第三十一話 2日目ーその2
異例の投稿ペースを統一して初めての2日連続投稿です。2日連続のため量は、少ないです。
5分前ー五雹ドーム
(ここはどこだ……?)移送されて約9時間彼は眠らされていた。手足に手錠をかけられて目隠しやマスク、ヘッドホンをつけられていた。手錠以外はすべて、無くなっていた。
「気分はどうだい?」その言葉に彼は驚いた。身につけている収容所のラフな服装でマイクやスピーカーをつけていないのにもかかわらず何故か声が聞こえるからだ。声は続ける。
「驚かせたかもしれない。一部、君の体に細工していてねその一つがこれだ」淡々と、事実を言ってきて何も知らされず、ここに連れて来られた身になってほしいと思いつつ、その声に投げかける。
「よく分からない。簡単に説明してくれ」何とか状況を把握することに努める。少し間をおいて声は言う。
「今、敵のleftが、二人こちらに向かっている。そっちにその情報を送った」
「なんだこれ?」いきなり目の前に、情報が出てきて焦った。「コンタクトレンズに反映しているものだ。君の『速度』にピッタリだと思わないかい?」
「結局、何が言いたい」少しだけいらだってみたが反応は鈍かった。
「今からその敵を倒して頂きたい」シンプルに目的を言った。
「断ったらどうなるんだ?」一応どうなるかを知らないから聞いておきたかった。
「シンプルに、君の体内にある装置から毒を刺す」
(逃亡は無理か……)服装がここまでラフなのは、それが理由だと考えた。
「何で俺なんだ、他にもいるだろ俺と似ている奴」
「君は中部との戦争で、兵士を多く殺した。その殺人罪と戦争犯罪人として本来なら軍の実験施設で永遠に歯車として、動いてたところを救ったんだ。だが、戦争犯罪人を水に流せたけど殺人としての罰は受けてもらうのが条件だ。刑務所で言う刑務作業の類と思っておいてくれ」
「分かった。やればいいだろやれば」諦めて大人しくした方がいいと判断した。
敵left接敵30秒前
「来るぞ、今から解除する」声の主は北野と呼ぶことが分かった。自ら名乗ってくれたのだ。赤に光っていた手錠が緑に変わり手足が両方解除された。
「お前とは、似た者同士法則とか見つけれるはずだ。後は好きに戦ってくれでは、」それを最後に北野との通信が聞こえなくなった。
「さて、まずは奇襲から…」
『能力発動』
そうして姿を消した。
「本当にこれでいいのか?」モニターを眺めて『龍』は北野に聞いた。
「いいさ。自由が一番戦いやすい。それに面白いのが見れそうだからね」にっこりと笑って返した。
「そうだと良いな」そうして再び、戦いを見届ける。
現在
「ここで…敵を……終わらせてやる!」中国軍 谷賢は元中部軍。現在、関西国収容施設所所属関西軍管轄下の 木戸 翔とにらみ合っている。
「悪いが、あんたには恨みがないが、死んでもらう」
(さてどうするか)西部開拓時代、2世紀前のガンマンが早撃ち対決をしたように2075年で形は違えどそれと似た状況に変わりない。賢は、既にナイフを構えて立ち止まっている。
(あいつ能力に感づいたな……)マグナムから時代を超えて今は超能力の類に変わった。
「接近戦と行こうか」
両者は、左手にナイフを構え、衝突した。早撃ちのごとく銃弾のように




