第二十話中部vs関西18 地下五階
短いです。
「'お前'は"辻か」
この感覚は昔収容所で、経験したことがある。間違いなく辻だと分かった。
「久しぶりだ…怜央元気か?」
少し嬉しそうな言い方で近づき2mぐらいまで近づいてきた。
『能力発動』
自分の能力で辻の能力を中和した。
辻の能力は『地震』でその名の通り地震の能力で自分が立てなかったのは、揺れの影響である。何とか立てた後質問に答える。
「元気だよぉ」
「何しに来た」
少し言い方の雰囲気が変わった。聞きたい事の芯を言っている。
「お前らは関西と関東での2正面でもう限界だ。此処ももう落ちる。降参しろ」
こちらも強く返した。だが
「知ってるよ。お前の本音が聞きたい」
本音…
自分言いたいことが何かわからない。返す言葉を見失ってる自分に辻はため息混じりに続けた。
「お前は、そういう所が苦手だよな。
後ろに下がりながら
あと’降参しろ'の返答言ってなかったよな、答えは
NOだ」
!。まずい
来る…!
『能力向上』
走る足の周りで震えていく。咄嗟に銃を取り出すが振動でうまく定まらない。
だが自分の横を通り過ぎていく。
まさか狙いは北野達。 後ろを振り返ると北野と5人が未だ捕まっている。
「させるか」
銃に能力を付与して撃つ。弾丸の軌道は素早く辻に向かうが辻も弾丸を撃ち相殺する。
「何!?」
間も無く5人を気絶させた。
「北野、避けろぉー」
咄嗟に地面に手をついて解除させる。それと同時に北野が両手から閃光弾のピンを抜いた状態で目の前に見せる。
ボン
視界が真っ白になる
『能力向上』
自分の能力で目が見えるようにする。反撃の一手をくれた北野のためにその近くにいた辻を倒そうとするが予想外の展開だった。目にゴミが入ったか分からないが今見えている人が一人に見える。
「危なかった。目を瞑ってて正解だった」
その言葉は辻であり頭から血を流して倒れている北野が見えた。




