表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Left  作者: Re-rEri0
関西vs? 序章
PR
26/29

第二十六話 先制

同時並行を書きたくて2分割してます。スマホは横向きの方が良いかもしれません。

数分前ー大阪議事堂          数分前ー郡上八幡城

この日の北野は、忙しい。何せ戦争の傷 この日、情報局と調査局が新たな戦いに

を治す為の処理をしなければならない。 備えて郡上八幡城のサイバー室のメンツ

いくつもの書類を抱えて、議事堂の軍事 の各々は新たな開設される2つのどちら

室をあちこち回らなくてはならない。も かに配属されるので、事実上解散となる

ちろん他のメンバーにも手伝いをお願い 最終日に、お別れ会が開かれていた。郡

しているが中部で治安維持をしているか 上八幡城は、戦争の終盤から、現在まで

らここ最近は一人でやっている。怜央は ここで、中部の治安維持の要として機能

情報局や調査局開設に割いているからあ している。そのため戦時中で即時結成し

まり会ってはいない。曲がり角を曲がる た中でも今は、だいぶ気が緩く仲が良い

と、中山とぶつかった。一瞬体が揺らぐ 親友とも言える関係になった。なにせ、

が体幹でなんとか耐えた。       戦争が終わり戦後とも言える世の中でピ

チィッ                リピリした戦時から楽になったからであ

舌打ちが中山の方で聞こえたが、ぶつか る。城の内装は戦時と少し変わっていて

って嫌だったのかそれとも怜央と行動し 二階や三階が、寝泊まりできるようサイ

ているから嫌われているのかのどっちか バー室のメンバーそれぞれの自室が、並

なのか分からないが、それはどうでも良 んでいて一階は、ショッピングモールや

い。急いで他の資料を自室や作戦室に運 ホテルのラウンジのような造りになって

ばなくてはならない為再び早歩きで走っ いる。ほとんどのメンバーが、一階のラ

た。中山は、中部との戦争で首相を守っ ウンジに集まっている。ほとんどは、今

ているとは聞いたが(あの腰抜けめ、散  後の部署について話している。

々嫌味を言っておいて自分は安全な所で 「皆さん、お待たせしました。」

籠っている。今度は、前線に出させて、 一人の少女が、輪に入っていった。

やりたい)だが一応中部に行ったりして  以前、松代の作戦でシステムダウンさ

仕事場の環境を調べたりとあいつも以外 せて作戦成功へと導いた、

と仕事をしている。ともかく長い廊下で 『ハッカー』のleftである。彼女が居な

あれこれ中山やメンバーの事思いながら かったら、あれほどの時間稼ぎが出来る

資料をあちこちにある部屋に渡している のはほとんど居ないためむしろ今居なく

と一人の兵士がこちらに向かって来た。 てはいけないleftである。

「すいません北野さん、倉庫はどこにあ 「待ってましたよ」眼鏡の男が言った。

りますか?」ここらへんは殺風景で造り ここではサイバー室の所長である。

が一緒のためあまり目印になるのがない 「いやぁ〜逃走車の追跡協力で時間かか

から聞きにくるのは、納得できる。    りました。あのドライバー相当な腕前

「倉庫は左の三番目の部屋にあるよ。」  でした」

指を指した方は、自分が先程通った道の 「それにしてもみんな始めちゃってるよ

左手の方の三番目に倉庫がある。ここは  早く来なよ」

中山や自分もよく使うことが珍しい倉庫 和気藹々と盛り上がっているが、まだ日

で普段は、ここではなく司令所の方を使 本の統一まで気を抜く訳にはいかない。

うがしかも兵士が近寄る場所ではない。 そもそもleftとは何か?なぜ突然出てき

「一応聞くが、誰かに頼まれたのか?」 たのか?当然自分の能力の事もなぜ、

少し驚くが、             それなのか分からない。

「中山さんに一応…頼まれて…」    「どうしたの気分悪いのか?」

「そうか、あの人か……」       「いえ…別になんでも無いです」

ブツブツ言って少し悩みすぎたからか  みんなが、自分の顔を覗きに体をしゃが

「あのもう行きます。ありがとうござい んでいる。

ます」すぐに行ってしまった。だけど、 「一旦トイレでも行ってきたら?」

礼を言ってくれたのは良い兵士だと思っ 「すいません。トイレ行って来ます」

た。                 少し早歩きで、トイレの扉に向かって、

(もうすぐで、ドアノブを回す所だな) 走る。ドアノブに手をつける。

カチィ                ガチィ




(何が起きたんだ⋯) (みんなは、どこだ?あの子は?)

耳が酷いがサイレンと救急が居るのは分 とりあえず上に乗っかる瓦礫を払い退け

かる。                色々見てくる。どこも血まみれのコンク

「大丈夫ですか?」          リートと仲間が倒れている。爆発がどこ

救急隊員が助けに来てくれた。     で起きたか分からないけど、今は彼女が

「北野さんですよね?」        心配だ。吹っ飛ばされても場所は、良く

隊員が聞いてくる。          分かる。あそこにいかなければならない

「はい…私が…北野です」       ようやくあそこに着いた。だが足が潰れ

向かっているのは仮設テントで軍人が多 瀕死になっている彼女はそこにいる。

く行ったり来たりしている。      メガネは壊れて服もボロボロ。

中に入ると、中山が指揮していた。   (どうしてこうなったのか?)

「中山さん…すいません。後は、任せて 所長は一人悩む。血まみれの中立って、

ください」睨んでいると思うが、今いる いる。

場所をどいて             「大丈夫ですか?」

「任せました」との一言。       「『龍』…。」

「現在の状況は?」          「今の状況は?」


現在ー???

ブルブルル

「はい私です。はい、はい、後もお願い」電話が切れる。

「兄さん…最初うまくいったよ。」

「そうか、では始めよう。全軍を関西国の国境に貼っとけ。戦争の始まりだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ