第二十八話 宣戦布告
多分ペース的にこの章で70話ぐらいしなきゃいけない…今のペースで丁寧にするとそうなるが最後まで見ていってください。
1時間前ーアクアトンネル
「ここが怜央さんの指示で進んでる場所です」そう言いこの場所を紹介している。それは何故か?あの時、大阪議事堂で中山や隊長が見たいと言い始めたのが始まりである。最終的にここへ連れてきたのが現在に至る理由である。
「それにしても、よく建設会社を動かせたな…leftで忌み嫌われてるんじゃないのか?」
「シー。静かにしてください。そこんとこ秘密にしてあるんですよ」周りから聞こえないようにジェスチャーで指示する。
「あぁ…それはすまない」
「それはそうとしてこの施設の目的は一体何だ?」中山が聞いてくる。このアクアトンネルに興味があるような質問の仕方だと思う。
「それについてですが、聞いてないんですよ。彼からこのトンネルの使用目的を…」歯切れが悪く北野は返答を返す。
「君のような部隊のNo.2にも教えないとは、相当自分しか信じない性格なのかい?彼は」再び中山の質問に対して答える。
「それはありませんよ。怜央さんにしか感じたことのない事を話や、この場所について共有してくれてるんです。それは間違いですよ」優しく答える。内心怒りがあるのかもしれないが、表面的に嘘の表情で固めるしかない。
プルルルル
「すいません、電話のようです」隊長は、端っこに行った。
「はい、私です。‥はい‥はい、
それは本当ですか!すぐに伝えます」隊長は、急ぎ北野の元に来た。
「すいません、数分前に中国と四国が戦争を始めたと国境の部隊からの報告です」中山や、他の人達に聞こえる様に大声で言った。
「それは本当か、今の国境付近はどうなってる!」急ぎ引き返し、エレベーターの方へと向かう。
「おい見ろよこれ」作業員達が、リングを確認しておそらくだが戦争がその姿を見てか分からないが作業員は、こちらを見て、ただ事では無い事を察して我先にとエレベーターの方へと走ってゆく。
「ghostの無能力の二人が指揮して居ますが前線にleftが居るため撤退し現在敗走を続けていると… 話している最中、壁にぶつかった。
(行き過ぎたか)そう思った束の間、そうすぐに端に着くはずが無いと思ったがすぐに正体が分かった。作業員が止まっていたのだ。しかもエレベーターへ向かう通路では無く、トンネルで止まっていた。
「何事だ!」背伸びをして向こう側の様子を見る。奥には薄暗いが作業員が何層も集まっていて、その更に奥には、こちらに向かってくる少人数が見えてくる。一見、自軍の特殊部隊か何かだと思っていたが目を凝らしてよく見ると、全身が黒い重装備で予想以上に戦争の感じである。
(救助か何かにしては予想とは違うのを持っているな)おい助けてくれ!今やばいんだろ。作業員が小部隊に助けを言うがその場に立っている。
後ろにいた部隊員が並行に並び始め作業員に銃口をこちらに向ける。
(やっぱそうか!)全てを察して、
「みんな逃げろ!」
バララララララララララララ
声が掻き乱されて始まった。一番最初に後方の自分達が真っ先に物陰に隠れたが、先頭の作業員達は順番に銃弾の声に倒される。後ろの作業員は逃げるが銃弾はそれより速く体に弾着して血と肉の塊がその場に残る。
ここからどうする
左右の物陰にそれぞれ隠れて、向こう側の隊長の大声は銃弾に掻き消されて何も聞こえない。中山や他の者は拳銃を、向けて応戦しているが武器の火力差が違いすぎる。時間稼ぎとしても数秒しかもたいないのが、現状である。
(どうする…ここにいても後ろに退けば出口はないし、前には、敵。今あるのは拳銃。さすがに詰m…
カランコロン 音がした方を向くと、
(手榴弾…!)
ハ!ハァハァ…
(考え過ぎ自分の良くない癖…いや、それよりどうする。考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ…自分!)
「スリー、フォーどうした。なんだお前!うわゎわぁぁー
銃弾の声は、やみむしろ奥の闇に向かって放っている。
(何が起きた!敵の敵、味方か?)
「皆さん無事ですか」感情のこもっていない言い方ですぐに分かった。
「『無音』か無事で良かった。!」奥から『無音』と数名を引き連れて、現れた。
「あの相手以外と隙だらけだった」彼がこう言ったのは、彼の出身とleftが一番の理由だった。彼は、元々諜報や暗殺を仕事にしている裏社会の一族で、警察によって逮捕されその後leftだと判明し、収容所に入られた。その後、脱獄し再び捕まった後、怜央と自衛隊に入隊後入った。『無音』は対象の相手の聴覚を奪える。そのため暗殺との相性が良いため彼がこう発言したのだ。
「それよりさっきエレベーターが爆破され非常時に使える階段しか使えない」冷静に言った。
「なぜそれを伝えれなかった?施設は直したはずだろ!」隊長は聞いてくる。
「どうやら宣戦布告と同時に、妨害工作で使用が出来ないようフレアをまかれてた」
「そうか…ここはそう安全だと決まっていない。階段で移動しよう」合流組は、急ぎ足で階段に向かって歩いた。それが最優先で一番速く地上に出れる方法であった。
因みに、階段から地上へは30分〜40分はかかる事になった。
郡上八幡城の時、『無音』の能力があったからこそ最終的に逆転勝ちできた部分があります、それを本編に書いていなかったのを本エピソードで思い出したのでここに載せて置きます。




