第二十七話 事後
短いですが、どうぞ
数時間後ー大阪議事堂爆破跡、非常事態対策テント
「思ったより酷い」北野は報告書に目を通すが地下施設、地下鉄、議事堂、郡上八幡城など被害が主な被害先である。
「特にサイバー室の人員の8割死んで、そのサイバー室のleftの子は意識不明の重体。その結果、開設予定の情報局と調査局の延期。全て準備段階に仕掛けられている。」報告書は、少し古臭い形で紙に書かれたのをホッチキスでとめた物であるが意外と、デジタルの報告書以外の様式も悪くはないと思った。
「おまけに怜央さん。桂川で戦闘して、無茶したんだな。だけど痛みわけで5年前の脱走事件で逃げた中村を捕獲したのはかなり大きい」紙をめくりながら今の状況を、見てやはり軍事面でもそうだが、政治的空白も大きい。首相含めて、そのほとんどが議事堂の爆破に巻き込まれている点が更にこの点を複雑難解にしている。臨時で元中部共和国の首相であった神田が今の関西国の首相をしている。
「まさか敵国の元首相が異例の大出世で俺たちの国の首相になるとは。状況的に適任者が彼しか居ないのが仕方がない」あいちの隊長が政治に関する報告書を見て言った。
(しかしなぜ議事堂などに仕掛けられるの?明らかに、内部に敵が居ることになるがどこのどいつなんだ?)
「ひとまずだが救助活動は、どうなっている?」テントの隊員に聞く。
「以前、4割しか進んでいません。理由として、爆発の一部に民間のインフラや、軍専用の地下鉄が含まれておりそれで進行が大幅に遅れています。また桂川駅での無差別殺人事件で旧JRの京都線は運転見合わせの為そちらの方も残念ながら不可能です」
(やはりこう聞くと、難しい状況すぎる)
「陸、海、空は依然として、軍事面での復旧作業に尽力している為動かせるのは少ないかと」隊長の言っていることは、遠回しに無防備だと言っている。
「さっそくだが、舞鶴、桂川、表部(兵庫の新たな港。海面上昇で新たな民間の港として開港された)の3割を2国の国境へ、移動させるように。ついでに、私たちの部隊をここに集めるように伝えろ」みんな、頭が真っ白になっている。兵士、中山、隊長、消防士、この場にいる全員である。無理もない。さっきの発言を無視しているからである。
「話し聞いてました?ですから…
「分かっている。だが少しやり方を変える。それはみんなに秘密にしていたことだ。時期にわかる」
「すまないがその件で用があるからこれからしばらく頼む」北野はテントを後にした。
?「問題ない。彼らは、すぐには動けない。1時間後には作戦を開始しろ」返事がくる
?「最後に勝つのは我々だ。君たちはここらで退場してもらう」
関西国ー???
「それにしても、本当にここ、完成するのか?」作業着を着た男は尋ねる
「2週間以内に造れと上からの指示だ。どうやら中部との戦争から極秘裏に進んでるらしい。どうやらleftの軍人とそのお仲間が必要だって進言したらしい」休憩所で、タバコを吸い始める
「leftかよ。あいつらのせいで俺らはここで働いてんだよ」
「それにしても本当に使うんだここを」
「じゃなきゃ今やってねーよ。このアクアラインの建設」
ビーン
「休憩時間の終了だ。すぐに行くぞ」
「はい」渋々、二人は歩く。水に濡れた床を
1時間後ー国境
「こちら、関西国軍第なn…
バン!
「それにしてもこれが、中部に勝った国なんですか?なんていうか思ったより弱くないですか?」
「そっちの方が楽だから良いんだよ。問題なく進んでる」
「それじゃあ作戦開始」




