第二十一話 能力使用
長くなりました。
「北野ォォー‼︎」
目の前にいるのは、自爆した北野と少しやけどの辻がいた。
「クソ。時間切れだ…」
能力を維持できる時間に達し強制解除された。能力発動の為の再活動が必要になった。要は、丸裸である。
(あと少しで辻を追い詰める事が出来たのに……)
段々と近づいてくる辻は、火傷の影響で右足を引きずっていた。逃げようとしても振動で動けない。
(危なかった…あの時『地震』が持ってる一つのやり方の液状化現象で地面を傾斜して爆弾を北野という奴に近づけてよかった…だが流石に火傷と右足が犠牲になったが怜央は私の能力で動けない。つまり私の勝ちだ怜央)
そのようなことを思っていたら怜央の目の前に立っていた。自分が持っていた銃を左手に持ち
「さよなら怜央。私の勝ちだ」
銃を構え撃つ寸前、
「いいやまだ…だ」
その言葉に惹かれて、話す。銃は構えたまま。
「何を言ってる?仲間は全滅、お前は能力が消えて動けない。詰みの言葉以外何がある?」
その言葉を聞きゆっくりと顔を上げこちらを見てくる。その目は今際の目ではなく、終わらせない意志を感じる目である。その目で微笑み言う。
「チェスは、チェック(チェックメイトの一歩手前)と言うのがある。
?とする辻を見つめ、続ける。
それに今ハマったんだよ。俺たちになぁ!」
それを聞いていた辻の銃を蹴り飛ばす。辻はさっきの負傷で攻撃を許し後ろによろめいた。怜央は、その瞬間に構える。
「あなたの能力使わせてもらいますよ。山波さん」
『能力使用』
『磁石』
約1ヶ月前ー郡上八幡城攻略戦後
「能力の使用?」
北野と怜央の会話である。
うん。
「確証は無いけど、倒した相手の能力を使うことが出来ると思う。実際『斬撃』や、『磁石』の相手から、何か飛び出て自分の中に入っていった。それがleftの根幹部分だと思う…多分」
「じゃあその能力の使用を切り札として自分たちの秘密にしましょう」
それを聞き、頷く
「今日は寝て今後の作戦練習に影響が出ないようにしよう」
「そうですねおやすみなさい」
現在
ゴゴゴゴ…
想定外の事態に驚きを隠せない辻を横に説明する。
「自分の使用した『磁石』は、俺と勝負して負けたお前の部下の能力だ。」
(磁石…山波か)
「そしてこのフロア全体は鉄の壁が多い…
そして辻に指を差す。
お前自身をネオジム磁石より強力にした。後は野となれ…山となれ」
ベリッバキィ…地下五階が揺れていく
「Bon」
すると、鉄を含んだ全てが磁石の性質を持つ辻に向かう。辻はその一瞬こちらを見つめる。
「悪いが北野を瀕死に追い込んだお前を許さない」
「怜央ォォー
グギ、バタン。潰される音が聞こえた。
その言葉を最後に聞いて辻は大量の鉄に潰された。
能力使用
能力使用で自分が倒した能力者の能力を使う事ができる。
能力使用=能力解放と同じ威力である。




