽詰まって慌てるリサに、ザイロは手のひらを見せて抑える。
「落ち着け、リサ! 動かずにいろ」
その後、ぐっとハデムを睨み付けた。「お前、どうやって」
「俺は自分の魔法で、手の関節を好きなときにはずせんだよ。ザイロ、お前だけは必ず殺すから、覚えていろよ」
ハデムはドルバーンの方を見た。「何ぼさっとしてんだよ。馬を用意しろ!」
「アイシャ」
ドルバーンは一歩前に出て言った。「私の手を縄で拘束しろ」
「何の真似だ」
ドルバーンの謎の行動に、ハデムは聞いた。
「そいつはウチの傭兵だ。私は傭兵管理官、そいつを管理する立場にある。いざというときには守らねばならん。それに、私は支部官であり、元とはいえ二等級だ。人質にするなら私のほうが価値がある。違うか?」
「ふざけるな。お前の考えに乗るかよ。裏があるんだろ」
「そうか」
ドルバーンは冷静にそう言うと、腰に携えていた短剣を取り出し、それを自分の右手の甲に突き刺した。
突然の行為に全員が言葉を失った。
すると、その後、右手の平から飛び出した切っ先を、左手の平に更に差し込んだ。
ドルバーンが両手の指を組み合わせると、床に小さな血溜まりができていた。
「これでどうだ。更に縄で手首を止める」
「お前、イカれてんのか」
私は自分の職務を全うするだけだ。お前が両手を封じた老兵より、その魔法もろくに使えない小娘のほうが、安心だと言うのであれば仕方がないが」
ハデムの目がカっと開くと「いいだろう。女に巻かせろ」と怒りをにじませる声で言った。
「ドルバーンさん」
心配そうな声でザイロは名を呼んだが、ドルバーンは目を合わせただけで何も言わなかった。
リサのことは確かに心配だ。だが、ドルバーンが変わりに人質になっても、状況は好転しない。
それに、不要になればハデムはきっと人質を殺す。生かしておく理由などアイツにないから。
どうする……どうすればいい。
考えている間に、アイシャが両手を巻き終えた。
ドルバーンが指示して、しっかりと、完璧に動かないように巻かれているように見えた。
その後、心配そうに見つめる皆を背に、ハデムの元へと歩き、背を向けた。
「さあ、首に手を置くんだろ」
ハデムはリサの後頭部を強く押して離した後、ドルバーンの首を掴んだ。
「ザイロ! ザイロ!」
泣きながらザイロの胸に飛び込んできたリサ。
「大丈夫。もう大丈夫だ」
それを抱きかかえながらも、ザイロはハデムから目を離さない。
「さあ、馬を取ってこい!」
不穏ながらも馬を呼びに歩き出そうとする支部官たちだったが「いや、いい」とのドルバーンの一言で止まった。
「馬は呼ばなくていい」
「何言ってやがる」
ハデムがぐっと手に力を込めているのが分かった。「死にたいのか、ドルバーン!」
心臓を掴まれているに等しいはずだが、まるで何も起きていないかのようにドルバーンは静かだった。
「皆、安心しろ。コイツのチンケな魔法じゃ……私を殺すことなどできない」
まるで自殺とも思える挑発に、空気が固まった。
ザイロの脳裏によぎったのは、ハデムの魔法がレインの膝に当たった時のことだ。
ほんの一瞬触れただけで、足の急所といえどレインを動けなくした。
あの威力を首が耐えられると思えない。
「何が言いたい」
ハデムの声は震えている。今にも魔法を発動しそうだった。
「聞こえなかったか。お前程度の魔法じゃ、私の首どころか、道に咲いた花も摘み取れはしないだろう」
「なるほど、死にたいってことか。女の代わりに死んで、英雄にでもなるつもりか。お前を殺して、俺は逃げるぜ。そしたら無駄死にだ。お前は間抜けとして名を残す」
ドルバーンは特に緊張も、恐怖の様子もなく、顔を横にやり静かな目でハデムを見下ろした。
「言ったはずだ……お前の魔法じゃ、私は、殺せない」
「遺言はそれでいいな」
ハデムの手から強大な魔力を込められるのを感じた。
威力は確実に、レインを襲った時以上のものだ。
「やめろ!」
ザイロが叫んだ瞬間、ビキっという不快な音が響いた。
誰もがドルバーンの首がねじ切られるーーそう思っていた。
だが、実際には違った。
魔法は確かに発動していた。
ドルバーンの首の皮膚は『ネビル』によって拗られ、うねり伸び、その力を確かに受けていた。
しかし、歯を食いしばり、力を込めたドルバーンはその首の筋肉によって捻りに耐え、原型をとどめていた。
策など無い、純粋な剛力による耐久。
まさかの光景に、ハデムを含めた全員が絶句した。
「もう一度……言ってやろう。お前じゃ私は、殺せない!」
体をひねらせたドルバーンは、繋がれた両手をハデムの顔に勢いよくぶち当てる。
「クソ! このっ……野郎が!」
よろめいて下がるハデム。
チャンスだった。
このスキを逃さず、助けるために駆けようとしたザイロだったが「待て!」とドルバーンが静止した。
「問題ない。私が処理する」
ドルバーンが首を回すと、コキコキと音がなった。「ハデム。お前の傭兵権を剥奪する。かねてから私と手合わせしたいと言っていたな。最後の記念だ、一戦交えよう」
魔法で確実に殺せる自信があったであろうハデムは、それを真正面に受け止められ、動揺が見て取れていた。
そして、傷口を更にえぐるかのようなドルバーンの言葉に、ギリギリと歯ぎしりする。
「お前……お前、お前ぇ!」
「手のことは気にしなくていい。お前を倒すだけなら、使えなくても問題ない」
「非術師ごときが! その顔グチャグチャにしてやる!」
飛びかかるハデム。
疾かった。その攻撃は視認するのがやっとの程に。
手が顔に当たる刹那、ドルバーンの蹴りがハデムの顎をカチ上げた。
見えなかった。気がつけば足が上にあった。
ハデムは上を向いたまま、呆けたように立っていた。すでに意識は無いだろう。
それに対し、ドルバーンは語る。
「非術師は魔術師に敵わない……私もそう思っていた。十年以上前、軍に最強とも呼べる兵士がいた。私も何度も挑んで、膝をついた……彼は非術師だったよ。魔法を使えるかどうかは関係ない。強いものは、ただ強い。それだけだ」
ドルバーンが踵を返すと、ハデムが床に落ちる音が聞こえた。
「すいませんでした!」
ハデムが厳重に拘束され、連れて行かれてすぐに、ザイロはドルバーンに謝った。
流石に魔法を急所に受けて無事ではなかったのか、かなりのダメージはあったようで、氷を入れた袋で首元を冷やしている。
「俺が甘かったです。ハデムをちゃんと無力化しておけば」
「いい、元はと言えば支部の管理問題だ。連れてきただけでも助かった」
痛そうに首をさすった後、ドルバーンは考えるように目を閉じた。「考えを改めよう、ザイロ。お前は強い、十分に」
不意の言葉に、ザイロは期待の眼差しを返した。
「えっと……それはつまり」
「今日からお前は、四等級傭兵だ。おめでとう」
「やった」
思わず声の漏れたザイロは、後ろを向いた。「おい、リサ! 傭兵になれるぞ!」
「ホント!」
リサは生まれたての子鹿のように、足を震わせながら、受付に掴まって立っていた。
「お前……どうした」
「いや、怖くてさ。震えが収まんなくて。とりあえず良かった。私達これから傭兵だね」
「いや、お前は違うんじゃないか。魔法もまともに使えないだろ」
「えぇ! でもでもでも、言ってたよドルバーンさん。傭兵を守るのが役目だって。だから私と交代するって。それってそういうことだよね! あの時、ぜっっったい言ってたよね!」
「まあ、たしかに言ってたけど」
あれはお前を助けるための、ちょっとした嘘ってやつだろうと思いながら、横目でドルバーンを見た。
困った顔をしながらも微笑み「ザイロ。お前が監視するという条件でなら認めよう」といった。
「イエーイ! 私も傭へーーアダっ!」
調子に乗ってガッツポーズをしたリサは、体制を崩して床に倒れた。
「バカだなお前は本当に」
リサを持ち上げていると、その様子をみて笑っているドルバーンは言った。
「それとザイロ。お前に伝えたいことがある」
「ああ、やっぱだめ、歩けないわ」
まともに歩けないリサを支えながら、ザイロは支部を出る。
「おい、重いって。ちょっとは力込めろよ」
「これが限界だもん。てか重いとか言うなよ!」
「おい」
支部の壁にもたれかかっていたレインが二人を呼んだ。「ザイロ。話がある」
「はぁ、何その言い方」
不躾な言い方にリサが食って掛かった。「まずはありがとうじゃないの。あ、り、が、と、う!」
レインはじっと見るだけで何も答えない。
「なんかいったらって、あっそっか人見知りか」
「リサ。ちょっと先に帰ってろ」
ザイロが言うと、リサはぎょっとした顔をした。
「え、いや、普通に歩けないんだけど」
「壁に手をついていけ。すぐに後から追いつくから」
「もー、早くしてよね」
腰をやられた老人のように帰っていくリサを見送った後、ザイロはレインに向き直る。
「で、何だよ」
「質問の答えを聞いていなかった。なぜ俺を助けに来た」
それを聞いたザイロは、はぁーっとため息を履くと、頭を描いた。
「それは……説明しにくいけど俺の気分だよ、気分」
はぐらかされたと思ったのか、レインは目つきを鋭くさせた。
「適当に答えるな、何故かを言え。貴様に俺を助ける理由など無いはずだ」
「そーだよ……正直なところ、お前が死んでも関係ないって、心のどっかで思ってたさ。でも、気に入らなかった」
「ハデムがか」
ザイロは考えるように、視線を右にやった。
「アイツもそうだ。それに、この神の力を駆けた争いも……それを傍観している自分も、気に入らなかった。理由はそれだけだ。自己満足だよ」
「ただの自己満足で、命をかけたのか」
「まさかこんな死にかけるなんて、思ってもなかった。まあでも、それでも……お前が生きてて良かったよ」
驚いているのか。それとも戸惑っているのか。
レインはなんとも言えぬ表情で下を向いた。
「よく、俺の場所が分かったな」
「それはお前の運がよかったんだ。アイシャさんに北の山に任務に行ったって聞いたから、それっぽい足跡を追ってみただけ。間違ってたら死んでただろうな」
「そうだ、そのとおりだ……俺は、死んでいた」
噛みしめるようにそう呟くレインに、ザイロは手を振って返した。
「礼ならいいよ。さっきも言ったけど、これは俺の自己満足だ……ただ」
言葉を止めるザイロに、レインは首をかしげて聞く。
「ただ、なんだ」
「もし、他の転生者が、今回みたいに殺し合いに巻き込まれそうになって、困ってたなら、助けてやってほしい。別に助けたから引き換えにそうしろってわけじゃない……俺のちょっとした願い。願望ってやつかな」
思いもよらぬ答えだったか、迷ったように黙るレインは、フンっと鼻を鳴らしたかと思うと、踵を返した。
「とんでもないお人好しだな。いつか死ぬ」
「かもな。だから決めたさ、強くなるって」
「それでなれるなら、誰も苦労しない」
冷たく言い放ったレインがその場を去ると、ザイロはまだ十メートルも進めていなかったリサの元へと駆けていった。
「いぃよし。それじゃあしゅっぱーつ!」
翌朝。意気揚々と酒場から出たリサの後に、納得のいっていない様子のザイロと、いつもの表情のイリオが続く。
「お前、なんで当たり前のように着いてこようとしてんだよ」
「何いってんのさ。ドルバーンさん言ってたじゃん。ちゃんと監視しろって。だから着いていって、監視させてあげようと思って」
「させてあげるってお前。まあいいけどよ」
「それでさ、どこにいくの」
「向かうのは北のーーあ?」
ザイロは酒場の向かいの建物をみて、言葉を止めた。
そこには壁に座りこみ、眠っているレインがいた。
不思議そうにザイロは近づいていった。
「おい、何してんだよこんなところで」
その言葉で目を覚ましたレインは、目をこすりながら立ち上がる。
少し動きずらそうにしていて、まだ膝は傷んでそうだ。
「お前を待っていた」
「ここで一晩中か」
酒場は知らない人間が多いからな。入りたくない。だからここで待っていた」
入りたくないって。だからって一晩、外ですごせるかよ。
人見知りだからって、ここまでできるものか。
「お前。めちゃくちゃだな。まあいいよ、何の用だよ」
「困っているか?」
「困ってる、何にだよ」
「何でもいい。困っているか?」
不躾な質問に戸惑いながらも、ザイロはうーんと考えた。
傭兵にはなれたが、先行きはまだ不安が多い。
「まあ、困ってる……といえばそうかも」
「そうか、仕方ない。なら助けてやろう」
「はぁ?」
ザイロは驚いて口を開ける。
「お前が言ったんだ。困っている転生者がいたら、助けてやってほしいと。別にお前じゃなくても構わないんだが、近場に困ってそうなのはお前しかいない。消去法でお前を助けてやろう。ついていく」
面倒くさそうな表情で、レインを見つめる。
コイツなりの恩返しなんだろうが、どうも屁理屈が臭い。
まあ、一緒にいてくれるなら助かるのは確かだ。
「そうかよ、じゃあよろしくな」
「えー、レインも一緒にいくの?」
嫌そうな顔でリサがそういう。「私コイツ嫌いなんだけどぉ」
「そう言うなよ。一緒にいたら、案外いい奴かもしれないぞ」
「ほんとにぃ~?」
「文句があるならお前が残れよ。ほらいくぞ」
ザイロがそう言うと、街の外へと歩き出した。
「ところで、どこにいくんだ」
レインが聞いた。
「ミヘルドって街だ。北にある。ドルバーンさんに言われたんだ。そこへいけって。そこにはすごい魔法使いがいるってさ」
「力は認めてるが、お前はまだ弱い。俺が鍛えてやる、と言いたいところだが……」
ドルバーンは少し悔しそうな顔をする。「非術師の俺ではお前のポテンシャルを引き出すことはできないだろう。その魔術師に会うのが、お前が強くなる一番の近道かもしれない」
「なるほど。その人の名前は」
ドルバーンは何かを思い出すように、少しだけ上を向いた。
「国王軍、最強の部隊『赤獅子』。二十年前にそこにいた魔術師。シェナド・ヴァイナ。数多の魔法を操り、王から贈られた称号は『千魔』。その人はそう呼ばれていた」
「ねぇー、ザイロー、足が痛いよぉ」
リサの弱音にザイロは面倒そうにため息をついた。
まだ出発して二時間もたっていない。
「おんぶして運べっていってるのか。レインなんてまだ膝治ってないんだぞ」
「おいザイロ」
と隣に来るレイン。「あのイリオという女。全く喋らなくて緊張するぞ」
「なんだよ、喋りかけられても困るだろ」
「全く喋らないのも困るんだ。いい感じに天気の話とかできないのか。お前が間に入ってくれ」
ぬぐっとザイロは苛立ちをにじませた。
面倒くさい、コイツら。
とりあえず木の木陰で休憩することにした。幸い今日は天気もいい。
「ねえ、その刀の名前、何ていうの」
「名前……ない」
「私が付けていい? 蒼天龍王丸ってどう」
「りゅ、龍王?」
リサとレインが謎の会話をしている。
まあ、あの感じなら、そのうち打ち解けるだろう。
まったく、数日前は静かな旅だったのに、一気に騒がしくなった。でもーー
「ザイロさん」
その様子を一緒に眺めていた、イリオがいった。
ゆったりとした風が流れる。
それは優しく頬を撫でると共に、彼女の髪をなびかせていた。
「どうした」
「こんなこと言っていいのか、わかりませんが……私、少しだけ……楽しいです」
それを聞いて、ザイロはふふっと笑った。
「奇遇だな。俺もちょうど、そう思ってた」
事件の三日後。
書類整理をしていたドルバーンだが、アイシャに呼ばれてロビーに出ていた。
どうも変なやつが出たようで「ここで一番強いものを呼んでこい」と言われたらしい。
別に一番とは思っていないが、ややこしい奴は自分が追い返すことになっている。
「誰だ」
柄にもなく狼狽している様子のアイシャに聞くと「あ、アイツです」と椅子に座る一人の男を指さした。
金髪で貴族がするような赤いマントを肩に羽織っている。傭兵のナリではない。
「何か用か」
近づいてドルバーンが問うと、男は悠然と立ち上がった。
瞬間、悪寒を感じる。
大きなツリ目で見上げられた。
身長はドルバーンのほうが二周りほど高い。だが、その強い黒の目に射られると、見下されているような感覚を覚えた。
「弱者が」
悪魔じみた顔のそいつが、ぼやくようにそういった。「頭が高い。跪け」
突然、体が重くなり、ドルバーンはその場で膝をついた。
はたから見れば、忠誠を誓った騎士とその君主に見えたかもしれないが、当然そんなことはない。
すぐに立ち上がろうとしたが、できなかった。
姿の見えない何人もの悪魔に、全身を押さえつけられてるように。
なんとか頭だけを上げると、踏み潰した虫を見るような目があった。
「質問する。答えろ。イリオ・ハイメインという女を探している。貴様は知っているか」
転生者 ゼノン
『グレム』 重力を操り、万物を押しつぶす魔法




